鰻「玉勘」(酒田)
またグルメレポートです。(^^;;;
酒田市内の船場町というところに、江戸時代創業の老舗鰻屋さんがあります。
名前の通り、最上川の河口の船着き場の近くで、観光名所で有名な「山居倉庫」も近く、最近では「海鮮丼」で超人気店になっている「海鮮どん屋 とびしま」も近くにあります。しかし、回りは住宅でわかりにくく、知らないで店の前を通ると見過ごしてしまいそうな場所にあります。
今回、久しぶりに行ったのでちょっと迷いましたが、店構え自体は大きく、「鰻」のノボリが立っていたのでわかりました。
「うなぎ割烹 玉勘」
私は「ひつまぶし」を注文。
ご存知、名古屋名物「ひつまぶし」。1杯目は、そのままお茶碗によそって頂きました。うまい!
2杯目は、お茶碗によそって薬味をかけて、と説明が書いてありましたが、全体の量からするとまだまだあるので、軽く一膳そのまま頂きました。3杯目に薬味をかけます。確かに味が変わります。
そして最後、4杯目は出汁(だし)をかけて頂きます。お茶漬け感覚でさ〜らさらという感じですが、結構お腹に溜まって来て、最後の方は「さ〜らさら!」とはいきません。おいし〜!
家内はシンプルに「うな丼」を注文。
「うな重」は、ご飯と鰻の蒲焼きがお重にわけて出て来るのですが、「丼」はご飯の上にどかっと載って出てきます。この普通の感じがたまりません。
お店自慢の「卵焼き」も頂きました。甘めで、熱々です。
お鮨屋さんで頂く「玉(ぎょく)」 に比べると、かなり甘い感じで、少し固めです。お鮨屋さんの玉子は白身魚を練り込んだりしているものが多いのでしょうが、ここの卵焼きはシンプルに玉子と砂糖という感じでした。
HPを見ると、鰻重定食にすると卵焼きもついてくるそうで、次はこれですね。
現在のご主人が5代目ということで、玄関脇のお部屋に2、3、4代のご主人達の写真が飾ってありました。
さすがに、江戸時代開業の初代は写真がないようです。
酒田周辺どころか、近県からもここの鰻が食べたいと行ってわざわざ来る方もいるそうで、さすが交易で栄えた湊町酒田のかつて栄華を想像させますね。近くには、「上喜元」という名前の酒で有名な酒田酒造や、多くの寿司屋があります。特に寿司屋は、酒田には旨いお店がたくさんありすぎて、「ここ!」というのは抵抗がありますが、
「玉勘」の近くという事で限定すれば、第一には「鈴政」をあげます。
先日書いた蕎麦屋「田毎」と日和山公園も近くで、今は昔、かつての栄光になってしまってはいますが、商人の街、北前船の湊町を彷彿とさせる地域です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
昨日の月山筍汁御膳といい、本日の鰻。。。いゃ~2日連続で美味しいもの見ると辛い。さぁ~てと高速のってひとっ走りで着く場所なのに、滑って転んでまた。。。そんで近所のネコにひっかかれて。。。海水浴で混む前に行かねばならん美味いものの所へ♪
鰻と蕎麦から脱線。。。ロゴマークはやっぱりひげ鯨さまがフルート吹いていらっしゃるモチーフなのかなぁ。。。なんてまだ見ぬ素敵なお城を想像したりして、楽しみ♪
投稿: ボリジ | 2007.07.03 17:36
ボリジさん、大丈夫でしょうか?整形外科医のお世話になったりはしていないのでしょうね?こちら、開業予定地の目の前の県道沿いで車で数分のところに、同級生が整形外科を開業しております。昔から良く知っている小児科医、循環器内科医、消化器内科医も近くにいて診診連携もばっちりだと思います。
ロゴ、、、みたんですか?実はそんな感じのを自分でデッサンしています。ただ、クジラの口でフルート吹くのは難しく、、、、(^^;;;
投稿: balaine | 2007.07.04 09:18