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2008.04.14

お花見

春の遅い東北地方にもようやく柔かく暖かい春の陽射し。まだ毎日ではないので、薄手のコートを着て出かける日も少なくありません。
昨日、日曜日お昼からはコート不要のよいお天気に回復したので、酒田の桜の名所の一つである「日和山公園」に行ってみました。
Photoデジカメを忘れて出かけてしまい、携帯電話のカメラでの写真です。(トホホ)
港に近くちょっと小高い場所にある為、風が吹くとまだまだ冷たい感じはありますが、陽射しが当たっている限りは大丈夫。多くの家族連れや仲間同士でシートを敷いて思い思いに花見を楽しんでいます。

「日和山公園」は、その昔、船頭衆が朝な夕なに日和を見た港近くの丘の跡が公園になっているのですが
、現存するものでは最古のものと考えられている(文献上は寛政6年(1794年)に記載あり)「方角石」の置かれた場所からは、港、最上川、日本海、出羽三山、鳥海山が見渡せます。

Photo_2かつて「西の堺、東の酒田」と言わしめた「北前船」の重要な貿易港であった酒田を再現すべく、小型の北前船が常置されています。お舟の向こうには、これまた日本最古の木造灯台と言われる六角灯台が見えます。
Photo_3Photo_4櫻は木によって開花の状況がまだ揃わず、蕾の多い木から3分〜5分程の開花状況のものもまだたくさんありますが、中には7分からほぼ満開の木もありました。

Photo_5屋台、出店も多く、人出もなかなかのものでしたが、この「イイダコ丸ごと入りたこ焼き」は初めて見ました。なんだかたくさん人が並んでいたのと時間に余裕があったので私も並んでみました。味は、まあ、イイダコの入ったたこ焼きでした(まんまですやん!)。関西出身ではありませんが、西日本歴の長い私ですから、お好み焼きやたこ焼きなどの「粉モン」にはちょっとうるさいです。私には普通のたこ焼きの方が好みです。あ、山形で売ってる「マヨタコ」(マヨネーズ入りたこ焼き)は好きですよ。

Photo_6「日和山公園」の近くに「日枝神社」があります。
今年、元日に「三社参り」をした一つ。酒田の鎮守です。
この赤い鳥居に掛けられた御神額は明治時代のもの。当時の陸軍大臣であった西郷隆盛の書になるものだそうです。今年のNHKの大河ドラマ『篤姫』は当たり!のようですが、西郷隆盛(配役は小澤征悦、あの小澤征爾氏の息子さん)の出番がどんどん多くなって来ているようです。徳川幕府の終焉期を生きた「天璋院」の生涯を描くドラマですから、西郷ドンはとても重要な登場人物な訳です。
以前、本ブログで書いた酒田の「南洲神社」や庄内藩士による「南洲翁遺訓」など、西郷さんと縁の深い酒田ですが、その鎮守の神社の鳥居の額が南洲翁揮毛によるものであることは酒田市民でも知っている人は少ないようです。

市内を走る新井田川堤にも桜並木があり、まだ多くは3分〜5分咲きと言う感じで満開まではまだ数日から1週間程かかりそうですね。酒田にもようやく春がやって来ました。

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コメント

鶴岡の庄内神社もお花見で賑わってましたよ

投稿: kiriya | 2008.04.14 17:30

kiriya様、初めまして。コメントありがとうございます。
庄内神社(鶴が岡公園)は庄内一の桜の名所ですから凄いでしょうね。人出の多いのがあまり得意ではないので、わざわざ鶴岡まで出掛ける気にはならなかったのですが。
私は昔朝暘町に住んでいたので、赤川の堤の桜並木が好きです。

投稿: balaine | 2008.04.14 18:20

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