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2007.08.18

デュオ・コンサート

(フェスティバルの模様をなるべく実況中継的に書いて行こうと思ったのですが、忙しくて書けません。この文章も途中まで8/16の夜に書きかけていたものです。)

8/16(木)、東京フィルのコンサートマスター三浦章広氏とハンガリーのピアニスト、ファルカシュ・ガーボルのデュオコンサートが、酒田市民会館希望ホールで行われた。
Photo(写真は、希望ホール横、市役所前に立つ、フェスティバルの幟)
残念ながら名前だけで人が集まるほどの超有名人ではなく、お盆のシーズンで田舎では人が集まりにくいことが予想されたのですが、直前までの宣伝や当日券を購入する方がいても、ホールは半分埋まったかどうかであった。
Duocon希望ホールは1300席近くあるため、バイオリンとピアノのソロコンサートには少し大きいのですが、ホールの隅々まで音がよく行き渡るようにうまく設計されているので、音量や響きの点では十分であった。

Photo_2Rh(写真は、リハ中のガボちゃんと三浦さん)
前半はガーボールのピアノソロ。
シューマンの幻想小曲集は、ダイナミクスの付け方、音の揺らし方がユニークで、よく聴くドイツ的なかっちりとした作りの音楽とは違うので、好き嫌いの別れるような演奏であったが、素晴らしい演奏で引き込まれるものだった。
2曲めの「アヴェマリア」と3曲目の「ハンガリー狂詩曲第12番」は、リスト作曲。リスト音楽院で学び教えるハンガリー人である彼の十八番的なもの。
Photo_6(リハ中、尋ねて来た井崎さん、ガーボールに駆け寄る、奥の三浦さんにピントがあっています、、、)
開演直前まで、いろいろなことを気にして、ナーバスなプロの演奏家の顔を我々に見せてくれたが、ひとたび演奏が始まると別人のような感じであった。ああ、これがプロの音楽家だよな、と思わされた。
テクニックが素晴らしい事はもちろん。pppの軽く柔らかい音、fffの体重の乗った(笑)重く強い音、音楽的に美しく楽しく、聴いていて自然に身体が揺れ動いた。そして、ハンガリー狂詩曲では、我々日本人がどんなに努力しても練習しても体得できないハンガリー人のDNAに組み込まれたリズム感を美しく表現し、ピアノを弾いているのに民族舞踊の踊りが見えるようであった。

後半は三浦さんのバイオリンソロにガーボールのピアノ伴奏という形式で、ヴィターリの「シャコンヌ」、パガニーニの「ラ・カンパネラ」、ブラームスの「バイオリンソナタ第3番」。美しく激しいヴァイオリンの音色がホール中を満たし、観客の心をつかんでいた。二人が一緒に演奏するのはこれが初めて。初合わせは前日数時間と当日の2時間あまり。お互い手探り状態であった演奏も、本番前にはすでに何回も一緒に演奏した経験があるような絆を感じさせるものになっていた。
Duocon_2演奏中に、ガーボールのピアノに三浦さんが「そうきたか?!」というような表情を見せながら文字通り丁々発止の演奏で、ホールを半分ほどしか満たさなかった観客からも大きな大きな拍手が送られた。

Photo_3演奏の興奮もさめやらぬ状態で、別の場所に移動して21時半頃から「打ち上げ」が行われた。
Aオケの指揮者の井崎正浩さんは、ハンガリーを中心に活躍されている方。昨年の酒田フィルのソルノク公演で指導指揮をして頂いた方。もちろん、ガーボールとは前から面識があり、先の4月にハンガリーで彼をソリストに迎えてコンサートをやったばかりとの事。リハーサルから酒田入りして頂き、打ち上げにも参加して頂いた。
Photo_4(写真は、談笑する指揮者井崎さん(左)とヴァイオリニスト三浦さん(右)

Bオケ指揮者の本名徹次さんはコンサートには間にあわなかったものの、打ち上げに参加。ソリストの三浦さんとガーボールにスタッフ、JAO関係者など30名ほどが出席。21時半過ぎに到着する飛行機で東京からいらした高木さんもホテルからすぐに会場にかけて着けて下さった。ゲストが全員揃って楽しくお酒を飲んだ。
Photo_5(左から、高木さん、本名さん、ガーボール)
高木さんは、先日の山響の「モーツァルト定期」の打ち上げで一緒に飲んだばかり。本名さんは、その席上で、JAO酒田大会のチラシをみた飯森さんがベトナムにいる本名さんに電話をしていた。そんな話しもしながら、楽しく盛り上がった。
井崎さんは、5月に我々夫婦がお世話になったスタンダ・フィンダ、志保子さんとの関わりは古く、Musica Yokohamaというフルート族アンサンブルの指導指揮でチェコ公演などもされている仲。プラハやドボルザーク生家の話しなどで盛り上がり。
(とここまで、8/16の夜に書きかけでした、写真のアップは8/18朝、やりました)

まずは、メインキャストが勢揃いし、フェスティバルの幕開けのデュオコンが成功し、これからです。
結構飲んだ後、いつもの「山茶花」に井崎さん含め数名のスタッフでなだれ込み、また飲んで代行を呼び、井崎さんをホテルに送りつつ自宅へ帰りました。
Duocon_3(写真は、デュオコンサートのintermission休憩時間、ホワイエにて)

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