ヴァレンタイン
どうしたのでしょう。この3日くらい、酷い天気です。
一昨日夜、昨日日中は、外を歩けない位のいわゆる地吹雪でした。隣の院外調剤薬局の引渡式に出席するため、わずか2,30mの距離を歩くのも困難。ブワ〜ッと雪が舞うと目も開けておられず呼吸も停めなければ行けない程になります。(写真は、自宅前の雪、この写真を見る限りはおとなしい積雪のようですが、、、)
「こんな地吹雪の酒田に、なんで九州生まれの先生が住む気になったんですか?」と大家さんであるC社の会長さんから聞かれました。確かに、JRの列車を脱線させてしまう程の竜巻や雷、そして地吹雪と冬の庄内地方は交通も寸断される様な天候になる事が年に2、3回、日数にして計1~2週程はあります。
でも、九州や四国で酷い台風を経験した事がある私にとっては、「沖縄や九州の人が毎年、強烈な台風で酷い目に遭いながら、九州を逃げ出したりしないのと同じですよ」と答えます。
高松に住んでいた時は、2年間に確か2回程床下浸水の被害に遭う位の台風による豪雨に見舞われたこともあります。でも人々はそこに住み続けます。
(上の写真は、クリニックの駐車場から。写真の真ん中辺りに、ぼんやりとゴルフ練習場の高いネットが見えるでしょうか?地吹雪で数10m先の視界はほとんど利かない状態です。)
山形は、庄内は、雪が天災ですが、それ以外には台風もほとんど来ません(来た頃には弱い熱帯低気圧)、全ての市町村に温泉があるにもかかわらず地震も滅多に起きませんし火山も噴火しません。昭和51年の酒田大火のように、強い西風にあおられた大火事が何十年に一回か起きていますが、本当に雪、地吹雪以外には災害の少ない土地です。
今日は、聖ヴァレンタインの日ですが、昨日よりは少しましですが、まだまだ吹雪です。寒いです。
でも、ほとんど一日中クリニックにいて準備の仕事をしているので自宅にいるより楽ですね。
新しいテレビもHDD/DVDプレーヤーも入り(秘密兵器も、笑)、地デジもBSも綺麗に大きく見えるし、リハ室でフルートの練習は出来るし、遊ぶ事ばかりではなく確かに開院前の準備にする事はたくさんあるし、帰宅は遅くなりがちです。でも家に帰ると奥さんがSt. Valentine's dayのお食事を準備してくれていました。家で焼いた2種類のチョコレートケーキ付きでした。御馳走様!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
記事の内容とは直接関係無くごめんなさい。
balaine 先生、しばしば西郷南洲に言及されているのでご参考になれば。
実はこの中に私の存知上げている方が
いるのでびっくり。しかもほぼ10年ぶり
に誌面いやネットでのご対面でした。
ところで「篤姫」はごらんになっていますか。
平幹、長塚、高橋、佐々木と芸達者がいなくなったらほとんど学芸会状態になりそうですが、大久保、西郷ともに適役だった(西田さんの身長を除いて)「翔ぶが如く」が懐かしい。脇の配役もよかったですねぇ・・・(遠い眼)
http://mytown.asahi.com/kagoshima/newslist.php?d_id=4700028
投稿: 潤 | 2008.02.15 08:30
潤さん、「大河」を欠かさずに観ていたのは、「炎(ほむら)立つ」頃まででしょうか。。。その奥州藤原氏の最後の後室に使えた人々が開いたのが酒田です。
最近の大河が学芸会の様に見えるのは年を取った証拠なのでしょうか。。。
投稿: balaine | 2008.02.15 23:37