今日の鳥海、昨日のライブ、そして驚き!
まずは今日の鳥海。
朝晩はグッと冷え込み、5℃くらいになったりします。雪もはっきり8合目以上真っ白になりました。
そろそろスタッドレスに代えるタイミングを考えなければなりません。
昨日は仙台で、中学の同級生岩崎佳子さんのライブを聴いてきました。
片平の東北大学の近くにある『カフェ・モーツァルト・アトリエ』が会場で、一杯入れても60人程度の、ちょっと隠れ家的ないい雰囲気のライブハウス。
彼女の4枚目のアルバム『Heart to Heart』発売を記念して、故郷仙台で初のライブでした。
とても暖かい、真にアットホームな雰囲気に包まれた楽しいライブでした。途中で、彼女が東京で教えているコーラスのメンバー14名が加わったジャズ・コーラスもありました。録音とは別物のグルーブ感溢れる素晴らしい演奏を満喫しました。
(これらの写真は、最初のチューニングの時のものです。演奏中には撮影していません。)
ライブがアットホームな雰囲気に溢れていたのは、知人友人が多かったことに加え、彼女の仙台のご家族がいらしていたこともあったでしょう。たまたま私の隣にお父上、その隣にお母様が座っていらっしゃり、東北大学理学部教授で気象学が専門のお兄さん(なんと後で高校の先輩と判明)もいらっしゃっていました。
30何年前、彼女の自宅でピアノ伴奏をしてもらってフルートの練習をした事があったので、おそらくお母様とは初対面ではなかったのですが、お父様は初対面。名刺をいただいてその肩書きに驚きました。
「日本学士院会員」
なりたくてもなれるものではありません。
早速ネットで調べて驚愕の事実が判明しました。彼女のお父様、岩崎俊一さんは、東北大学の教授や電気通信研究所所長を務められた研究者・学者だったのですが、その業績の凄さ!
何と言っても「垂直磁気記録方式」という、現代コンピュータのメモリ、ハードディスクの記録方式を開発された人だったのです。iPodも多分入ると思いますが、いわゆるHDDオーディオプレイヤーや大記憶容量の携帯電話を我々が使っていられるのも、おそらく彼女のお父様の研究の成果なのです。
彼女とは中学の同級生というだけなので、それぞれ自分の親の事など話した事はありません。彼女は、一人の音楽家、ジャズピアニストとして生きているので、ご両親に感謝はしていても、それと音楽とは関係が無いのでそんな事は話さない訳です。驚きました。
「岩崎俊一 オフィシャル・サイト」をご覧下さい。
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コメント
鳥海山、静かにひたすら美しい!見とれます。これからどの辺まで白くなるのでしょうか。手前の色も真っ白になっていくのでしょうね。
今日はこっちもお天気悪く寒いです。とは言え、朝方15℃、日中は18~19℃だと思いますが…
「垂直磁気記録方式」…という言葉で、ああそれでHDDを表すのにドラムを水平に積み上げてる図を使うのか?と、単純に思ってしまいました(笑)まあ、関係ないでしょうけど。
私ごとですが、「驚愕の事実」つながりで・・・祖母⇒母⇒私に来た指輪があります。小さな宝石がちょこんとついてます。母から、これは、祖母が大昔ボーイフレンドから、洋行みやげに貰ったものと聞いていました。で、「(私サイズの)驚愕の事実」!そのボーイフレンドは、郷里出身の産婦人科医で、目白での開業の後、同志と精密機械の会社を設立しました。キャノンの前身です。今の御手洗会長の叔父だと思います。つながることのないちょっとした自慢話でした。失礼しました m( _ _ )m
投稿: リスペクト | 2007.11.06 15:29
リスペクトさん、人に歴史あり、ですね。
垂直磁気記録方式とは、ドラムが水平に回転している従来のHDDのイメージとは全く違うみたいです。この方式で、どんどん小型化しかも大容量化したおかげで、携帯オーディオプレイヤーとか携帯電話とか、あんなに小さいのに何ギガBというメモリが実現したんです。
人の生活に役に立つ発明なんてなかなかできないもの。しかも岩崎俊一氏が所長をしていた東北大学電気通信研究所というのは「光通信」発祥の地。あそこがあったから、「光 B flets」なんて言って高速インターネットが出来るんですよ。凄いですよね〜。
投稿: balaine | 2007.11.07 04:56
diol notharctid tavernly electropneumatic zenick censureship polystomium crocodilian
Broadwater Development Corporation
http://www.basildonandthurrockfriend.co.uk/
ひげ鯨の日々
投稿: Pete Torres | 2007.11.30 02:24