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2007.07.30

『ざえもん』

変なタイトルなんですが、意味があるのです。

Photo「ざえもん」関係のもの。
昨日、知人から頂いたお酒です。山形市の方ですが、一昨日鶴岡で仕事があり、わざわざ私に直接届けて下さいました。お知り合いのご病気のご相談にちょっとだけ乗っただけで何も特別なことはしていないのですが。
この方は、地元では有名人。Y放送という地元テレビ局の看板花形アナウンサーをされていて、今はフリーで活躍されています。そのお知り合いの米沢の酒蔵から「九郎佐衛門」の「雅山流」というお酒を頂きました。その中の『如月』という銘柄です。大切に呑みたいと思います。
「新藤酒造の九郎佐衛門」

Photo_2もひとつの「ざえもん」。
指揮者の中橋健太郎佐衛門さん。本名です。
まだ、30代半ばの新進気鋭の指揮者で、今回、我々のオペラの指導・指揮をして下さる方です。
なんでも『元服』して、元々の名前に「佐衛門」が付いたのだそうです。ご本人は謙遜されてか詳しく説明されませんでしたが、世が世ならば、という家柄の方なのでしょうか。
山形でも伝統のあるデパートや本屋さんで、「跡取り」当主になったら名前が変わる方がいらっしゃいます。そういうことなのだと思います。

Photo_3さて、土日と合計で8時間(休憩や食事などあるので実質6時間)、みっちり指導して頂きました。我々の準備不足(パートが全員揃わない、吹奏楽コンクールの県大会に重なった、都合で練習に出て来れず今回が初めてとか2回目くらい)で、大変失礼なことであったと思います。我慢強く指導して頂きました。指揮者の特質として、指導力、特に言うべきことはきちんと言うけれど相手の心をつかむ能力、ただ怒るだけではない指導力というのが本当に必要なのだなあと思いました。
通称「ざえもんさん」とか「ざえちゃん」と気安く呼ぶ関係者もいらっしゃるようですが、近寄りがたいような壁は感じさせないものの、さすがプロの指揮者のオーラというか、「気」というものが十分に感じられました。中橋さんの指導で2日で何とか4幕を一回は通すことが出来ました(最後の方は時間切れになりそうになって、中橋さんが「さあ、時間までにミミをちゃんと死なせないといけませんね」という風に仰って、真剣な中にも楽しくやりました)
『ラ・ボエーム』の練習が「楽しい!」と思いました。
これまでは「楽しい」と思う余裕がなかったこと(今も余裕は全くありませんが)、人が揃わず本番2nd fluteの予定なのに、1st吹いたりpiccolo吹いたりしたこと(初見に近いので更に必死)、オーボエ、クラ、ファゴットなどが揃っていない時は、音楽の掛け合いや繋がりが希薄というか皆無になってしまい、何をやっているのか分からない状態で吹いていたこと、などが原因でしょう。今回だって、楽譜、指揮についていくので必死というか、全く付いて行けない部分もあったのですが、全体の構成と細部の意図などが理解できました。
特に、他のパートが何をしているのか、その音楽が劇中にどういう意味を持つのかが、「ざえもん」さんの説明で良く理解できたので今後の練習にいきると思います。

心配なのは、今回の指揮者練習の後、しばらくオペラの練習がないことです。
まず、今度の土曜日8/4は、「酒田大花火大会」で公式練習はお休みです。
8/11はお盆に入るのでお休みです。8/18は、すでに何度か告知している「JAO酒田大会」があります。
8/25は、休む必要はないのですが、JAO酒田大会の翌週ということでお休みなのだと思います。
私は、8/5(日)の街角ミニコンのモーツァルトFl四重奏をはじめとした数曲の練習もあります。
Photo_4更に、8/26(日)には、響ホールで酒田C高校の音楽部の定期演奏会。メインのブラームス交響曲第2番にフルートトップでのる予定です。写真は、C高校での練習風景。
9/9(日)は、酒フィルとして『酒田市民芸術祭』の開会式典演奏があり、直前の2週はその練習になります。
12月の酒フィル定期演奏会の練習は、今のところしばらくお休みになってしまっていますが、10月に第1回の指揮者練習(ダーネル氏)があるので、市民芸術祭開会式の後は、チャイコの「悲愴」とモーツァルトのVn協奏曲5番(フルートなし)とベートーベンの序曲「エグモント」が主体になるので、練習計画表では9/29までオペラの練習がありません。
2ヶ月も練習しないと折角「ざえもん」さんに指導されてことも忘れてしまいそうで不安です。中橋さんが、繰り返し強調していたことをメンバー全員が意識高くやって行くしかなさそうです。
それは「曲を覚える」ということでした。
当たり前のように思うかもしれませんが、普段、パート譜を見つめながら、休みの小節の数をカウントし、指揮者を見て入ったりしていると、間違う(ちゃんと入れないことを「おちる」とオケ用語でいいます)可能性が高いのがオペラです。それは、拍子がめまぐるしく変わる上に、歌手(歌い手さんが主役です)の歌い方に会わせて指揮者が棒を振るので、3拍子でも6つ振ったり、2拍子でも4つ振ったりと変化するところがたくさんあるからです。

メトロポリタン歌劇場の、プレヴィン指揮、ミミ(レナータ・スコット)、ルドルフォ(パバロッティ)のDVDと最近発売された記念版のマリア・カラスオペラ全集の中から、ミラノ・スカラ座の演奏のCDを観たり聴いたりして、スコアを読み、パート譜をアナリーゼして、しっかり頭にいれておくように努力しなければなりません。
 土日にわたるオペラの練習に加え、上記の街角ミニコンとC高校のコンサートの自主練習もしたので、この週末はおよそ10時間くらいは笛を吹いていました。
大学病院勤務では、こういうことは無理だと思います。仕事に影響を及ぼさずに、しかし可能な限り音楽活動に力を注ぐということを目的に酒田に移住したのですから、目的は果たしていると思います。
さて、街角ミニコン、8/5だとのんびりしていたら、今週末のこと、あと6日後なのでした!(汗&焦)

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