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2007.12.23

山響ファンタジックコンサート

12/22(土)午後2時から、山形市の山形市民会館大ホールで「山形市主催」の表記コンサートがありました。これは、「親子で楽しめる」コンサートということで、なんと入場料無料!
昨年同じ頃に、前もって市内各所(公民館、コミセンなど)で「整理券」を配布し、大ホールの客席数よりも多い整理券を配布したにもかかわらず、当日は6〜7割の観客だった、しかもコンサートに行ってみたいと考えていた私のような者が「整理券が完売」していたために行くのを諦めたのに、後から聞いてみたら整理券なしでも当日行ったらガラガラで何の問題もなく入れた、ということがあり、多少この運営に対して怒りを感じたものでした。

今回、このコンサートに行くことになったのは2つの理由があります。
1つは、本日(すでに昨日12/22)の午後に大学脳神経外科同門会の幹事会、総会、忘年会があるため山形に出向く必要があった事(飲むので当然お泊まりです)。もう1つは、昨日(12/21)、山響団員とファンクラブ会員との合同忘年会があった(これも飲むので当然お泊まり)ためです。

この忘年会は、山響団員さんが30名程、FC会員が10名程という数で大変盛り上がりました。
山響FCの中では仙台からも2名参加、「わざわざ仙台からいらして下さいました〜!」と紹介されていました。我々夫婦は酒田から参加ですが、山形ー仙台は車で50〜60分。山形ー酒田は1時間半、距離も仙台からの倍くらいあるんですけどね〜。「県外」からの参加者には負けます!(笑)
楽しいビンゴ大会もあり、山形弦楽四重奏団の中爺さんのブログでもその商品が公開されていました。
中爺通信「忘年会」をどうぞ!
山響コンマス(ミス)で、酒フィル弦トレーナーでもあるA.I.さんはじめ主要メンバーが大勢いらっしゃいましたが、12/22のファンタジックコンサートのトラで来られたTuttiの方も数名参加されていました。中には、特別客演コンマスの高木さんの奥さん(Vn.、先日の酒田定期にも乗っていた)もいらっしゃいました。いつも元気で愉快なTp.のお二人にHr.のお二人、いつも素敵なVn.のSさんや大勢の方といろいろお話しできて楽しい時間でした。Fl&PiccのTさんとは出身地や諸々の事をお話しし、私よりイッコ年上だと判明し驚かされました(お若く見えるので年下だと思っていました)。
1次会の後、14,5名が2次会(ワイン飲んで酔いました)、更に10名程が3次会まで参加。私も、コンマスやTp.のIさんとの会話が楽しく(1/3くらい寝てましたけど、、、(^^;;;;)ずっとお付合い。諸事私用などで参加されなかった団員、FC会員もいらっしゃいますが、来年(気が早い)は参加されると楽しいですよ。私は、先日の恒例の馬見ヶ崎河原での「芋煮会」が酒田でのオケ本番と重なって参加できなかった事、来年からは開業に伴い、平日夜に自由になる時間は少なくなりおそらく参加できないであろう事などから、今回少し無理して(山形に2連泊)参加する事にしたのです。
ホテルの部屋で横になるときは2時を大きく回っていました。
そして、今朝(昨日)12/22、宿泊のホテルのレストランで朝食を取ろうとしていたら、ファンタジックコンサートの指揮者であるJ.S.さんにばったり。略語で隠す事でもないので実名を出しますと、指揮者佐藤寿一さんは高校の2年後輩で一緒にブラバンに所属していたので良く知っているのです。現在は様々な活動をするためフリーですが、1998年から2004年まで山響の指揮者だったのです。

午前中の仕事を終えて、コンサート(13:30開場予定)に行くため、十日町の蕎麦屋「三津屋」に久しぶりに行ってみました。するとそのお店で昨晩一緒に飲んだFl&PiccのTさん、Vn.のHさん、そして今回都合で乗らないFlのAさんの代わりにトラできた仙台フィルのAさんにばったり(隣のテーブル)。更に、パーカッション軍団が4名来られてばったり。「昨日はお疲れ様でした〜」という感じになりました。まだ時間は早いのですがする事もないので、その足ですぐ近くの市民会館へ。13時ちょっと過ぎでしたが、開場されていて着た順に中に入っています。入り口の外には「最後尾」という、もしもたくさん並んだ場合の事を想定した立て看板がありましたが、ちょっと虚しい感じ。会館の外では、どなたが扮装していたのでしょう、サンタさんが来場した子供たちに愛想を振りまいていました。

開演は14時なので約50分、プログラムを眺め、客席で子供たちのキャッキャッという喧噪を子守唄に少々仮眠。5分前に、まるで小学校のチャイムのようなキンコンカンコンというお知らせがなり、14時丁度にコンサートスタート。山響に指揮は寿一さん、そして「歌のおねいさん」森みゆきさんが真っ赤なドレスで登場。本人が尊敬するアーティストの一人としてあげているジュリー・アンドリュース歌う「サウンド・オブ・ミュージック」の歌やご本人作詞のお母さんの歌などを山響の演奏をバックに熱唱していました。映画「サウンド・オブ・ミュージック」が大好きでビデオは100回以上は観たという家内と私は今年の5月の旅行の際にザルツブルグを訪ね、お決まりの「サウンド・オブ・ミュージック・ツアー」に参加したのですが、その事を思い出しながら聴きました。
平成16年に、今の希望ホールになる前の、古い、築41年の酒田市民会館解体直前の「さよなら市民会館」記念コンサートで、三枝成彰氏とプロの女性MCの司会で元宝塚の真琴つばささんをゲストに酒フィルが演奏した事を思い出します。真琴つばささんの歌に合わせて指揮は榊原栄さん(平成17年に急逝)で、今回森みゆきさんも歌った「踊り明かそう」などのミュージカルナンバーなどを演奏しました。私もフルートで乗りました。比較するのは論外なのですが、演奏する立場としてはそういう耳でも聴いてしまいます。弦の統制の取れた美しさ、管の柔らかい音色、アーティキュレーションの良さ、指揮や歌に合わせる見事さなどを学び、彼我の差をあらためて感じました。
森みゆきさんはさすが元NHKの「歌のおねいさん」だけあって、MCもなめらかです。歌声はやはり子供向けの発声法ですが、結婚して米国に在住というだけあって英語の発音はなかなか素晴らしい。小さい子供がオーケストラを聴いていて飽きて騒ぐ時間がわかっているようで、質問をしてみたり、「音楽なぞなぞ遊び」など楽しい企画がたくさんありました。
オケの楽器を紹介する際にも、「この楽器は何かわかるかな〜?」と聞くと会場内の子供たち(小学生以下、未就学児童が大半)からは「ヴァイオリ〜ン!」とか「ラッパ〜!」という声が。ヴィオラやチェロをちゃんと答えていた子がいたのに、コントラバスを「これは何でしょう?」と聞いた途端、元気に大きな声で「ヴァイオリ〜〜ン!」と答えた子がいて会場内爆笑。森みゆきさんも「コントラバスと言っても走らないんですよ〜」と受け返し、ちょっとシーンとした会場に「ここ、笑うところですからね〜」と笑いを取ります。
「山の音楽家」の歌で、いくつかの楽器を紹介し、演奏者を紹介し、独奏を聴かせてくれました。クラリネットの紹介では山形弦楽四重奏団演奏会にも良くゲスト出演されるG先生が、「クラリネットのお兄さん」と紹介されていたので、つい「お兄さんかい!」と客席で突っ込みを入れてしまいました。(^^) クラリネット・ポルカは素敵でした。
ラッパ=トランペットの紹介では、昨日(当日?)夜中の2時まで一緒に飲んでいたIさんが紹介され、Tp.3名でメンデルスゾーンの結婚行進曲の有名なパパパパ〜ンというファンファーレ、かっこ良かった。他にはフルート、ホルン、シロフォン、ハープにチェロが紹介されました。そうそうハープとチェロでは有名なサンサーンスの「白鳥」、昨日の1次会で私の前に座っておられたKWさんが見事な演奏をされました。KWさんはプラハ帰りなのでちょっとプラハのお話などもできて楽しかったです。
音楽で動物を当てるというクイズでは、会場まで降りて来てこどもたちに「今のは何かわかったかな〜?」と聞き、元気なこどもたちが「うさぎ〜」「きつね〜」などと解答。正解は、なんと山響団員手製か?大きなうちわのようなものに「うさぎ」や「かえる」などの絵を書いてVnやVaの団員がそれを高く掲げて正解を示していました。ある曲の途中で、ホルンのYさんとOさんの二人が舞台上手袖から消えていったな、と見ていたら、その1分後くらいに観客席後方から耳をつんざくようなホルンの咆哮。「象」の音楽のところで、うしろからお二人で「パオ〜〜〜ン」と登場されました。これにはちびっ子のみならずお父さん、お母さんも振り返ってびっくり。素敵な演奏をありがとうございました!

一番面白かったのは、森みゆきさんがリズムの事をこどもたちに歌いながら教えていた場面。3拍子の歌を、4拍子、5拍子と変えていくために、「お休みも音楽なんですよ〜」といいながら身体を使ったリズムの取り方をこどもたちに教えます。その時に、「今、冬ですけど、風邪をひいている人いませんか〜。風邪を引いた時に「出る」ものはなんでしょう?」と聞いたら、(当然、咳という答えを期待していたと思うのですが)会場の子供の一人が大きな声で「鍋!」と答えたのでした。これには会場はもちろん爆笑、オケ団員もステージでずっこけていました。3拍子に休符を一つ加えて4拍子にして歌う際に、「ゴッホン」と咳を入れるつもりだったんでしょうが、「ナベ!」と言われたのです。ところが森みゆきさん、さすが長年子供と付合って来られたベテランらしく、「鍋〜?!え〜、それ、面白い!」と言って、ワン・ツー・スリ−+「ナベ」と全身を使ったリズム取りに「鍋」を入れてしまったのでした。感心させられました。
15分の休憩後はクリスマスメドレー中心で、全部で15曲の歌を歌っての楽しいコンサートでした。私は、4時の会議出席に遅れない様に3時半には会場を後にしたので最後まで聴けませんでしたが、子供たちを最後まで惹き付けて楽しく終わったようです。

山響は先日のショスタコや今年始めのブルックナーに今年から始まった「モーツァルト定期」など、本当に高い音楽性の素晴らしい演奏を聴かせてくれます。今、日本でオケでモーツァルトを聞こうと思ったら、本当に山形に来るべきでしょ!というような素晴らしいコンサートが聴けます。
その一方で、年間100にも昇るような小中学校を主とした「音楽教室」もあり、依頼公演もあり、そして今回のような無料のこどもたちのためのコンサート。すべて音楽家として仕事をされている姿は本当に尊敬に値し、音楽を愛する姿に惚れます。私の大好きな言葉である「敬愛」という文字を山響、山響団員に対して送りたいと思います。


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コメント

コンサート状況 ありがとうございました♪

確かに健康に自信がないので この点から展開される結果や指摘に不安があるからかも。

でも balaine先生なのでお医者さんを好きになれることは間違いありません。よろしくお願いいたします。

投稿: けんちゃん | 2007.12.23 04:40

けんちゃんさん、ありがとうございます!
私はこの1週間は怒濤の週です。金曜から、山形、山形、仙台、酒田、山形、酒田、山形です。もちろん仕事もしていますよ!

投稿: balaine | 2007.12.23 16:14

楽しいコンサートですね。様子が実際に見えるようです。「鍋〜」には笑いました。子どもは天真爛漫で、かわいいですね。

投稿: narkejp | 2007.12.24 09:12

narkejpさん、ありがとうございます。
楽しいコンサートでした。こういうのもいいですね。

投稿: balaine | 2007.12.24 16:34

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