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2007.11.28

プラハ、スメタナ、のだめ

世の中は年の瀬が迫り、相も変わらず物騒な事件や悲しい事故や腐敗などが毎日の様に報道される。
映画「三丁目の夕日」や「佐賀のがばいばあちゃん」などに見る様に、昭和30年代がもてはやされるが如くメディアに登場するのはどうしてなのだろう。あの頃は、皆、貧しくても美しかった、とでも言いたいのだろうか。

昨日の記事の続きで、これまでブログに載せていなかった、または載せても結構時間の経っている写真を眺めていろいろな想いに耽っていた。それらの写真を少し載せて、せめて世俗の美しくない話をしばし忘れよう。。。
Photo_3Photo_4プラハ市民会館内の『スメタナホール』。
建物全体が「アール・ヌーヴォー」様式の美術品のような建築物であるが、ホールの壁にはチェコの画家ムハ(ミュシャ)の絵が描かれ壮麗な事この上ない。左が1階席から正面ステージを見たところ、右は上手側のバルコニー席を見たところ。下手側にもほぼ対称的に同じようなバルコニー席がある。天井の高さ、柱の美しさなど、音楽を聴かずに内装を見ているだけでも美術館にいるような雰囲気である。
「のだめ」の新春スペシャル番組にこのホールでの演奏シーンが映るのではないかと想像している。
プラハ放送響のクラリネット奏者ボイターは、アフラートゥスのメンバー。
Photo_5Photo_10写真は昨年庄内町の「響ホール」に来たときのリハ風景。下手側から、フルートのロマン、オーボエのヤナ、ホルンのラデク、ファゴットのオンジェィ、そしてクラのボイターである。もしかすると、彼のもじゃもじゃ頭がお正月に観られるかもしれない。

プラハが出て来るのなら、こんなシーンも映し出されるかもしれない。
Photo_8これは平成18年の正月に訪れた時に撮った写真。モルダウ(ヴルタヴァ)越しにプラハ城のあるフラッチャニを望む。河にかかる橋は有名な「カレル橋」であり、河のこちら岸の右手前に見える建物は「スメタナ記念館」。建物の前にスメタナの銅像がある。
プラハは別名「百塔の都」とも呼ばれる如く、プラハ城内にある聖ヴィート大聖堂をはじめ、教会などの塔を持った建物が非常に多い。城の丘(フラチャニ)から市街地を眺めるとそれがよくわかる。

Photo_9格調がぐっと下がるようだが、この写真は私の愛器の一つ、ヤマハの高級なピアニカ。その楽器ケースに横たわるのは、「のだめ」に出て来るマングースの着ぐるみ(ピアニカを吹いている)と漫画中に登場する漫画である『プリごろ太』のキャラクター妖精「プリリン」である。マングースのマスコットはまだ大事に持っているが、この素晴らしい「プリリン」が、カウンター15万ヒットのA氏に贈呈されたものである。
まあ、「のだめ」を知らない人には、「???」な話なのだが、これも来る正月の新春スペシャル番組を見て頂ければ解決する。

さて、恒例になった(?)おまけ。
Photo_2といってもしつこく「告知」です。
12/2(日)、あと4日に迫った定期演奏会のチラシ。
団員チケット販売担当の小生が把握している限りでは、まだ希望ホールの座席数の3割ちょっとしか売れていないチケット。これに招待や当日券のお客さんが加わっても5割を切ってしまうのではないかと大変心配している。
演奏はおいておいて(は?)、曲はみな素晴らしい名曲です。
どうぞお近くの方は、今度の日曜日、「希望ホール」へおいでいただければ嬉しいです。
お待ちしております!

p.s.
チェコフィルJapanツアーは、本日札幌へ移動。明日、スメタナの『我が祖国』全曲演奏をして今回のツアーを終了し、明後日台北に飛ぶことになっている。昨日、サントリーホールでドヴァジャークの9番「新世界から」の演奏を終えて赤坂のどこぞで飲んでいるオンジェィと我が団のT氏(ハンガリー、プラハ旅行を共にした酒フィルファゴット奏者)から電話が入った。
今回はロマンやヤナとは会えず残念。来年、アフラートゥスの日本公演が実現すると良いのだが。。。
マニアックな世界である木管五重奏では、いくら彼ら程の音楽家でも客が入らず興行が成立しにくいのだそうである。うちのホール(?)で演奏してもらうか。。。

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コメント

プラハの景色、アドリア海に面した都市を思い出した。丘や建物の様子、華美すぎない重厚さと静けさが似ているのだろうか?

うちのホールで演奏会
みんなで楽しみにしていて、みんなで楽しむ、和気藹々とした雰囲気の演奏会になりそうですね。
ふと、昔の能や歌舞伎見物の時みたいに敷物持参、お弁当持参で、わらわらと三三五五集まってくる様子を思い浮かべてしまいました。(^-^;


2日の演奏会も良い演奏会になりますように。

投稿: ふなゆすり | 2007.11.29 18:41

酒田周辺では、今でも農民による能や歌舞伎が伝承されています。まだ観に行った事ないので、是非!と思っています。
確かに、温度が適切に調節されていれば、椅子に座る必要はないかもしれません。座布団、ソファ、そして椅子という感じで「客席」が用意できるといいなあ、と思っています。
12/2の演奏会に向けて、今日の夜から直前のリハが始まります。まずは、エグモントのピッコロ!華麗に決めたいです。

投稿: balaine | 2007.11.30 09:58

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