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2007.07.12

鉄板焼「おく山」(酒田)

こうなったら(どうなったら?)徹底してグルメレポートです。
『納豆の日』当日は、私がかねてから贔屓にしている「おく山」で食事でした。
昭和61年から2年間鶴岡に住みS病院に勤務したことがありますが、その時から酒田まで通っていました。
マスターによると、お店を初めて35年。昭和51年の酒田大火後、現在の酒田市立資料館横の一番町にお店を構えているそうです。
贔屓にしているといっても、今回は2年振りでした。去年1年間は、とにかく大学勤務で、そういう余裕が少なかったのです。

「おく山」は、鉄板焼を標榜しているのですが、フランス風懐石料理と山形牛のステーキを食べさせてくれるお店で、ずらっと1列に12人くらい座れるカウンターがあり、目の前には12名の長さ分だけ鉄板があるのです。小さな座敷が2つありますが、お客さんの多くはカウンターを好みます。オープンキッチンなのでシェフが目の前でお肉を焼いてくれるのはもちろん、キッチンを行ったり来たりしてオーブンに魚を入れたり、冷蔵庫から大きな肉の塊を出して焼く前に整形したリテキパキ働く姿を見るのも楽しいものです。
Photo_321皿目。平目のカルパッチョ。
だいたいいつも「おまかせ」なので、「今日は何が食べたい!」と自ら言うか、「今日はこれがお勧めよ」とシェフから言われない限り、「こんばんは、お久しぶりです」と飲み物の注文以外は何も言わないのが普通。
最初に出て来た皿を見て、「ちょっと量が多いけど大丈夫かな?」とは思ったのですが、美味しくてあっという間に平らげてしまいました。
Photo_33Photo_342皿目。ウニのバター焼き/がさエビのスープ。
罰当たり(?)な家内は、ウニも苦手。私はウニ大好き。で、私にはウニを、家内にはスープを出してくださいました。多分蝦夷バフンウニをごろごろ取り出しバターでオーブンに入れただけのシンプルなもので、美味しくない訳がありません。スープの方も、とてもクリーミーで甘いエビの香の中におそらくエビのミソのほのかな苦さがアクセントに加わり、飲み始めると停められません。
Photo_353皿目。鯛と蛤のグリル。
はあ〜、うまい。。。
酒田、庄内の食の特徴のひとつに、塩味の濃さがあります。ここの食事も、一つ難点をあげるとすれば、ちょっと濃い。ハンガリー語の「シオタラン」の反対です。(^^
Photo_364皿目。ホタテのムースにカボチャのソースとアスパラガスとハーブ。
ムースが柔らかくて、高級なハンペンを食べている感じ。美味しい〜!

Photo_375皿目。車エビ。
実は、生の車エビが「これ、食べてみて!」とメニューとは別よ、と言う感じで出されたので醤油で頂きました。
残った頭を皿ごと持って行ったシェフはそれをオーブンに放り込みました。しばらくして出されたのがこのお皿。
「車エビを醤油で食べた後に残った頭のグリル」です。バリバリ食べました。

Photo_39Photo_426皿目。お食事です。
「待て!」の状態で、サラダを食べながら、目の前でステーキが焼かれるのを待ちます。ご飯は美味しい庄内米、お味噌汁の具はなめこです。
鉄板では、最初に長芋、ピーマン、もやしが炒められて皿に盛られ、ついにステーキです。
(右の写真は、お肉を少し食べちゃった後ですが、、、)
Photo_40シェフの一番の見せ所。鉄板でのステーキ調理。
小気味良く、ナイフとヘラを操りながら、ミディアムレア気味に焼いて行きます。
家内と私で、ロースとヒレを頼みました。ステーキを目的に行けば、もっと大きく切ってくれます。200grとか300grとか好みの量を頼めば、それなりのお値段を覚悟しなければなりません。天下の「山形牛」です。
シェフは心得たもので、こちらは何も言わないのに、私と家内のお皿にヒレとロースを半分ずつ盛ってくれました。
柔らかく、ジューシーで、しつこくない脂の旨味たっぷりの「おにく」です。
本当はもっと食べた〜い!
Photo_417皿目。デザート。ブルーベリーのシャーベット。
爽やかにコースの完結です。

久しぶりの「おく山」、満喫しました。お値段は飲み物を除いて一人8~9000円位。リーズナブルだと思います。
いや〜、お前は酒田に行って一体何をしてるんだい?という声が聞こえそうですね。
すみません(誰に謝っているのか、、、)。
私が「しじゅうくさい倶楽部」にお別れし、「半世紀倶楽部」に入会する大きな節目をお祝いしただけです。
見逃してください!v(^^

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コメント

ひげ鯨先生は、本当に良い客さんですね。

わくわくしながら料理を待ち
出された料理を美味しそうに綺麗に平らげ
終始、幸せそうな、満足そうな表情(←たぶん・・・)
料理を供する側も、食材を供給する人も
ひげ鯨先生みたいなお客さんばかりだと嬉しいでしょうね。
「よし、もっと美味しいものを食べさせてあげよう!」
「この料理を出したらどんな反応をするかな?」と、
調理する側もワクワクしていそうです。

投稿: ふなゆすり | 2007.07.12 20:35

せんせ、遅ればせながらお誕生日おめでとうございます!
訳あって少し前からsen1が見られない状況にあるため、こちらから失礼します
アル・ケッチャーノに続く美食レポート、ひたすら垂涎!酒田行きた~い!
でも、もう倶楽部会員なのですからメタボにはご注意なさいませ!(口惜しいだけです)
今年は激動の年ですね。陰ながら応援していますのでがんばってください
いつの日か必ずお邪魔します
うにの苦手なカミサマによろしく!

投稿: みき | 2007.07.12 21:57

このところの記事、出るわ・出るわ、お皿の数々。
どれもこれも素晴らしくて、美味しそうで、圧倒されっぱなし!
が、しかし、もっと出てる?噴出?してるのは、
ひげ鯨さんのテンションのような気がしてなりません(笑)
大晦日のニューヨークのような、防衛大学の卒業式のような。。。
あはは、すんません、発想が変で(^^;
読みながらニコニコしております。
いい明日が開けますように!
魅力満載、一度は山形行ってみたいものです。

投稿: リスペクト | 2007.07.12 22:39

ふなゆすりさん、ミキさん、リスペクトさん、
コメントありがとうございます。知人にも「旨い物図鑑みたいな記事ばかり書いて、、、」と笑いながら揶揄されておりますが、「お誕生日」だったのですからお目こぼしを。これからは対メタボ作戦で粗食に甘んじる覚悟です。
そう、「庄内グルメと脳ドックの旅」などという相反する企画を旅行代理店に組ませて、東京や大阪はじめ全国から人を呼びましょうか?

投稿: balaine | 2007.07.13 01:51

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