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2007.08.06

ミニコン

昨日、8/5(日)は告知通り、酒田市交流広場でミニコンに出演しました。
(写真、アップしました)

一昨日の台風の影響で、朝から曇りがちですが、台風が運んでくる生温い風や台風一過のどぎつい晴天ではなく、どんよりした代わりに比較的涼しかったようです(20℃台)。
まず、10:30から酒田市民会館の2階の練習室2で最終リハ(前日8/4にも少しやりました)。
それぞれ個人練習して来たので、3回目の合わせですが少しは音楽らしくなってきました。ただ、危ういところはたくさんあり、ポピュラー系の曲は「こんなもんでしょ」というちょっといい加減な練習でした。時間がないので仕方ないのですが、本音はあと2回くらいは合わせておきたかったと思います。
昼食をゆっくり取る時間はないので、近くの酒フィルたまり場でもある喫茶店『山茶花』に移動して一息。
Mokugo112:00〜12:30に中合清水屋の1階ロビーでの「木管五重奏」ミニコンの応援に向かいました。
酒フィルの仲間たちが、8/16〜19のJAO酒田大会のうちわや「街かど音楽祭」のプログラムを配りながら一生懸命宣伝活動をしていました。
「木五」はマニアックな世界で、クラシックの好きな人でも詳しい人は多くないはず。
フルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットの順に並びます。友人である「アフラートゥス五重奏団」もこの形式です。酒フィル木管のトップ奏者が集合したレベルの高い演奏なのですが、まあ、「街かど」と銘打っているだけあって環境はあまり良くありません。
デパートの1階の、2方向に入り口があり、エレベータホールにもなっていて、ワッフルやサンドイッチを販売するコーナーの目の前です。音響は悪くありませんでしたし、スペースとしては満席で30数名座れる椅子を配置していましたが、買い物のカートをごろごろ押して歩く人、上からエレベータで降りて来て扉が開いたら訳の分からないオジさん5人がブースカ、ピースカ演奏しているのを一瞬「ギョッ」としながら、そそくさと通り過ぎて行ったりしていました。
メンバー5人は一生懸命にハイドンの木五など名曲を披露し、最後は「日本の歌メドレー」でしめていました。熱心に聴いてくださっている方の中には、アレンジされた曲の中に親しみある旋律を聴くと「ああ、そうそう」という感じでうなづいたり、頭や身体を音楽に合わせて動かしながら楽しんでおられる方もいました。ちょっとしたアクシデントもありましたが、5人とも演奏技術は高いのでいいコンサートでした。
これがMC入りで予定通り12:30少し過ぎに終了し、私は会場である「酒田市交流広場」に向かいます。
清水屋から歩いて2分ほど、「本間病院」という市街地中心部にある病院とマンションの1階部分に「交流広場」があります。いろいろな複合施設なので、市民がくつろいだり、こどもたちが無料で遊べるようなスペースの1角です。音響は、けして良くありません。
まあ、そんなことに気を使っている余裕はなく、椅子を配置し、テーブルを一つ借りて私は持参した楽器を並べます。
フルート3本、フラウトトラベルソ(樹脂製)1本、龍笛1本、篳篥1本、尺八1本、グラスフルート2本、リコーダー各種4本、どこか南米の笛1本、フクロウの姿のオカリナ1本、などなどです。本当はもっとあるのですが、机の上に乗り切らないので出しませんでした。

さて、本番です。市交流広場の方が、演奏をマイクで拾ってスピーカーで外(街)に流したいということで、マイクテストのため、何か演奏してくれということになり、観客がいる前で「最後の練習」をしました。本番ではないので集中していないというか、やる気のない私は適当に吹いたりリコーダーを鳴らしたり、、、

Minicon213:00、定刻に酒フィルチェロ奏者でピアノの先生でもあるMC嬢の発声でスタート。
JAO酒田大会の告知、そのための告知イベントでもあった、街角ミニコンはこれが最後の最後であることなどがアナウンスされ、1曲目。
モーツァルト作曲フルート四重奏曲Kv.285bです。
フルート奏者には超有名な名曲。2楽章形式、というか1楽章に続いて主題と変奏6つ2楽章がある形式です。全部の繰り返しを楽譜通り繰り返すと18〜20分もかかるので、1楽章部分の最初だけ繰り返し、2楽章はずっと繰り返しなしで演奏、最後のアレグロの変奏部分だけは譜面通り繰り返し、全部で約13分弱でした。
まあ、失敗はたくさん、演奏技術としては私の実力通りで課題がたくさんありました。モーツァルトには少ない「ハ長調」の曲を、素直な楽しい感じで観客に伝えられるように心がけたつもりですが、「どげだったかの?」
1曲目は、フルート1、Vn.,Va.,Vc.各1名の4人での演奏で、その後はVn.が一人加わり5人で演奏しました。
Minicon1その席の準備の間を利用して、先ほど机に並べた楽器やフルート族の解説を私がやりました。
時間がたっぷりあれば、30分でも話が出来る「ネタ」はあるのですが、出来る限り短くとどめました。篳篥と尺八を鳴らして、その音源発生メカニズムの話をしたり、金、銀、洋白銀のフルートの音の違いが分かるかどうか、などもやってみたかったのですが、会場の雰囲気(MCやサポートしているメンバーの空気?)を読んで、止めました。(^^;;;
2曲目は、集まって下さった観客に小さい子供さん(未就学児童含め)が5、6人いらしたので、「ドラえもんのテーマ」。本来は弦楽四重奏のための編曲なのですが、第1バイオリンの譜面をフルートが半分担当しました。さすがに知っている曲で、子供たちは身体を揺すったり中には歌を口ずさんで楽しんでくれているようでした。
3曲目は、夏川りみさんのヒット曲「涙(なだ)そうそう」。これも弦楽四重奏用ですが、夏川さんの歌声を想像しながらフルートでなるべく出しゃばらず柔らかい音色を目指しました。
4曲目は、夏に演奏する「冬のソナタ」。やはり夏には向かなかったのか、途中Fl.とVn.1が7小節半休止のある部分で、残りの3人のアンサンブルが破綻してしまい、FlもVn.1も8小節目に入れなくなってしまって、何とか13小節目あたりから探りながら戻り、チェロの音を頼りに20小節目あたりでようやく元に戻れました。
途中で演奏を止めようかとも思ったのですが、他のメンバーが頑張って演奏を続け、サポートメンバーが激励の拍手をしてくれたりしたので、演奏を中断せず頑張りました。冷や汗がたくさん出ました。
MC嬢が機転を利かせてくれて、「メンバーもこれでは終われないでしょうから、アンコールということで、、、」と、最後にアンコール曲。ビゼー作曲の歌劇『美しきパースの娘』からセレナーデ「小さな木の実」。繰り返しなしでサラっと終わりです。こんな曲です↓
ビゼー作曲「セレナーデ」(小さな木の実)

皆さんからたくさんの拍手を頂き幸せでした。何人か知り合いに声をかけたとはいえ、たくさんの方に聴きに来て頂いて嬉しかったです。演奏環境としては、家内にビデオ撮影と録音を頼んでいたのですが、席の後ろの方はぱたぱた人が通ったり、近くにおいてある自動販売機で缶ジュースなどを買う人が多く、ガタガタッとかプシュッとかいう音も録音されていて、いやあ、臨場感溢れておりました。
クラシック音楽を敷居の低いものにし、市民の皆さんと演奏者が触れ合える距離感「0」を目指した企画の一環なのでこれでいいのです。が、本番の8/18(土)の「街かど音楽祭」の時には、プロであるファルカシュ・ガーボルのピアノの演奏もありますし、8/17には、同じ市交流広場で13時から4時間かけて5名の受講者相手に、「ピアノ公開レッスン」も行われます。私はここの担当もします。18日の「街かど音楽祭」には、高円宮妃殿下も御なりになる予定ですし、自動販売機の使用は停めておいた方がいいかもしれませんね。

Minicon5ミニコン終了後、机の上に並べてある笛族などに興味ある方々がたくさん集まって頂き、説明に追われたため、演奏終了の感慨に浸る間もなく、汗だらだらで応対させて頂きました。こどもたちは、初めて見るような楽器に興味津々、グラスフルート(ガラスで作られ美しい絵柄が描かれたもの)を握って話さない小さいお子さんもいて、同伴した父兄があせって「ね、お願いだから離して。壊したら大変だから、、、」と焦っておられました。一番安い、プラスチックの縦笛は1000円未満(実は、昔「管カラ」に出たときの残念賞なのでタダ)、18金製のフルートは新車が一台買える値段と、価格にも幅がありました。小さい子供たちにはフルートを持つのは難しいので、頭部管だけ外して吹かせていたら、18金の頭部管を持って駆け出した子供がいて焦りました。あの頭部管だけで、中古の軽自動車だったら買える位するので、ヒヤヒヤしながら他の人達の応対を続けていました。
まあ、形あるものは壊れる、ここに展示する以上は1本くらいは破損するかも、という心づもりでしたから余り焦ってはいませんでしたが心の中ではハラハラでした。
篳篥を吹きたいと言った浴衣姿の女の子(推定年齢女子高生?)がいたのですが、篳篥のリード部分は熱い緑茶に浸して湿らせないと駄目なのです。そこまでは用意していなかったので残念でした。
また、こういう機会があればあまり楽器の事を知らない方にいろいろお話ししたいな、と思いました。
Minicon4知人の子供さんで小学校1年の小さな女の子がフルートの興味があるそうなので、持たせてあげました。「身体がまだ小さいから今持つのは難しいね」と私が言ったら、手を一杯に伸ばして首を一杯にねじって「ぎりぎり届く!」と頑張っていた姿が可愛かったです。なので、彼女にはY社製のファイフというリコーダーを横にしたような形でピッコロみたいな頭部管が付いている「横笛」を貸してあげる事にしました。袋にしまって渡したら、すぐに出して一生懸命吹いていました。音はまだ出ないのですが、その姿が微笑ましかった。
「おじさんはね、小学校5年生から始めたから、今はこの笛で練習して、ピアノやってるんだったら、ピアノの練習を一生懸命やると、小学校4年生か5年生くらいになったらすぐにフルートが吹けるようになるよ」と話したら目をきらきら輝かせていました。
フルートが好きになってくれると、いいな。。。

Pianica1最後の写真はおまけ。
先日の秋田アトリオンでのコンサートで須川さんも買ったと言っていたY社のピア○カと、「のだめ」に出てくるピア○カを吹くマングース(?)と「プリごろ太」のキャラクター『妖精プリリン』。
マニアック過ぎますか?(笑)

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コメント

楽しい楽しい時間でした♪
ブログではいつも微妙な距離のお写真でしか拝見できなかった素敵な可愛い奥様にもお会いできて感激でした♪
白衣のbalaine先生と違って、フルート奏者のbalaine先生はイキイキとしていらっしゃるように感じられましたが・・・?
それと先生、ジムの成果ですか?痩せられたように感じましたが。。。
久々の酒田でしたが、清水屋付近ってこんなにも寂しかったっけ?なんて感じてきました。
機会があれば、いえ、機会を作ってまた酒田へ遊びに行きたいと思います。

投稿: ボリジ | 2007.08.07 00:31

borageさん、日曜日は遠出して頂きありがとうございました。楽しんで頂けて良かった。お話しする時間がなくて申し訳ない。
ジムの成果?まだ現れていない、かな〜?だって食べてますからね。多分、音楽をやっている時の私はいつでも元気でイキイキしていると思います。自分の好きな事、やりたい事をやれるのですからね。
いろいろ多忙で山形や仙台に行っていないので、とりあえず今週末「モーツァルトへの旅」にテルサを出かけます。
1時間くらいで行けるともうちょっと楽なんですけどね。
せばの!

投稿: balaine | 2007.08.07 01:03

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