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2007.08.20

JAO酒田大会3日目

(8月18日の記事を書きます。毎日アップは無理でした〜)
大会3日目は、いよいよ今回の企画の目玉の一つ『街かど音楽祭』とフェスティバルオケのリハーサルです。
酒田市内の4カ所に別れて、午前11時から夕方6時まで(会場毎に時間は違いますが)無料のミニコンサートを行ないました。
全国から集まったオケ団員や、山形県内や近県のアマ音楽家が全部で約30のアンサンブルグループを形成し、4カ所でそれぞれ演奏します。メインのフェスティバルオケのリハも朝から夕方までみっちりあります。
昼食はお弁当で、皆さん、観光する暇もありません。

私はピアニスト、ファルカシュ・ガーボールの世話係だったので、10時にホテルに迎えに行き希望ホールの第1練習室に案内しました。彼もプロの音楽家。今日の午後2つ予定している『街かど音楽祭』での演奏と、8/21に遊佐で行うピアノリサイタルの練習をしたいというのです。観光やショッピングに連れて行くよ、と言ったのですが、「練習したい」ということでした。
A彼が練習している間は、私もスタッフらしい仕事が少しできました。また会場で練習しているオケを観ることも出来ました。
昼食はスタッフ用弁当をガーボールと一緒に食べ、彼を誘って『街かど音楽祭』に出かけました。私が是非聴きたいと思っていたモーツァルト作曲のフルート四重奏曲イ長調の演奏です。私が「ミニコン」で演奏した場所ではなく、「酒田街中キャンパス」という名称のギャラリーのようなところです。響きの良い綺麗でこじんまりとした場所です。
Mfq1行ってみると、結構なお客さん。JAO本部の関係者の方もいらっしゃりました。
演奏は、フルートの音が素晴らしく、さすがBオケトップを吹く方だな〜と感心致しました。
ガーボールも「フルートが素晴らしい」と言っていたので、演奏終了後控え室に案内し演奏者とご対面。
ビオラの方は、昨年一緒にハンガリー演奏旅行にも参加した群馬シティフィルの名手。
「彼が真ん前に座ったので10万人ぐらい観客がいるように緊張しましたよ〜」などと談笑。

市役所前の酒フィル溜まり場『山茶花』に寄ってお茶をしてまた市民会館へ戻り、ガーボールは2時からクラリネットトリオのリハーサル。通訳も譜めくりもいないので、私がお付き合い。
Photo3時少し前に練習が終わったので、今度は清水屋デパートの1階でやっている木管12本による「グラン・パルティータ」の演奏を聴きに行き、ぐるっと回って再び練習室に戻ります。
ガーボールはまた少し練習。そして4時10分頃に出発して、「酒田市交流広場」を目指します。
昨日(8/17)、「ピアノ公開レッスン」を行った同じ場所です。
Gaboまずは4時半からのピアノソロ。モーツァルトのピアノソナタ。
土曜日ということも手伝ってか、観客は多く熱心に聴いて頂けました。
30分のコンサート時間の半分ほどで終わってしまったので、熱心な拍手に応えてアンコールということになりましたが、アンコールピースを用意していなかった彼は、8/16のデュオコンで演奏したリスト作曲の「ハンガリー狂詩曲12番」を丸々1曲、10分以上披露してくれました。拍手の嵐。その場にいた人はとっても得をしました。
ガーボールの続いての出番は同じ場所で午後5時半からのモーツァルト作曲「クラリネット三重奏」。クラとビオラは湯沢のアマ音楽家。
Photo_2
5時から、酒フィル団員8名によるディヴェルティメントの演奏があり、5時半まで時間はたっぷり。
司会のS先生のいろいろな指令が下り、S先生はMCでしゃべり続けます。
なぜかと言うと、空路庄内にお着きになられた高円宮妃久子様がこの会場に来られることになっており、ガーボールたちのクラリネット三重奏は妃殿下の到着を待って始めることになっていたからです。
Photo_4Photo_5午後5時35分過ぎ、妃殿下の到着。関係者の出迎えと施設の簡単な説明を受けた後、演奏開始。
譜めくりをする人が用意されていなかったので、家内が譜めくり役となりました。
妃殿下の行動は1分単位で決められていて、演奏の途中で退席されることになり、素晴らしい演奏を最後まで聴けずにとても残念そうな表情をされていたのが印象的です。

夜7時からは、某所でJAO酒田大会歓迎レセプション。
Photo_6JAO総裁高円宮妃殿下を壇上にお迎えして、まずは『キラキラ会』の演奏。
4才から高校2年生までの約20名の編成で、ヴィヴァルディ作曲『四季』から「夏」。見事な演奏に会場からどよめきが湧きます。
「負けてるよ〜」「すげえ!」「可愛い!」
というどよめきです。
山形交響楽団創設者で名誉指揮者の村川千秋さんが、山形の子供に音楽を、小さいときから音楽教育をと、自宅で教え始めて30年。私も少し関わっていましたが、会の名称はおそらく「きらきら星変奏曲」を弾く事から名付けられたのだと思います。3才から入団できることになっていて、ある程度音が出せるようになったら「きらきら星変奏曲」を演奏するからだと思います。
一番したの「入門クラス」から最上位の「ヴィヴァルディクラス」まで4段階に別れていますが、本日(8/18)のレセプションでは全てのクラスの合同合奏でした。普段から、同じ先生について一緒にレッスンし練習している仲間なので、アンサンブルが素晴らしい。一方、フェスティバルオケは腕に覚えのある人が集まって来たとはいえ、レベルもバラバラですし、まだ2回しかリハしてないわけで、アンサンブルがメチャクチャなので、『キラキラ会』の演奏の方がずっとずっと上な訳です。
その後、関係各位の挨拶や妃殿下のお言葉がありました。
高円宮妃殿下は「チャーミング」という言葉がぴったりの方で、にこやかな笑顔と美しい姿勢に加え、ご挨拶の中に、「先ほどのお子様たちの演奏をお聴きになって、『よし、やるぞ』と燃えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうし、ショックを受け意気消沈されている方もいらっしゃるかもしれませんが、良い演奏を期待しております」(お言葉はいちいち記憶していないの、正確ではありませんがこのようなニュアンスです)と会場を沸かせるユーモアたっぷりのお話をされ、さすが!と思いました。
妃殿下の行動はまたまた分刻み。会場で少し来賓や指揮者、ゲストコンマスと談笑された後、40分ほどで別の場所へ移動です。その後は、単なる「宴会」状態。食べ物はあっという間に食べ尽くされ、ビール、酒だけが振る舞われます。クラリネット軍団やホルン軍団の飛び入り演奏もあり、8時半過ぎにはレセプション閉会。
2次会へ移動です。
ガーボールは、リスト音楽院で学んでいたというパーカッショニストとマジャール語で話して打ち解け、かれら打楽器軍団に拉致されて別会場で2次会となりました。

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