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2007.12.28

La x Panフルート・デュオ・リサイタル

12/25に山響の「ドイツ・レクイエム」を聴くため山形往復したばかりだったが、昨27日もまたある演奏会を聴くため、往復3時間超の山形ー酒田間をドライブした。

Lapan1LaxPan(文字間の"x"は必要らしい)という、フルート・デュオのリサイタルが、文翔館議場ホールで行われた。彼女たちの仲間と思われるフルート奏者のサイトにおいてこの若い女性二人のユニットのことを「スーパーフルートアイドル、新進気鋭の萌え萌え美少女軍団、ハイパーツンデレフェロモンフルートデュオ」と、とっても長い修飾語で形容していた。
武蔵野音大フルート専攻卒の西村麻里さんと永留結花さんの二人でフルート・デュオを形成している。これに同音大ピアノ専攻卒の浅見由加梨さんを加えて3名での演奏活動を主に東京でされているらしい。
今回山形で初のリサイタル。というのも、西村さんは山形出身で、山響首席フルートの足達先生のお弟子さん。一昨年の足達門下の夏合宿に私も参加させて頂いたが、西村さんとはその時夜の余興の時間に「椅子取りゲーム」ならぬ「座布団取りゲーム」で決勝を争った仲である。(^^)

今年、フルートリサイタルは、ゲーリー・ショッカー、山形由美さん、そして高木綾子さんを聴いたが、いずれもソロリサイタル。今回は、デュオ、さらに後半は足達先生も加わったトリオが聴けるという事で仕事を4時半に切り上げていそいそと出かけた。
Photo西村さんの母校である北高(音楽科がある)や地元楽器店(お母様がエレクトーン講師をされているらしい)、そして足達門下の応援があったとは思うが、写真のようなお客さんの入りで、開演時間ギリギリに到着したため左端の前の方しか席が空いていなかった。

プログラムは、前半が
1)J.S.バッハ:トリオソナタニ短調 BWV1036
2)矢代秋雄:2本のフルートとピアノのためのソナタ
3)日本の四季メドレー(編曲 LaxPan)
4)F.ドップラー:アンダンテとロンド op.25
の4曲。
Laxpan2ピアニストと3名、色を合わせたようなブルー系のロングドレスを着て登場。写真のような雰囲気でとても華やかで可愛らしい。上記友人のなが〜〜い修飾語の先入観もあって、言葉は悪いが、ちょっと「ちゃらちゃらした」女の子達かと思ったがどうしてしっかりとして基礎的演奏技術に素晴らしい音楽性を身につけていて、聴いていて楽しかったし「ああ、フルート吹きたい!」と思わせるような演奏だった。
1と4は、フルート2本ではよく聴かれる演目で耳馴染みもあるし、彼女たちの実力もよく示された。二人の呼吸もピッタリでバランスも良く、これまでに何度も一緒に演奏した経験を感じられる。
2曲目の矢代秋雄の曲は私は初めて。とてもおもしろい!「これ、演奏してみたい」と思わされた。楽譜を探そうと思う。
3曲目は、よく聴かれるメドレーであるが、途中ジャジーなアレンジもありなかなか素敵だった。あっという間に40分ちょっとの前半が終わった。

休憩後の後半は、足達先生も加わってフルート3本にピアノで
5)G.P.テレマン:ターフェルムジークより第2番ニ短調
フルート3本のみで
6)J.カステレード:フルート吹きの休日
最後に、またLaxPan二人+ピアノで
7)F&K.ドップラー:ワルツ・デ・ブラヴーラ op.33

二人の息の合った演奏に、足達先生の風格ある笛が加わって、見ていても聴いていても安心感のある、楽しい演奏だった。後半の服装は、西村さんが淡いピンク、永留さんが淡い黄色のロングスカートで、ピアノの浅見さんは真っ白のドレス、みんな綺麗。
6の「フルート吹きの休日」は、一昨年の夏合宿で私もフルート4本版に混ぜてもらって合宿中の2日間だけでの練習で、最終日に発表会で演奏する機会を得た。あの時は、4人で1番から4番フルートを交替しながら演奏したがとても楽しかった。今回の3人の演奏は、十分に練習してリハーサルを十分にやった事が感じられるような演奏だった。また吹いてみたいと思った。
5も素敵な演奏だったが、7はドップラー兄弟の真骨頂のような曲で華やかでヴィルトゥオーソでこれもいつかは挑戦してみたいと思わされた。
大きな拍手の後、アンコール曲として彼女達が選んだのは、「星に願いを」とカーペンターズの「青春の影」を編曲したメドレーでした。バッハ、テレマンも素晴らしかったけれど、彼女達らしさというか音色や演奏スタイルからは、ジャズやポップスをアレンジした演奏が似合っていると感じた。これからも頑張って演奏活動を地道に続けて更に進化して欲しいと思った。

Photo_2クリスマスも過ぎた訳だし、仙台の「光のページェント」には比べるべくもないが、文翔館前から七日町商店街方向を望むとこのようなイルミネーションの装飾が美しかった。今日、クリニックの「上棟式」を控えていてすぐに帰らなければならなかったし、この1週間のうち3回(4日)も山形往復で疲れたけれど、(自分がフルートを吹くからと言う理由はもちろんあるが)とても楽しいリサイタルであった。こういう演奏会に足を運ぶのはまったく苦にならない。満足満足!


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