医療事務などの面接
いきなり現実的で生臭いタイトルですみません。
3月の開院を目指して、この週末を使い医療事務、看護師、技師の採用試験を行っています。
本日は朝から夕方まで、合計14名の筆記および面接試験を行いました。
写真は、酒田市飯森山にある「南洲神社」の隣、「荘内南洲会」で買い求めた『敬天愛人』の書。額に入れて玄関に飾りました。
宗教的な要素や経営者の才覚という面で組織の利益とか儲けという観点を「0」にしては読めませんが、稲盛和夫著の「人生の王道」や荘内南洲会発行の「南洲翁遺訓を学ぶ」などから、組織で共に仕事をする人を選ぶ場合の考え方や大きい小さいに関わらず一組織のリーダーとして職員を雇用するに当たって心がける事などを学んでいます。
面接試験の結果を判定する上で、知識、経験、能力、人柄を総合的に判断しなければなりません。ただ人当たりが良さそうとか、明るくハキハキして丁寧であるだけでも駄目ですし、電子カルテやレセコンの操作経験があり医療機関に勤めた実績があるだけでも駄目です。更に、複数の職員を採用する場合はそれぞれの特性がうまくかみ合う事も大切に考えなければなりません。
「いい」と思って選んだ人が実際に一緒に働いてみると難しい人であったり、いい人なのだけど様々な事情ですぐに辞めてしまうこともあり得ます。私や他の職員と相性が合わない場合もあり得ます。出来上がりを楽しみにしているリハビリ室兼音楽・講演室となる部屋もそうなんですが、いろいろ考えて工夫を凝らしていても、結局は出来てみないとわかりません。響きはいいのだけどピアノには向かないとか、弦楽器には向かないとかそういう事もあり得ます。
私としては、あまり余計な事は考えず、直感を信じ、「敬天愛人」の教えに倣って正しいと思う事を正しく行って私利、利己をなるべく心から排除して考えて実行するだけです。
一緒に働くのが楽しみ、と思えるような方を選びたいと思っています。
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コメント
会社勤めをしていた時、人事部に所属してました。採用事務の手伝いの手伝いくらいしかしませんでしたが、新人のその後を思うと、くじ的要素あるな、と思った気がします。業務的な能力は別にして、人柄や対人能力をはかるのは難しいですね。なにせ、面接時、相手は「よそゆき」で来ますから(笑)
クリニックだと、規模から言って、患者はどの職員の方とも接する機会があると思います。患者としては、キンキン声じゃない、上からの物言いじゃない、大声じゃない、早口じゃない方だとホッとします。そんげないのも困りますが、愛想良すぎるのもちょっと…こっちは元気ハツラツ状態で病院には行きませんもんね。病院では、ナチュラルに・丁寧に、でお願いしたいと、いつも思います。
そう言えばー
採用試験の成績は良くなかったんだけど、常務が妙に気に入ったから採用したと、冗談めかし係長に言われたのを思い出しました(笑)
私、4年足らずで辞めたから常務の勘はハズレだったようです(笑)
投稿: リスペクト | 2008.01.19 21:57