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2008.01.22

村治佳織ムーンライトコンサートin名月荘

1/22(火)は私にとってある記念の日です。
たまたま記念日と重なったのですが、昨日の記事に書いた様に表記コンサートに出かけてきました。上山市の葉山温泉にある「名月荘」の事は、このブログでも何度か触れたと思いますが、月に一回満月の日に合わせて「ムーンライトコンサート」という名月荘敷地内にある蔵を改造した会場でサロンコンサートを行っています。
過去に、高木綾子さんのフルートリサイタル、山形チェンバーミュージシャンズ(Vn.犬伏亜里、オーボエ竹谷智、チェンバロ梅津樹子)コンサート、早川りさ子さんのハープリサイタル「名月荘ムーンライトコンサート」6/7/07などを楽しみました。「ムーンライトコンサート」は大変魅力的な出演者を少ない観客で楽しめる、それこそサロン的な「独り占め」感があります。

122a122b先日、全国ニュースになってしまった、S交通のバス運転手がトンネルの中を走行中に気を失って乗客が何とかけが人もなくバスを停めた「月山第2トンネル」を通り、雪の「月山道」を越えて、庄内地方から村山地方に入ります。本当に雪の多いトンネルの続く辺りでは車を停める余裕がなくて、月山道最高点からかなり山形市側(西川町方面)に降りて来た所で写真を撮りました。きちんと除雪はされていて道の両脇の雪もそれほど凄くはありませんがこんな感じ。右の写真では小さくて見えるかどうか、外気温は「-2℃」と表示されています。

122山形市内のディーラーに車を持って行って、検査をしてもらう事も今回の一つの目的だったのですが、ちょうど新病棟建築中の大学病院の近くを久しぶりに通りました。大分完成に近づいているようで、外壁を覆っていたブルーシートや足場などは無くなっている様に見えました。大学に居た時には設置準備委員会に関与していた「術中MRI室」を含めて新しい高度先進的な手術室が完成し、病棟などのアメニティも改善する予定。大変なのは、病棟の引っ越し。確か1年以上掛けて、半分引っ越して空いた部分を改築して病院全体の増改築が終わる様になっていたと思います。

PhotoPhoto_2名月荘では、2階の大広間で昼食。今回は出演が村治佳織さんということもあって参加者がとても多く、50名以上いるようでした。山形らしさを出すよう工夫が凝らされた素材や料理法で(鱈の白子の茶碗蒸しなど)おいしいお料理を頂く部屋からは、一枚の絵を見るような大きな一枚ガラスを通して蔵王が見えます。曇っていたのですが食事が終わる頃には頂上近くまで雲が晴れて行きました。右の写真では、3つある蔵王のスキー用ロープウェイの駅の建物が見えます。知っている人にはわかる、「国体コース」や「樹氷原」「ざんげ坂」などと名前のついたゲレンデが見えます。「国体コース」のスタート地点は、写真の真ん中より左寄りの真っ白ではない頂の近くにあります。スタートすぐの坂は確か斜度38度あって、その場に立つとほとんど真下に滑り落ちるような感覚に襲われます。一度か二度挑戦しましたがきちんと滑り降りれた訳ではなく、転び転び降りた覚えがあります。

さて、食事を終え、午後2時から名月荘内の蔵でのコンサートの始まりです。
Photo_3(写真はコンサートを意識した家内の今回の帯。安物デジカメのフラッシュで光ってみにくくなってしまいました。コンサートの直後、「談話室」のピアノの前で)
天井の高い蔵には中二階のような部分もあるので、そこまで椅子を並べて5,60名のお客さんで満員。13:40開場という事だったので13:30過ぎに蔵に行ってみたらすでに20人程の方が開場を待って並んでいました。すぐに前2列は座席を確保されてしまったので3列目の真ん中あたりを確保。ギターを弾く村治さんとはおよそ4m程の距離。普通のコンサートでは考えられないような近さです。黒いハイネックの薄手のセーターのようなものの上に真っ赤なロングドレス。首には3重(?)のパールのネックレス。艶やかで品のある装いです。
プログラムは、まずはタレガの「アルハンブラの想い出」、続いてファリャの「粉屋の踊り」。クラシックギターの曲としては超有名な2曲を演奏されてMC。今回は昨日から現場に入って、温泉につかりゆったりした気分で当日を迎えたこと。こじんまりとした、温泉旅館の蔵の中でのコンサートは初めてで楽しみである事などをお話しになりました。3曲目はトロバの「ラ・マンチャの歌」という小品集。5曲の短い曲を続けて演奏。この3つはいわゆる「スペイン物」というべきもので、ギターの世界では定番です。なんとなくまだ「乗り切れていない」感をやや感じながら、でも次第に村治佳織の世界に引込まれました。4曲目は映画『禁じられた遊び』のあの有名な曲。5曲目は佐藤弘和編の「アメイジング・グレイス」とギターの世界を余り知らない人にも比較的ポピュラーな曲。平日の昼間に昼食と合わせてコンサートを聞きに来る、おそらく余りコアなギター音楽ファンはすくないであろうという事を考えたのかな、というプログラム。午後のひととき、村治さんの素敵なギターの調べに酔います(お酒は飲んでいませんよ、笑)。
6曲目はJSバッハ作曲「無伴奏パルティータ第2番ニ短調」からシャコンヌ。バイオリンの曲として有名な難曲と言える。数日前、家のHDDの中身を整理していて、2年程前にNHK教育だったか「故斎藤秀雄」の特集番組をやっていて、小沢征爾指揮で「サイトウ記念オーケストラ」がこのシャコンヌを演奏したシーンを見たのだが、それを思い出していた。音楽の全ての要素が詰まっていて一生学び続ける基本となるというようなことを故斎藤秀雄氏が話していた様に記憶している。村治さんもMCの中で、自分もギタリストとして音楽を愛し一生続けて行く上で、一生学び続けなければならないものとしてやはりバッハがある、今年は特にいろんなコンサートでバッハの曲を取り上げて勉強し挑戦して行きたい、と言うような事を言っていました。気合いの入った、素敵な演奏でした。
7曲目、プログラムの最後は武満徹編曲による「ギターのための12の歌」の中から「ロンドンデリーの歌」と「オーヴァー・ザ・レインボウ」。MCで説明していましたが、武満は自身はギターを弾かなかったがギターが大好きでたくさんのギター曲(特に編曲)を残しています。ビートルズナンバーや今回演奏した有名曲などは良く演奏されます。平成17年の庄内国際ギターフェスティバルの時も村治さんは武満のナンバーを演奏されたと記憶しています。温かく懐かしい感じで演奏は終わりました。
たくさんの拍手に対してアンコールです。
Photo曲は私の予想通り『タンゴ・アン・スカイ』。村治さんの持ち歌、「十八番」と言っても良い曲。某自動車会社のTV-CFでも彼女自身が登場してこの曲が流れていましたね。
ギターのリズム感、特にギターを指などで叩く打楽器的要素や細かいパッセージ、和音、アルペジオ、フラジオレットなど、短い曲の中にいろいろな要素の詰まった楽しい曲です。あっという間に約1時間のリサイタルは終わりました。CD即売会とサイン会がありましたのでちょっと参加。
写真の左側は「TRANSFORMATIONS」というCDに3年程前に頂いたサイン。右側が「10th Anniversary」というアルバムの中の小冊子(ちょっとだけ彼女の写真集の様になっている)の中のデビュー当時、確か14才の頃の彼女の写真に、「今」のサインを頂いた。漢字で書いていたのがローマ字になっていますね。デビュー当時から可愛らしく、大人になって美しさに磨きがかかり、演奏も外見も成長されている村治さんですが、今日の演奏も素敵で楽しかった。
サイン会では、「写真NG」「握手NG」とマネージャーのMさん(約3年前の山形テルサの演奏会の時にご挨拶して名刺を頂いていたムジカキアラの方)からもきつくお達しがあり、演奏中はもちろん終演後の彼女の写真は撮れませんでした。(;;)

Photo_2名月荘のお料理は美味しく(写真はデザートの「嶺岡豆腐」)、村治さんは美しく、演奏はエキサイティングで楽しく、お風呂は軟らかい湯質で温かく、幸せな時間を過ごして、また雪の月山道を酒田まで引き返しました。

そういえば、カウンターは18万をとうに越えています。
一日の平均アクセス数からすると、一昨日には越えていたはずです。脳外科領域の話や医学・医療の問題点を突くような話は避けているというか、余り触れない様にしています。ブログを長続きさせるためにもそのような意識(医学ネタを少し避ける)が必要な様に感じています。それでも、昔書いた「水頭症」の事や「脳卒中」のネタや「医療費」の事などにも「キーワード検索」から辿り着かれる新規の方もまだ多くいらっしゃるようです。少しでも役に立つような事があればいいのですが。。。
次の大きなカウンターヒットは、もちろん「20万」ですね。今のペースでアクセスを頂いていると2ヶ月半ほどで到達する可能性があります。3月末から4月初めという予測になりますね。
楽しみです。

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コメント

balaine先生 山形お疲れ様でした♪

カウンター180535です。願いといたしましては ご開院の日に「20万」としたいな~と勝手に思ってしまいました。

武満さんのギター曲は聴いたことがありません。興味大で読みました。ありがとうございました。

投稿: けんちゃん | 2008.01.23 01:44

3/3に20万とするためには、40日で19200アクセスが必要ですね。一日480アクセス、う〜ん、無理な数字ではないか、、、(笑)
武満のギター曲は、そのコードの進行がとても刺激的ですよ。

投稿: balaine | 2008.01.23 20:44

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