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2007.11.27

『のだめ』新春スペシャル

これは「カテゴリー」、音楽でいいのか?一瞬迷いました。
何度か話題にしている漫画「のだめカンタービレ」のテレビドラマの事です。

昨年の10月だったと思いますが、フジ系列全国ネットで「月9」枠で放送されたコメディタッチのラブストーリー、解説的に表現すればこんなことになります。原作は、女性漫画誌「Kiss」に平成13年から連載されていて、単行本はつい先日第19巻がでているロングランの人気漫画です。
万が一、「のだめカンタービレ」の事をあまり良くご存じない方は、「のだめ」のWikipediaをご覧下さい。

私が、平成16年にこの漫画にはまってしまった理由は以前に書きました。
クラシック、オーケストラ、ベト7、クロキン、福岡と、大袈裟に言えば「私の琴線」に触れるキーワードが満載でした。
東京の私立音大生(武蔵野音大が舞台と言われている)の主人公野田恵と千秋真一、そして黒木泰則(やすのり)らはパリに留学し、現在では音大仲間から国際的な友人、ライバルが加わった、いわゆるヨーロッパ編が展開されています。クラシック音楽に興味の無かった若い世代に、クラシック音楽のブームを起こし、ヨーロッパロケのツアーまで組まれてしまうような社会的に強大なインパクトを与える程の力を持つ漫画なのです。
同じフジ系で今年アニメも放送(全23話)されたのですが、「さくらんぼテレビ」では何故か放送されず、「千秋様」をお慕い申し上げる「もじゃもじゃ」ことティンパニ奏者の「真澄ちゃん」(奥山真澄、註、男の子だけど乙女系)の出身地である山形としては、全く不覚の極みであります。(笑)
(追記、しかも東北6県でアニメ放映がされなかったのは山形だけですぜ、さくらんぼさん!)

山響音楽監督の飯森範親氏のブログでも時々話題になりますが、今年発売されたTVドラマ「のだめカンタービレ」のDVDセットのオケの音源は、昨年飯森さんがわざわざプラハまで行って、ルドルフィヌムのドヴォジャークホールでチェコフィルを振って録音されたそうです。更に、今回の新春スペシャルでは、ヨーロッパツアーと同時期に飯森さんはプラハに行って、今度は市民会館のスメタナホールでプラハ放送響を振って音源を採り、千秋真一演じる俳優玉木宏さんに指揮の稽古をつけたとのこと。大活躍です!
チェコフィルとプラハ響には知り合いがいるのですが、プラハ放送響にはいないと思っていたら、先日酒田、遊佐に演奏に来たチェコフィル・ファゴット奏者のオンジェィから聞いた話では、「アフラートゥス五重奏団」(難関ミュンヘン国際コンクール優勝、ホルンにはベルフィル首席の天才ラデク・バボラックを擁す)のクラリネット奏者であるボイター(ボイチェフ・ニードル)が今はプラハ放送響に所属している事を聞きました。もしかすると、この新春スペシャルでスメタナホールでの演奏会が映った際に、クラリネットの席にボイターがいるかもしれないと思ってワクワクします。

「のだめ新春スペシャル」は、何と平成20年の正月に、2,3日と2日連続で昨年のドラマ全11話の再放送(合計11時間)を行い、続く3,4日で今回の「ヨーロッパロケ」を含めた「続編」を2夜連続5時間半に渡って放送する事に決定したそうです。
「のだめで新春!」フジ16時間半放送をご参照ください。

私自身が福岡出身なので、博多弁というか福岡弁満載の「のだめ語」にも心が騒ぎますし、素敵なクラシック音楽満載で演奏も素晴らしい上に、今回は今年5月に訪れたばかりのスメタナホールまで出て来るとあっては、興奮してしまいます。ぎゃぼ〜、ですぅ。ううん(咳払い)、失礼。
ご存じない方のために、もう一度申し上げますが、これはコメディドラマです。
でも、音楽はけっこう真面目です。
「のだめ効果」で酒フィルのコンサートにも注目が集まるといいですね。

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コメント

県民会館の県の対応とさくらんぼテレビさんの対応、芸術性がないのですかねぇ・・。山響さんが大活躍しているのに、と言いたくなりますね。

定期演奏会もカウントダウンですね。楽しみにしております♪

昨日、酒田市市条(旧八幡町)のとみ将でラーメンを食べてきました。人のいない玉簾の瀧の帰りでした。これが私にピッタリというかシンプルな美味しさだったので、今日も行って来ました(笑)明日も・・・?

投稿: けんちゃん | 2007.11.27 15:50

お正月ならば、録画してゆっくり見ることができそうです。「のだめ」ネタは、当方でも一件だけ記事があるのですが、ちょいとお恥ずかしい内容で(^_^;)>poripori
タマキくんと言われても全く見当がつかない芸能スポーツ音痴ですので、どんなドラマなのか、今から楽しみです。

投稿: narkejp | 2007.11.27 19:49

「けんちゃん」さん、日曜日はよろしくお願いします。エグモントではN響の茂木さんも本に書いている「おいしいピッコロ」を吹き、「悲愴」ではフルートトップをさせて頂きます。
「さくらんぼテレビ」だけ放映しないのは本当に理由がわかりません。放映料が安くなってから流すつもりなのかと勘ぐりますね。

narkejpさん、タマキ君もいいですが、是非「孤高のオーボエ奏者」クロキンにご注目を。NHKドラマ「風の果て」で、隼太の少年、青年時代を演じた福士誠治さんが演じているのですが、漫画の中でもクロキンの風貌とストイックな感じから「サムライ」とも呼ばれていたのです。
千秋(玉木君)の指揮は、日本編ではお世辞にも上手いとは言えませんが、今回の「ヨーロッパ編」では良くなったと飯森さんも太鼓判のようですね。(^^

投稿: balaine | 2007.11.27 23:24

のだめ新春スペシャル、きっと楽しみにしていらっしゃるのではと思ってました。日曜日、悔しいのですが訳あって半年も前から予定が。。。トホホ (>_<;)もう悔しい。。。辻村氏の人形展も拝見したいし、2日は空けておくべきでした。音ブログでの演奏公開お待ちしております。

投稿: ボリジ | 2007.11.27 23:50

ボリジさん、それは残念!
では、是非、来年の3/16(日)は空けておいて下さいね。
オペラ『ラ・ボエーム』ですよ!指定席発売開始は12/2の予定と聞いています。

投稿: balaine | 2007.11.28 00:20

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