酒田のお正月
特別伝統的な事を書こうという訳ではありません。
大晦日あたりから天気予報通り雪、霰混じりの荒れた天候になりましたが1/4からは回復。青空も覗いています。クリニックの建築も順調のようです。
酒田観光の代名詞のような「山居倉庫」です。吉永小百合さんを起用したJR東日本のポスターでも使われています。古くはドラマ「おしん」でも出てきました。
「現役」の米蔵です。
そこにある「夢の倶楽部」という展示室が1/4まで入場料が半額の150円だったので行ってきました。西郷隆盛、荘内藩、酒田湊など最近勉強している事に関しても展示がありました。常設展示となっている辻村寿三郎作のちりめんを使ったお人形も見事です。これを見ていて、先日「光のページェント」を観に行った際に藤崎デパートでやっていた「与勇輝 人形展」を思い出しました。私のクリニックの設計担当の青木さんのブログに詳しく紹介されています。
「与 勇輝展 人形芸術の世界」を参照。
この人形展を見ていて気付いた事があった。
人形は本当に素晴らしい。江戸時代、明治、大正の雰囲気をよく再現している。人形の表情や身体の所作がすごい。まるで生きているようだ。そして、一番驚き感心したのは、人形を見ている人達の表情が皆やわらかいのである。笑顔というより穏やかな暖かさを感じさせる表情である。人にこういう表情をさせる力を持っている人形達。それを作る与さんという方の凄さを感じた。
私も、医師として、アマチュア音楽家として、人に自然に柔らかい「微笑み」が生じて来るような仕事ができ、演奏ができる、そういう人間になりたいな、と人形展を見ていて思った。
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