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2007年7月

2007.07.30

『ざえもん』

変なタイトルなんですが、意味があるのです。

Photo「ざえもん」関係のもの。
昨日、知人から頂いたお酒です。山形市の方ですが、一昨日鶴岡で仕事があり、わざわざ私に直接届けて下さいました。お知り合いのご病気のご相談にちょっとだけ乗っただけで何も特別なことはしていないのですが。
この方は、地元では有名人。Y放送という地元テレビ局の看板花形アナウンサーをされていて、今はフリーで活躍されています。そのお知り合いの米沢の酒蔵から「九郎佐衛門」の「雅山流」というお酒を頂きました。その中の『如月』という銘柄です。大切に呑みたいと思います。
「新藤酒造の九郎佐衛門」

Photo_2もひとつの「ざえもん」。
指揮者の中橋健太郎佐衛門さん。本名です。
まだ、30代半ばの新進気鋭の指揮者で、今回、我々のオペラの指導・指揮をして下さる方です。
なんでも『元服』して、元々の名前に「佐衛門」が付いたのだそうです。ご本人は謙遜されてか詳しく説明されませんでしたが、世が世ならば、という家柄の方なのでしょうか。
山形でも伝統のあるデパートや本屋さんで、「跡取り」当主になったら名前が変わる方がいらっしゃいます。そういうことなのだと思います。

Photo_3さて、土日と合計で8時間(休憩や食事などあるので実質6時間)、みっちり指導して頂きました。我々の準備不足(パートが全員揃わない、吹奏楽コンクールの県大会に重なった、都合で練習に出て来れず今回が初めてとか2回目くらい)で、大変失礼なことであったと思います。我慢強く指導して頂きました。指揮者の特質として、指導力、特に言うべきことはきちんと言うけれど相手の心をつかむ能力、ただ怒るだけではない指導力というのが本当に必要なのだなあと思いました。
通称「ざえもんさん」とか「ざえちゃん」と気安く呼ぶ関係者もいらっしゃるようですが、近寄りがたいような壁は感じさせないものの、さすがプロの指揮者のオーラというか、「気」というものが十分に感じられました。中橋さんの指導で2日で何とか4幕を一回は通すことが出来ました(最後の方は時間切れになりそうになって、中橋さんが「さあ、時間までにミミをちゃんと死なせないといけませんね」という風に仰って、真剣な中にも楽しくやりました)
『ラ・ボエーム』の練習が「楽しい!」と思いました。
これまでは「楽しい」と思う余裕がなかったこと(今も余裕は全くありませんが)、人が揃わず本番2nd fluteの予定なのに、1st吹いたりpiccolo吹いたりしたこと(初見に近いので更に必死)、オーボエ、クラ、ファゴットなどが揃っていない時は、音楽の掛け合いや繋がりが希薄というか皆無になってしまい、何をやっているのか分からない状態で吹いていたこと、などが原因でしょう。今回だって、楽譜、指揮についていくので必死というか、全く付いて行けない部分もあったのですが、全体の構成と細部の意図などが理解できました。
特に、他のパートが何をしているのか、その音楽が劇中にどういう意味を持つのかが、「ざえもん」さんの説明で良く理解できたので今後の練習にいきると思います。

心配なのは、今回の指揮者練習の後、しばらくオペラの練習がないことです。
まず、今度の土曜日8/4は、「酒田大花火大会」で公式練習はお休みです。
8/11はお盆に入るのでお休みです。8/18は、すでに何度か告知している「JAO酒田大会」があります。
8/25は、休む必要はないのですが、JAO酒田大会の翌週ということでお休みなのだと思います。
私は、8/5(日)の街角ミニコンのモーツァルトFl四重奏をはじめとした数曲の練習もあります。
Photo_4更に、8/26(日)には、響ホールで酒田C高校の音楽部の定期演奏会。メインのブラームス交響曲第2番にフルートトップでのる予定です。写真は、C高校での練習風景。
9/9(日)は、酒フィルとして『酒田市民芸術祭』の開会式典演奏があり、直前の2週はその練習になります。
12月の酒フィル定期演奏会の練習は、今のところしばらくお休みになってしまっていますが、10月に第1回の指揮者練習(ダーネル氏)があるので、市民芸術祭開会式の後は、チャイコの「悲愴」とモーツァルトのVn協奏曲5番(フルートなし)とベートーベンの序曲「エグモント」が主体になるので、練習計画表では9/29までオペラの練習がありません。
2ヶ月も練習しないと折角「ざえもん」さんに指導されてことも忘れてしまいそうで不安です。中橋さんが、繰り返し強調していたことをメンバー全員が意識高くやって行くしかなさそうです。
それは「曲を覚える」ということでした。
当たり前のように思うかもしれませんが、普段、パート譜を見つめながら、休みの小節の数をカウントし、指揮者を見て入ったりしていると、間違う(ちゃんと入れないことを「おちる」とオケ用語でいいます)可能性が高いのがオペラです。それは、拍子がめまぐるしく変わる上に、歌手(歌い手さんが主役です)の歌い方に会わせて指揮者が棒を振るので、3拍子でも6つ振ったり、2拍子でも4つ振ったりと変化するところがたくさんあるからです。

メトロポリタン歌劇場の、プレヴィン指揮、ミミ(レナータ・スコット)、ルドルフォ(パバロッティ)のDVDと最近発売された記念版のマリア・カラスオペラ全集の中から、ミラノ・スカラ座の演奏のCDを観たり聴いたりして、スコアを読み、パート譜をアナリーゼして、しっかり頭にいれておくように努力しなければなりません。
 土日にわたるオペラの練習に加え、上記の街角ミニコンとC高校のコンサートの自主練習もしたので、この週末はおよそ10時間くらいは笛を吹いていました。
大学病院勤務では、こういうことは無理だと思います。仕事に影響を及ぼさずに、しかし可能な限り音楽活動に力を注ぐということを目的に酒田に移住したのですから、目的は果たしていると思います。
さて、街角ミニコン、8/5だとのんびりしていたら、今週末のこと、あと6日後なのでした!(汗&焦)

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2007.07.26

アランフェス、音楽ホール

Aranjuez日本を代表するギターのマエストロ、福田進一さんが満を持してロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を含むCDを出されました。
ギターの曲にあまり詳しくない人でも、この「アランフェス協奏曲」やタルレガの「アルハンブラの想い出」くらいはご存知だと思います。福田さんは、これまでの人生で「アランフェス協奏曲」は軽く100回以上演奏されているそうです。平成17年の酒フィルの定期演奏会では、畏れ多くもこのマエストロ福田をお迎えして「アランフェス」をやりました。私は2nd fluteとPiccoloでした。
「充実感と、、、その3」
しかし、福田さんがこの曲を録音し世に出すのはこのディスクが初めてなのです。
余りにも有名で、多くのギター奏者が演奏し、録音も数ある名曲。巨匠だからこそ安易に録音できないという気持ちもあったのでしょう。CDに付いているノートを見ると、マエストロ福田の師匠が前年お亡くなりになっていて、この演奏を聴いてもらう事ができなかったこと、結果としてこの演奏をその師匠である故斎藤氏に捧げることになったことなども書いてある。
演奏については、言葉で表現すると陳腐になるので簡単に済ませたい。
鮮烈な、素晴らしい演奏。奇をてらわず譜面に忠実に、かつゆとりのある「音楽」がそこに流れている。
ちなみに指揮は、山響音楽監督の飯森範親氏、オケはヴュルテンベルグ・フィルハーモニー・ロイトリンゲンという、南ドイツはシュトゥットガルト近くの小都市のオケで、今シーズンまで飯森さんが音楽監督を務められていたオケです(ちなみにちなみにこのオケWPRと飯森さんでベートーベンの交響曲全集を録音し発売していますが、日本人指揮者がドイツのオケとベートーベン交響曲全集を出したのは初めてだそうです、このオケがまたいいです、「アランフェス」の2楽章の有名なコール・アングレはオケ団員の女性奏者大隈祐子さんという方です)。
是非、お買い求めいただいて聴いて頂きたいと思う。

音楽の話ついでに、、、
音楽ホールの話。
世界中、日本中、素晴らしい音楽ホールがたくさんある。
福田さんがギターソロの録音をした旧余目町の「響ホール」など、山形にもいくつか素晴らしいホールがある。
L01_hall山響が本拠地の一つとしていて、この8月から『モーツァルトへの旅』と称して、モーツァルト交響曲全曲演奏&録音に挑む、「山形テルサ」。
自分で撮影した写真はなかったのでテルサのHPから。満席806席の中型ホール。
山響位の規模の中型オケにはぴったりのサイズで響きも美しい。
自宅から車で1時間半。
Kibouhall1酒田市民会館「希望ホール」。
酒田市出身の歌手 故岸洋子さんの代表曲とも言える「希望」にちなんで名付けられた音響の素晴らしい中規模ホール。1287席。
我が酒フィルの「本拠地」と言うことにしておきましょう(笑)。
山響の庄内公演も年2回はここ「希望ホール」で行われるようになった。小澤征爾指揮新日本フィルも来たし、仙台フィルの公演もあった。来年はここでオペラである。
自宅から車で5分強。
1庄内町文化創造館「響ホール」。
北九州にある「響(きょう)ホール」と紛らわしいけれど、「ひびき」と読む。
客席数は564と少なく、中規模というより小型ホールに入るかもしれないが、残響が豊かでピアノリサイタルや小規模アンサンブルに向いている。上原彩子さんのコンサートもここだったし、一昨年のショパン国際コンクールで優勝したラファウ・ブレハッチのコンサートも平成16年ここで行われた。同じ年、福田進一さんを監督に迎えて「第1回庄内国際ギターフェスティバル」もここで行われた。村治香織さんも鈴木大介さんも大萩康司さんもこのホールで演奏された。
そうそう、アフラートゥス五重奏団もここで2回公演している。
自宅から車で20分足らず。
1_2秋田総合「アトリオン」音楽ホール。先日ブログ記事に書いたように、山形ではなく秋田市の音楽ホールである。パイプオルガン付きの立派なホールで、残響2.5秒とこの4つの中では最も長い。風呂場の中の響き、と評する人もいるが、バロックや教会音楽などにはぴったりだと思う。満席で704席。
自宅から車で2時間強。

音楽、特に増幅器やスピーカーを使用しない演奏では、ホールは非常に大事である。ホール自体が一つの楽器である。オーケストラ、ピアノ独奏、ギター独奏、フルート独奏、弦楽四重奏、木管五重奏、、、それぞれの楽器の持つ特徴で、ホールの持ち味も活かされるところがある。ただ残響が長ければ良いというものでもない。
個人医院開設にあたり、設計の段階に入っているのであるが、診療の一環としてリハビリを行う部屋で、脳の話や生活習慣病などの勉強会も出来る小ホールを造る予定である。そこでは、小編成(2,3人から7,8人程度)のアンサンブルもしたいと思っている。
「ホール自体が一つの楽器である」という気持ちで創るつもりでいる。

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2007.07.23

秋田その2;またグルメ(笑)&アトリオンコンサート

酒田から秋田までは国道7号線を北上します。
酒田を出てすぐに「遊佐町」という、山形県の北西の端の町を通ります。
ここは、海(=海抜0m)と鳥海山の頂上(=2236m)両方を持つ町であり、以前にも書いたが、この鳥海山の伏流水の御陰で、遊佐と県境を接する秋田県の象潟(現在にかほ市)の沖では、滋味深い岩ガキが獲れ、周辺の田では美味しい米が収穫されるのです。

吹浦(ふくら)という地区に「道の駅」がありここによりました。
Photo_60この「道の駅」では、地元の海産物、山の産物、更に地物メロン(砂丘メロン)などが売られていますが、目玉はなんと言っても「吹浦沖の岩ガキ」です。余り小さい形はなく、「大」一個650円、「中」一個600円で売っていました。市内に出ると、大一個1000円近くする場合もありますからお安いと思います。
Photo_61Photo_62その場で開けて食べることも出来るので1個頼みました。小柄な女性の足くらいある大きさの岩ガキを特殊なヘラでこじ開けて行きます。
身はプリップリッで歯ごたえがありながら柔らかく口一杯に海の香りと甘みが溢れ、一瞬で消えて行きます。
レモンが添えてありますが、全く生臭くないので絞りかける必要もない位。
(このお土産に秋田に持って行った分も秋田でまた一個頂きました〜)(^^;;;

遊佐を抜けて秋田に入ると、「裏松島」とも呼ばれる象潟を通ります。ここを通り仁賀保を通る間、視界の左手はずっと日本海です。にかほと由利本庄市の間の「西目」という地区に、「ハーブワールド」というところがあります。ハーブの好きな私は前から行ってみたかったのですが、この日はあいにくの雨模様で時間もなかったので入り口の前だけみて通り過ぎました。
Photo_63ハーブワールドに隣接しているハーブ即売場です。いろいろ買いたいハーブもあったのですが、この日は我慢しました。酒田から車で1時間くらいですので、近いうちにまた来たいと思います。
Photo_64グルメは忘れません。ラベンダーはその旬を過ぎましたが、ラベンダーアイスクリームを食べました。癒されるいい香りでした。
近くの店でも岩ガキを売っていました。小振りでしたが一個300〜400円と安かったです(食べませんでしたよ!)。

秋田で一日過ごし、翌日の昼食は嫁の実家の近くにある『ブルーナイル』というエチオピア料理のお店に行こうと予定していました。エチオピア人の酋長の娘さんを、青年海外協力隊員として現地に行った秋田の男性が嫁さんとして連れ帰って来て、そのお嫁さんとその方の弟さんか甥っ子さんの二人でやっているお店で、通には有名です。ワニ料理なども出しますし、カレー料理などスパイシーでエスニックなお店です。
残念ながら、今回は土崎港祭りに出店していてお店は休みでした。

Photo_65Photo_66Photo_67代案として出た「ちゃんぽんの旨い店」に行く事にしました。秋田中央高校の近くにある「一心亭」です。
秋田でなぜ長崎チャンポンなのか、秋田でなぜ皿うどんなのか、なぜ水餃子なのか、わかりません。
しかし、旨かった。しかもめちゃめちゃ量が多くて、二人共普通盛りなのに写真のような量です。大盛りを頼んでいる人がいましたが、大の大人二人分はありますね。
九州生まれで長崎チャンポンなどの味にはうるさい方だと思います。微妙に本場のチャンポンとは違うところがありましたが、いけます。

これだけ食べながら、帰宅途中、夜のオケの練習のために腹ごしらえが必要なので、また帰りも「遊佐道の駅」に寄りました。行きにも買って行った、地物の庄内米おにぎりを買おうと思ったのですが、さすがに夕方6時を過ぎては売り切れていました。

Photo_68Photo_69連れは好物の「マグロ丼」、私は同じは嫌なので「海鮮丼」です。両方とも900円と安い上に量もたっぷり。特に「海鮮丼」の平目の縁側は、「これが縁側?」と思うような切り身の厚さでごろごろと入っていました。時間がないので味わう暇もなく10分でかき込みました。
Photo_70丼が出て来るまでの5分くらいが待てずに、おにぎりを売っていた隣の店で、「サザエ焼き」を買ってしまいました。こりこりのサザエが5個串に刺さって甘辛いたれが付いて、350円!
私は、丼が出て来てからは、これを海鮮丼にいれて「焼きサザエ入り海鮮丼」などと言って、一人悦に入って食べていました。
反メタボの道は険しい。。。。(^^;;;


そうそう、忘れていました。
昼食の後、すぐに帰路についてすぐに丼を食べた訳ではありません。
その日、秋田駅前の「アトリオン」というホールでコンサートがあったのでそれに行ったのです。
Photo_71出演者は、豪華でした。フルートの山形由美さん、ピアノの山田武彦さん、サックスの須川展也さん、ギターの鈴木大介さんの4名で『2007年銀幕の旅』と題して、映画音楽ばかりを集めた肩の凝らないコンサートでした。
前半は山形由美さんが、後半は須川さんがMCをされるのですが、お二方とも話が上手。
アトリオンは初めてでしたが、とても残響が多く、室内楽向きのいいホールだと思います。ギターの鈴木大介さんは、ギタリストとしての才能はもちろんのこと、NHK-FMのパーソナリティを務めていらして人前で話をするのもなれている感じ。やわらかい語り口と独特の雰囲気がとても良かった。須川さんのソプラノ、アルト、バスサックスは凄い!かっこいい!山田さんのピアノは光るしアレンジがいい。山形由美さんのフルートは、他の3人の楽器に比べると音量が劣る分だけ迫力は感じないものの、高音の美しさと低音の響きが素敵でした(鈴木大介さんはギター専用のマイクとPAスピーカー持参で音を増幅していました)。
特に印象的だったのは、第2部の始まり。客席のみならず舞台の明かりも落とされ、ほぼ真っ暗なホール。
すると舞台ではない後方から何やら音が聴こえる。そう、客席うしろの2つのドアから、ピアノの山田さんがピアニカで、須川さんはアルトサックスで、「ツァウラストラはかく語りき」(映画『2001年宇宙の旅』に使われた)を小さな音から演奏しながら、入って来られたのです。
客席の間の通路を歩きながらステージ向かって行く間、全くの即興でどちらかが出した音に対して会話をするように何か音を返し、それに対してまた返答し、と言う感じで、いろいろなフレーズを交えながら楽しく演奏して歩いて行きました。
ステージに上がる直前には、『のだめカンタービレ』の主題歌のようになったガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏して拍手を浴びていました。
更に更に、須川さんが「実は私も買って来たんです。ピアニカ!」と言って、ピアニカを取り出し二人でピアニカ演奏までしていました。わたしもピアニカ欲しくなっちゃいました。

須川さん以外の3名は前日新幹線で来たそうなのですが、須川さんはある曲のたった17小節のために「バスサックス」を持って来られたそうで、とても一人で持ち運べないので車を運転して東京から来たと言っていました。
でかくてかっこ良かった、バスサックス。
ソプラノサックスは、モリコーニの曲、特に『ニューシネマパラダイス』などにぴったりです。あの音を聴くと、鯨の、特にざとうくじらの鳴き声(歌)を思い出すのは、私だけ、、、ですね。
ということで、昼食と夕食の間にはたっぷり「美味しい時間」があった訳でした。(笑)

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2007.07.22

秋田その1「土崎港祭り」

7/20, 21は秋田市土崎の港祭りで、嫁の実家が近くにあるため、お祭り目的に秋田に行きました。
Photo_59山、または山車を町内ごとに作成し、それを引いて回るため「曳山」と呼ばれています。今年は過去最高25台の山車が出たそうです。
Photo_47博多生まれの私には「どんたく」というお祭りがありますが、この「曳山」、木製の車輪が木製の軸の回りを回りやすくするために油が大量に注がれています。曳山が通ると道には油の跡が残り、油の特有な香りがあたりに漂っています。子供の時からこの祭りに親しんでいる嫁にとっては、この香りを嗅ぐだけで血が騒ぐようでした。

Photo_48Photo_49山車を曵いていない時でも、停めた山の回りで踊ったりして盛り上がっています。それぞれ町内毎に戦国時代の物語を題材に山に人形などを飾り、お囃子が同乗して練り歩くのですが、この曳山はなかなか大変そうです。

Photo_50Photo_51Photo_52各曳山には、「委員長」とか「副委員長」とか「警護」といった襷をかけたお兄さんお姉さん方が先導しています。今回、嫁の希望で私も浴衣を着てみました。恥ずかしいので後ろ姿だけです。下駄も慣れないながら気持ちよかったですね。
二人で浴衣を着てそぞろ歩き、屋台でいろいろ食べ物をつまんで行くのも楽しいものでした。

面白い物を見つけました。
Photo_53Photo_54Photo_55土崎地区の旧町名の表示があるのですが、上と下の酒田町という名称がありました。酒田に関係あるのかと思ったら、その通りでした。酒田の人々が秋田の土崎地区に移り住んだのは西回り航路が開拓されるよりも前のことのようです。

Photo_56Photo_57Photo_58昔ながらの街の面影があまり変わっていない街なのだそうで、「オヤツの店」とか「お茶の間食堂」などというとても郷愁を誘う、「昭和」な店がありました。
街のマンホールは、さすが秋田、「竿燈」の絵柄でした。

そういえば、東北の祭りは来週あたりから始まるのですね。竿燈は来週末です。

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2007.07.18

「街かど音楽祭」JAO酒田大会+α

7/14の記事で宣伝した「JAO酒田大会」のイベントの中に、『街かど音楽祭』があります。
「JAO酒田大会」(告知その1)参考。
主に8/18(土)に、酒田市内の4カ所、「中町街なかキャンパス」、「酒田市交流広場」、「中央公園」、「清水屋デパート」で、午前11時頃から午後5時頃まで(場所によって時間割が違います)行われます。全国からフェスティバルに各地のアマオケ団員の臨時混合編成だったり、酒フィル以外の音楽団体であったり、様々な形で行われ、8/18(土)午後に酒田入りされる高円宮妃殿下にもどこかの会場にご来臨頂く予定です。8/19(日)のメインのコンサートの前に、午前中「山居倉庫」でのミニコンサートもあります。

そういった本番の「前哨戦」的なものとして、「街かど音楽祭ミニコンサート」というものを3月から散発的にやっています。酒フィルが中心となって、酒吹(酒田吹奏楽団)や山フィル(山形フィルハーモニー、アマチュア)の団員が主に小編成アンサンブル(弦楽四重奏など)をやっています。
「ミニコン報告」

C_1先日、7/14は「街なかキャンパス」で酒フィル団員3名と山フィル団員1名による弦楽四重奏が行われました。
モーツァルトのディヴェルティメントや日本の唱歌も演奏し、盛んな拍手を受けていました。
1st Vn.は山フィルのY氏。彼は、酒フィルと一緒にハンガリー演奏旅行にも参加し、酒フィルのファミリーコンサートなどにも顔を出している、もはや「酒フィル団員」と言うべき存在です。
C_2ちょっと、というより、かなり「元気」なモーツァルトでしたが、楽しいコンサートでした。このミニコンサートは全くの無料でボランティアでやっています。
観客は多くはないのですが、熱心に聴いてくださいます。小さいお子さん連れの方もいらっしゃいますが、小品が主となるので、一曲一曲が短くMCも入るので子供さんにも飽きがこないようで、最後まで熱心に聴いてくれました。こういう子供さん達が、将来、音楽が好きになって、楽器をやったり、酒フィルに入ったり、もしかするとプロの演奏家になったりしたら素敵だな、と思います。

私も出演することになりました。8/5(日)です。酒田大花火大会の翌日です。
場所は、「市交流広場」と言って、市街地中心部の本間病院(新しくなったビル)の一角にあります。中町3丁目で、ブログの記事に書いた蕎麦の「田毎」も鰻の「玉勘」も大好きな鮨屋「鈴政」もすべて数分の徒歩圏内。
1300から1330の予定でフルート四重奏をやります。

こんなブログ記事も見つけました。写真が凝っています。「酒田市めぐり街角音楽祭」
この記事の会場は「街なかキャンパス」のほうで、「市交流広場」はまた別のところです。

土日に、市中心街のこの中町辺りを歩くと少し悲しい気分になります。
人が歩いていないのです。実際は人は歩いていますが、「10万地方都市の最も活気あるべき中心商店街」としてはほとんど人が歩いていない印象を受けます。以前にも書きましたが、市郊外の大規模店、中央資本の入った駐車場の広い複合施設に人をとられて行っています。街の真ん中でこういう企画をやるのは、「フェスティバル」を盛り上げる目的であることは事実ですが、それと同時に街も盛り上げたいものです。

Photo_43Photo_44ミニコンサートが終わって、昼食をとろうということになり、清水屋デパートの裏手にある「川柳」に行きました。私は今回が2度目です。
ここは、かの椎名誠氏が「麺の甲子園」でも紹介し、そのワンタンのうまさを「雲を呑むような滑らかさと深い味わい」と評して全国のラーメン好きにも有名になった。元々地元では有名なお店。
ちなみにワンタンは漢字では「雲呑」と書くのだ。
酒田のラーメン屋のラーメンは、だいたいどこの店でも麺の量が多い。多いことを文句を言っているのではない。
店によっては、「小、並、中、大」と4段階設けているところもあるが、大は大抵食べきれないくらいの量である。
食いしんぼの私でも並で十分。つるっとワンタンを呑み、チュルチュルっと麺をすすり、ごくごくとさっぱり系のスープを頂き、あっという間に完食!

Photo_45この日は、結構暑かったので、家内は「冷やしラーメン」。
「冷たいラーメン」は山形市の蕎麦屋が元祖と言われる。冷やし中華ではない、普通のラーメンが全体的に冷たいのである。だから、スープはもともと豚骨や鶏ガラをぐつぐつ煮た、肉系のギラギラしたものではなく、煮干しや昆布などを使った、日本ソバの出汁のようなあっさり醤油系であることが多い。これならば冷やしてもスープが濁ったり固まったりしないからであろう。
普通に美味しかった。

ラーメンは日本食である。
ラーメンという食べ物は日本にしかないものだと思う(海外でも食べられるけれど)。
酒田のラーメン、これもまた奥が深い。
8割近いお店が、自家製麺で手打ちなのだそうである。スープは煮干し醤油系がほとんどながら店によって微妙に違う。同じ暖簾を掲げた系列店でも店によって、麺も味も違うのだから驚き。
そのうち、ラーメン記事も書きましょう。。。
話題が、ミニコンサートからラーメンに逸れてしまった。食べ物のこととなるとつい熱くなってしまう。。。

スポーツ倶楽部では入門的なベーシックコース3回を終え、いよいよ脂肪燃焼&下半身筋力強化(上半身も鍛えますが、脂肪量が以外に下肢に多かったため)コースに入ります。グルメ三昧している場合ではないのである。。。(^^;;;

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2007.07.16

また地震だ!

たった今、平成19年7月16日(月・祝)、午前10時13分、地震が発生しました。
ここ、酒田でも、最初に細かな縦揺れがして、おおお?と思っていたら、軽い横揺れがきました。
縦揺れが最初に会ったので、震源地は近いのか?その割には軽かった?と思っていたところ、大きな横揺れがきました。
平屋の我が家でも、ガタガタガタという細かい揺れからグラ〜ングラ〜ンという大きな揺れに移行して約30秒ほど揺れていました。

すぐにテレビをつけたところ、また新潟中越地方で震度6強だということです。
震源地は、平成16年の時と近いようです。新潟県上中越沖にあるとのこと。

もう5分くらい経ったのですが、自宅の部屋の電灯のスイッチはまだ揺れています。
酒田の震度は3くらいだったようです。
新潟の、特に前回も地震に襲われた地域が心配です。特に心的ストレスも心配です。
余震がないと良いのですが、、、

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最近可笑しかったテレビ番組

私は以外と(?)「テレビっ子」です。
ブログを書いているときも、テレビやビデオ(録画しておいたN響アワーとか)を観ながらです。
俗っぽい「お笑い系」の番組も嫌いではありませんが、お気に入りは「N響アワー」と「芸術劇場」にフジの「平成教育学院」です。

もう一つ、毎週日曜の朝9時からやっている「題名のない音楽会」。
これはほぼ毎回観ています。
真面目な面もありますが、どちらかというと眉間にしわを寄せながら観る(聴く)音楽ではなく、楽しい番組ではあります。山響音楽監督の飯森さんも結構な頻度で指揮をしています。そういえば、近々また出演するように聞いています。

さて、タイトルの番組のことですが、実は先週と今週の「題名のない音楽会」。これが可笑しくて可笑しくて、笑いながら涙が出て来て困りました。下手なお笑い番組なんて吹っ飛んでしまう位楽しかった!
「指揮者になる夢かなえます 第1回振ってみましょう」というタイトルで、全国から応募した指揮希望者10数名を2週に渡って放送したものです。
時間の関係で、一人の持ち時間は「1分間」と非常に短い。
しかし、満員の聴衆、テレビ放映、プロのフルオケという条件を考えれば、金を出すとなると1分間でも数万円ではきかない価値があると思います。

全国から応募して来て採用された強者どもは、やはりテレビ受けしそうな、何かしら特徴を持つ人達ばかり。小学校低学年の可愛らしい女の子から、還暦を超えた壮年男女まで、地域も年齢も職業も幅広く採用されていました。おそらく偏りの無いように工夫されたのでしょう。
「指揮者になるために生まれてきました」というような学生の男の子や、実際にオケや吹奏楽で演奏したり指揮をしている人もいて、なかなかに高度なタクトさばきを見せる人もいました。
「あれれ?不思議ちゃん?」という感じの女性(たしかナース)や、ユニークの一言になりそうな方もいました。
同業医師も数名登場。なかでも、私も仕事上(専門分野が近い)交流のある、某大学の脳外科の現役教授も登場。これには驚くとともに少し笑わせて頂きました。

多くの方が、CDを聴きながら指揮の練習をするためか、タクトが音楽に付いて行こうとしてしまって、オケの出す音を聴いているうちにどんどん遅れてくる傾向にあります。シャルル・デュトワの指揮姿を見るとわかりますが、指揮者の振り下ろす拍は、オケが出す音よりも少し先であるのが普通です。棒を振り下ろして一番下に来た時、ティンパニなら「バン!」と叩いた瞬間が拍の初めであるのが本来は基本だと思います。昔の指揮者は弁慶の長刀のような大きな棒を持って、それを床にドンドンと打ち付けて指揮をしていたので、「ドン」と拍の頭が合うのが本当ではあります。
しかし、デュトワの指揮を見ていると、振り下ろした腕が上がって「裏拍」に入る直前くらいにオケの拍の頭が来ているようです。指揮者によっても個性があるのですが、このように棒がオケより少し先に進んでいないと、テンポ・ルバートや変拍子や速度の大きな変化のある部分では、空中分解する恐れがあります。
分かりにくい指揮者の棒の場合は、オケは棒を無視してコンサートマスターの弓や頭・身体の動きを見て合わせることすらあります。
あまり指揮の経験のない人が振っていると、ですからCDと同じようにオケの音を「聴きながら」振るために、オケはその腕の動きに付こうとし、指揮者はオケの音に付こうとするためにどんどん遅くなっていくのです。

指揮の経験の豊富な人、楽団に所属していて、特に打楽器をやっている人はこのあたりが上手でした。
やっている本人が真剣なだけに、その激しい身振り手振りに、もの凄い顔の表情など、もう爆笑ものでした。
故岩城宏之さんの名著「指揮のおけいこ」にも、手を動かさず棒を振らずに顔の表情だけで指揮をしたらどうなるかということが書かれています。結果は手を振らなければ駄目だけど、顔の表情だけでも指揮者が表現しようとしている音楽のムードは伝わるように書いてあったと思います。今回の出演者も、顔の表情の豊かな人(というか激しすぎる人)がいて、想いが伝わるだけに笑っては行けないと思うのですが、涙が出るほど可笑しかった!

それにしても、審査員としてコメントを述べていた指揮者の小松長生さん、作曲家の千住明さんと服部隆之さんのお三方の真面目さとユーモアのセンスと忍耐力には恐れ入りました。
小松さんは、私と同じ学年になります。あの端正でダンディな顔立ち、スタイルから考えられないような、朴訥としたというか、はっきり言って訛ったお話の仕方がとても親近感を持たせます。
千住さんは言わずと知れた売れっ子作曲家で、ヴァイオリニスト千住真理子さんの兄。山形交響楽団コンポーザー・イン・レジデンス(座付き作曲家)として、山響委嘱作品などにも取り組んでおられます。
服部さんは、良一、克久と祖父、父、本人3代にわたる作曲家の家系。こちらもテレビ番組のテーマなどを書く売れっ子作曲家。この方たちのコメントにも笑えた。
なにより可笑しかったのは、指揮に挑戦する人達が真剣にやっているからこそである。
落ち目のお笑い芸人さんは学んで欲しいな。。。

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2007.07.15

オペラ練習中

平成20年3月9日(日)、酒田市民会館「希望ホール」で、プッチーニ作のオペラ『ラ・ボエーム』をやります。
オケ演奏は、我々酒田フィルで、歌は「二期会」のプロのオペラ歌手を中心に、地元コーラス、少年少女合唱団を加えて演奏する予定です(2幕目に子供の合唱があります)。

昨日と今日は、土日を潰しての集中的な練習です。
先週までは12月の定期演奏会、主にチャイコフスキーの『悲愴』の練習だったので切り替えが大変。今月末にオペラ本番の指揮者による練習があるので、ちょっと追い込みというか「泥なわ」的ではあります。(^^
Boemrh7昨日は、私の自宅近くにあるコミュニティセンター(富士見コミセン)で練習。実はここは、開業予定地のすぐ近くでもあります。
今回から、本番を意識して「オケピット」内に入った形を模した配置。
よって、木管(ホルン含む)は第1、2バイオリンの後ろ(下手側)。金管は、ビオラ、チェロの後ろ(上手側)です。
Boemrh5後方にコントラバスが並びます。パーカッションはコントラバスの下手側です。
(昨日の練習にはCbとPkは誰も来ていません!皆仕事やイベントがあり、練習になかなか全員そろわないのがアマオケの難点です。)
Boemrh4我らがコンミスH田さん。元在京オケでVnを弾いていた名手。ご主人は婦人科の開業医です。美しい音色で我がオケを引っ張っています。指揮は、農業が本職のはずのチェロ奏者で団内指揮者でもあるY田さん(「タビの親父」、笑)。
Boemrh62楽章の練習に集合してくれた合唱団の方々。音楽指導と歌唱指導で地元では有名なS矢先生の指導のもと、プッチーニに挑んでいます。
こどもたちの合唱はまだオケ伴には入っていませんが、結構重要な部分です。パリの下町の雑踏と楽しい雰囲気を表現する街の子供たちと市民の合唱が、3幕、4幕の寂しさ、辛さ、貧しさ、諦め、そして愛の確認と死というこのオペラの悲劇的な部分との対比、コントラストをつけるのに重要な部分でもあります。

昨日は、この様に合唱団が入ったので2幕目中心の練習で、本日は1、3、4幕の練習でした。
富士見コミセンは広くて音響も悪くないしいいところですが、今日は市文化センターの少し狭い練習室でした。
アマオケは専用の練習会場など持たないので、その日暮らし的に練習用の部屋を渡り歩きます。
本日の練習は10:00からでしたが、15:30過ぎに終わりそれから約1時間ちょっと、8月の「JAO酒田大会」の打ち合わせ会議でした。
とにかく、催し物が多いためホスト役の我々も大変です。
8/19のメインの2つのフェスティバルオケによる演奏はもちろん、先日書いたガーボルと三浦さんのデュオリサイタルにガーボルのピアノ公開レッスン、酒田市内の4カ所の小会場にわかれた「街かどコンサート」もあります。
特に「街かどコンサート」は、メインは8/18(土)の1日だけですが、午前中から夕方までやっており、全部で30近いアンサンブルを、全国からのフェスティバル参加者による臨時のメンバー作ったり、酒フィル以外の(我々はお世話係で精一杯!)音楽団体でいろいろな演奏をやってもらう訳です。
木、金、土と仕事はオフにするしかなさそうですし、ガーボルのお世話もあります。
その間、全国から集まった参加者、特に同じフルートパートの方々との交流などもあります。

今日は、朝も昼も粗食で練習で結構エネルギー使ったと思います。なんとなくぐったりです。
明日は「海の日」ということで祝日なんですが、賛助出演をする酒田C高校の音楽部のコンサートの練習があります。ブラームスの交響曲第2番。私はフルートトップを吹かせてもらう予定です。
明日もオケの練習で半日は潰れます。
こういう忙しさというのは、「嬉しい悲鳴」というものですね。

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2007.07.14

JAO酒田大会[告知その1]

健康には粗食が大切です!
健康には適切な運動が大切です!
ということで、グルメ三昧はお休み。そしてスポーツ倶楽部へ入会し、ストレッチ、バイク、ウォーキング・マシン、筋トレマシン、プールでの運動を始めました。
対メタボ作戦開始です。

さて、、、
ついにあと1ヶ月余りとなりました。
「第35回全国アマチュアオーケストラ・フェスティバル in やまがた酒田」
通称で、JAO酒田大会と呼んでいます。
Jaofest1_1これが大会ポスターです。今、庄内一円、いろいろなところに掲示をお願いしています。
大会の総裁は高円宮妃殿下。
会長は山形県知事で、副会長は酒田市長です。
このポスターに見えるように、会期は平成19年8月16日(木)〜19日(日)。

メインは、8/19(日)に酒田市民会館「希望ホール」にて、フェスティバルオーケストラAとBでコンサートです。
オケAは、総勢約120名で、「バルトーク作曲 管弦楽のための協奏曲」。指揮は、井崎正浩氏。ゲストコンサートマスターに東京フィルのコンマスである三浦章広氏を迎えて演奏します。
オケBは、総勢約190名で、「マーラー作曲 交響曲第9番」。指揮は、本名徹次氏。ゲストコンマスは、東京交響楽団の首席コンマスで、山形交響楽団の特別客演コンマスである高木和弘氏と豪華な顔ぶれ。
2曲とも大曲であり、14時開演で17時頃終演、閉会の予定。
大会の詳細はJAOのサイトでも告知されています。↓
「JAO告知版」酒田大会

ポスターに見えるように、フェスティバルを盛り上げる企画として「街かど音楽祭」が16〜19日の会期中毎日行われます。これまで3月頃から酒フィル団員を中心に散発的に「街かど音楽祭プレコンサート」を行ってきましたが、いよいよ8/5(日)のプレコンサートには私も出演致します。弦楽器3本とのフルート四重奏曲の予定です。

Jaofest2_1このフェスティバルは基本的に「アマチュア」の音楽祭ですが、企画の一つにこの別のポスターに示すコンサートがあります。
8/16(木)、19時開演、酒田市民会館「希望ホール」で、上に書いた東京フィルコンマスの三浦章広氏Vn.とハンガリーからのお客様ファルカシュ・ガーボル氏Pianoによるデュオコンサートです。ファルカシュ氏(ハンガリー人は日本人と同じく、姓が先)については、先日ブダペストで会って来た時の模様をブログに書いています。
「中央ヨーロッパの旅 5月11日」
彼は、昨年、ハンガリーのソルノク交響楽団とともに来日し、酒田でショパンのピアノ協奏曲第1番を我々酒フィルとやりました。私はその時フルートトップを吹かせて頂きました。
2006年3月12日「コンサート大成功!」
ガーボル(彼のファーストネームです)は、リスト国際音楽コンクールで第3位の実力を持つ若手ピアニスト。8/16のデュオコンサートは、ガーボルの伴奏で三浦さんのVnと、ガーボルのピアノソロの2本立てである。
贅沢!
なお、ガーボルは、JAO酒田大会終了後も庄内に残り、8/21に遊佐町でピアノの単独リサイタルを開くことになっている。

JAO酒田大会のメインコンサート(8/19)および三浦・ファルカシュ・デュオコンサート(8/16)は、それぞれ一般成人入場料2,000円で発売中です。ご都合の付く方は是非「希望ホール」においで下さい。8/19のコンサートでは、JAO総裁であられる高円宮妃殿下をお迎えしての演奏会となる予定です。

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2007.07.12

鉄板焼「おく山」(酒田)

こうなったら(どうなったら?)徹底してグルメレポートです。
『納豆の日』当日は、私がかねてから贔屓にしている「おく山」で食事でした。
昭和61年から2年間鶴岡に住みS病院に勤務したことがありますが、その時から酒田まで通っていました。
マスターによると、お店を初めて35年。昭和51年の酒田大火後、現在の酒田市立資料館横の一番町にお店を構えているそうです。
贔屓にしているといっても、今回は2年振りでした。去年1年間は、とにかく大学勤務で、そういう余裕が少なかったのです。

「おく山」は、鉄板焼を標榜しているのですが、フランス風懐石料理と山形牛のステーキを食べさせてくれるお店で、ずらっと1列に12人くらい座れるカウンターがあり、目の前には12名の長さ分だけ鉄板があるのです。小さな座敷が2つありますが、お客さんの多くはカウンターを好みます。オープンキッチンなのでシェフが目の前でお肉を焼いてくれるのはもちろん、キッチンを行ったり来たりしてオーブンに魚を入れたり、冷蔵庫から大きな肉の塊を出して焼く前に整形したリテキパキ働く姿を見るのも楽しいものです。
Photo_321皿目。平目のカルパッチョ。
だいたいいつも「おまかせ」なので、「今日は何が食べたい!」と自ら言うか、「今日はこれがお勧めよ」とシェフから言われない限り、「こんばんは、お久しぶりです」と飲み物の注文以外は何も言わないのが普通。
最初に出て来た皿を見て、「ちょっと量が多いけど大丈夫かな?」とは思ったのですが、美味しくてあっという間に平らげてしまいました。
Photo_33Photo_342皿目。ウニのバター焼き/がさエビのスープ。
罰当たり(?)な家内は、ウニも苦手。私はウニ大好き。で、私にはウニを、家内にはスープを出してくださいました。多分蝦夷バフンウニをごろごろ取り出しバターでオーブンに入れただけのシンプルなもので、美味しくない訳がありません。スープの方も、とてもクリーミーで甘いエビの香の中におそらくエビのミソのほのかな苦さがアクセントに加わり、飲み始めると停められません。
Photo_353皿目。鯛と蛤のグリル。
はあ〜、うまい。。。
酒田、庄内の食の特徴のひとつに、塩味の濃さがあります。ここの食事も、一つ難点をあげるとすれば、ちょっと濃い。ハンガリー語の「シオタラン」の反対です。(^^
Photo_364皿目。ホタテのムースにカボチャのソースとアスパラガスとハーブ。
ムースが柔らかくて、高級なハンペンを食べている感じ。美味しい〜!

Photo_375皿目。車エビ。
実は、生の車エビが「これ、食べてみて!」とメニューとは別よ、と言う感じで出されたので醤油で頂きました。
残った頭を皿ごと持って行ったシェフはそれをオーブンに放り込みました。しばらくして出されたのがこのお皿。
「車エビを醤油で食べた後に残った頭のグリル」です。バリバリ食べました。

Photo_39Photo_426皿目。お食事です。
「待て!」の状態で、サラダを食べながら、目の前でステーキが焼かれるのを待ちます。ご飯は美味しい庄内米、お味噌汁の具はなめこです。
鉄板では、最初に長芋、ピーマン、もやしが炒められて皿に盛られ、ついにステーキです。
(右の写真は、お肉を少し食べちゃった後ですが、、、)
Photo_40シェフの一番の見せ所。鉄板でのステーキ調理。
小気味良く、ナイフとヘラを操りながら、ミディアムレア気味に焼いて行きます。
家内と私で、ロースとヒレを頼みました。ステーキを目的に行けば、もっと大きく切ってくれます。200grとか300grとか好みの量を頼めば、それなりのお値段を覚悟しなければなりません。天下の「山形牛」です。
シェフは心得たもので、こちらは何も言わないのに、私と家内のお皿にヒレとロースを半分ずつ盛ってくれました。
柔らかく、ジューシーで、しつこくない脂の旨味たっぷりの「おにく」です。
本当はもっと食べた〜い!
Photo_417皿目。デザート。ブルーベリーのシャーベット。
爽やかにコースの完結です。

久しぶりの「おく山」、満喫しました。お値段は飲み物を除いて一人8~9000円位。リーズナブルだと思います。
いや〜、お前は酒田に行って一体何をしてるんだい?という声が聞こえそうですね。
すみません(誰に謝っているのか、、、)。
私が「しじゅうくさい倶楽部」にお別れし、「半世紀倶楽部」に入会する大きな節目をお祝いしただけです。
見逃してください!v(^^

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2007.07.11

アル&イル・ケッチャーノ

7/8(日)、「納豆の日」を2日後に控えて、プレ・バースディ・ディナーということで、久しぶりに『アル・ケチャーノ』に行って来た。
昨年、テレビ(「情熱大陸」)に出て以来、土日の予約は困難な店となり、平日でも1ヶ月くらい待つ必要のある、「庄内で最も予約の取れない店」になってしまっている。奥田シェフはもちろんお店のスタッフ誰もが、そんなことになるのは望んではいなかったはずであるが、メディアの力、テレビの力は強烈である。
テレビで紹介される前なら、1名か2名ならぶらっと行っても食事ができた。

Photo_14奥田シェフの実力を知るには「おまかせコース」が良いとは言われるが、私はブラッと行って、旬の食材をどうやって客に出して喜んでもらおうか、という意欲の伝わる、黒板にチョークで書かれたメニューを眺め、その中から期待に胸を膨らませて一品選び、鼻孔を膨らませて料理が運ばれて来るのを待つ、そのワクワク感がとても好きであった。特に、常に10数種類は用意されているパスタは、パスタ大好き人間だけに、そのメニューを見るだけで幸福感に満たされる感じすら覚える。
「庄内浜のふぐとキャベツ カラスミのペペンロチーネ」とか「羽黒の月山筍と庄内豚ベーコンのクリームソースフィットチーネ」などと、目で読むだけで口の中に涎が出てきそうである。

久しぶりだし、ようやく取れた予約だし、誕生日祝いだし、、、
と言う訳で、「シェフおまかせコース」をオーダーした。あらかじめ得意、不得意や好みを伝えてはあったが(私には、好き嫌いはないのですが)、席に案内されて聞かれたのは飲み物をどうするかだけであった。

Photo_151品目。わらさの刺身、庄内浜の塩とオリーブオイルをそえて。
「わらさ」とは天然のブリの子供らしい。多分、今までにも食べたことはあるのだろうが、夏場にこれだけ脂の乗った魚が庄内の漁港には上がるのだろう。
Photo_192品目。スズキの切り身と冷製カッペリーニ。
早くもパスタの登場。量はピッコロもピッコロであるけど、これからどれだけ料理が出て来るのか期待させる。
なお、全ての写真は他のお客さんの迷惑にならないようにフラッシュをオフにして撮ったので、少し色合いが変であることをお断りしておく。夜のお店のライティングの下では、人間の目と安物デジカメの差が大きい。
Photo_183品目。のどぐろの刺身、小松菜添え。
出ました!庄内といえば、「のどぐろ」と言っても過言ではない。脂の乗った食べ応えのある、でも後味のしつこくない白身の魚。上に乗った地物野菜とのバランスも良い。
Photo_17Photo_16
4品目。旬の岩ガキ、モロヘイヤと野菜のソース/スズキのカルパッチョ。
家内が、罰当たりなことに生の牡蛎が苦手なため、別メニュー。岩ガキは当然美味しい。カルパッチョも盛りだくさんで旨い。
Photo_205品目。白身の魚とクリームソース。
お魚の名前は忘れた!(不覚)
聞き慣れない、白身の魚。身に弾力があってもちもちした感じ。クリームソースも何かを使ったと説明されたけど、忘れてしまった!無念。
Dumpling6品目。挽肉詰めワンタン(dumpling)、トントロ豚のカリカリ炒めを添えて。
全てのお皿がsmall portionなので、どんどん食べてどんどん出てくる。
ちょっと変わった趣向というか、お口直し的なものに感じた。
Photo_317品目。口細鰈の焼きもの、地物野菜じょなと水菜を添えて。
口細カレイが旨くないはずがない。これに、ギリッとした苦みと香りを持つ「じょな」という聞き慣れない庄内地物の野菜が添えてある。奥田シェフによると、「アネチャの店」に行くと売っているという。
「あねちゃ?」、庄内弁でおねえさん。まあ、昔のお嬢さんが露天を開いている店のことでしょう。道の駅などに行けばあるはず。

Photo_228品目。地鶏のレバー。
お気づきかと思うが、赤身の肉類は黒っぽい皿で、魚介類や白身の肉類は白っぽい皿で供される。
歯ごたえと旨味を味わう。普通に焼き鳥っぽく食べた方がいいかも、、、と思った。
Photo_239品目。毛ガニのリングイーネ。
出た!パスタだ。今度は温かい麺。
毛ガニから旨味やソースが出ていて、パスタもうまい。ただ、ボイルした毛ガニのどこにも切れ目がはいっていないので、フォークでぐさっとやって(皿から飛んで行かないように)ナイフで慎重に切って、次に手を汚しながら殻を開き身をほぐして取り出す手間がちょっと気になる。ハサミで切れ目を入れておいてくれると少し食べやすいのに、と思った。「うるさい客には蟹を食わせろ」ということなのか、、、(苦笑)
Photo_2410品目。月山筍のフリット、生ハム巻き。
あれ?ここで月山筍?と思った。
2年前の6月に来た時には、前菜として1品目に出たように記憶している。
なんでも、海の方から山の方へ、食材の流れで出しているようなことを言っていた。
Photo_2511品目。鯛の水煮、オリーブのペーストを載せて。
と思ったらまた海に戻った。しかし、月山からの湧き水を使った「水煮」である。シェフも「主役は水です」と言っていたように記憶している。

Photo_2612品目。羽黒の羊の背肉ロースト。
シェフ自慢の羽黒の羊。アル・ケッチャーノを最初に世に知らしめたのも、この羽黒の羊肉だった。
絶妙な火加減で、柔らかく、甘く、美味しい!

Photo_27Photo_2813,14品目。ケーキ、アイス、シャーベット各種、そして入れたてのコーヒー。
お誕生日を祝って、特別にチョコレートでプレートをデコレートして出したくださった。感謝!
アイスもソルベもケーキもうまい!
そして、いつもはエスプレッソを頼むのだが、この日はコーヒーにしてみた。これとてやや薄めのエスプレッソ的でとても味わい深い。

ここまで約2時間半でゆっくり食事を楽しむ事ができた。
近くの席には、栃木県からわざわざ食事を目的に来たカップルなどもいて、さすが「アル・ケッチャーノ」という感じである。「おまかせコース」は確か一人7350円から、であるが、材料や品数は必ずしも決まっておらず、客の好み、その日の天気や雰囲気、目的などに応じてシェフが考えて出してくださる。今回は、確か一人9000円くらいだったように思う。フォアグラや地元和牛のステーキなどが入れば当然値段ももっと上がるでしょう。
鶴岡という土地柄、ディナーに一人10000円は安くはないけれど、旬の、しかも庄内ならではの食材を見事に活かし、それを調理するシェフのアイデアそのものを食べるようなお店であることは、本になった『奇蹟のテーブル』にも出ている。「奇蹟のテーブル」はこちら。
ちなみに生産農家の人達と一緒に写っている写真の中には、酒フィルの仲間も写っている。

ところで、余りにも予約がとりにくく、為に半年前から予約しようとする人もいるため、予約は予定日の3ヶ月前から受け付けるということになっているらしい。食べに来たくても来れないお客さんに店側として申し訳ないという気持ちもあって、「イル・ケッチャーノ」というバリスタの常駐する喫茶部を7/7にオープンさせています。
Photo_29「アル・ケッチャーノ」の建物自体は、元々旧鶴岡市のはずれを超えた、旧櫛引町の外島(とのじま)にある「ニュー外島」という喫茶店のあったところです。その隣にある、元ラーメン屋を改装して始めたばかりなので、店の側面にはラーメン屋の名前が克明に残っています。
パスタ、ドルチェ、そしてバリスタのいれるコーヒーが楽しめ予約の要らない店にしたかったらしく、「こんな料理もあるんじゃない?(こだな料理もあるけっちゃーのぉ)」をもじって、「イル・ケッチャーノ」(=いるんじゃない?)という店の名前にしたらしい。「イル」というのは、イタリア語で定冠詞であり、イタリア語らしい庄内弁で店の名前を作ったところに、奥田シェフのウィットを感じることができる。
今度このお店に行ったら、正面から写真を撮ろうと思っています。

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2007.07.10

『納豆の日』

を迎えました。
織田信長がよく舞ったとされる『敦盛』が思い出されます。
「人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢まぼろしのごとくなり」
と謡いながら舞う、あれです。

解釈はいろいろあるようですが、これは人生なんてたったの五十年だ、という否定的なものではなく、「人間の一生を五十年と考えても、そんなのは四天王の五百年に比べれば短いものだ」「まだまだこれから」というような肯定的な解釈もできるようです。
私も『半世紀倶楽部』に入会させて頂きましたので、ますます頑張りたいと思っています。

勝手な計算では、私の人生はあと40年程ございます(誰が決めたんや〜?!)。
医師として一生懸命働き、音楽活動(主に演奏)をし、精一杯生きて行きたいと思います。
そして、いつの日にか「編曲」「作曲」という方面にも進んで行きたいな〜と思っている訳です。
そのために、もっとも大切なことは「健康」です。
病院勤務医だって身体が資本ですが、個人開業医となれば自らの脳と肉体が真に事業資本そのものであり、自分の健康が頼りです。ということで、「納豆の日」を控えた先週、近くのスポーツ倶楽部に入会しました。
現在の体型、体力を測定し、バイク、ウォーキング、筋トレマシーンなどに挑戦しています。
フロアでの集団でのストレッチやダンスはまだちょっと恥ずかしい気持ちもありやっていません。
プールで少し泳いでみたら、ドッと疲れました。
おそらく、プールで泳ぐなんて6、7年振りのことです。

もうちょっと落ち着いたら、ゴルフも再開したいところです。
以前、結構真剣にやっていた頃は、所属するゴルフクラブで、もう少し頑張ればJGAのハンディキャップがシングルという少し手前まで行きました。レギュラーティですが、1ラウンドのスコアが70台というのを2回出したこともありました。今なら、100、切れないだろうな〜、という感じです。
ゴルフは、1ラウンドすれば8〜10kmくらいは歩くスポーツなので、体力維持増進のためにも再度取り組もうかなと考えているところです。
こころとからだの健康、患者さんの健康を守って行く立場ですが、そのためには自分が健康でなければ話になりません。
「人間五十年、、、」

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2007.07.05

飯森山公園

山響の音楽監督である飯森範親氏と同じ名称の「飯森山公園」というのが酒田市にあります。
最上川の南側で、東北公益文化大学や土門拳記念館も近くです。
というより、Iimoriyama「土門拳記念館」自体が飯森山公園の中にあります。
「土門拳記念館」
土門拳は、ここ酒田出身の日本を代表する写真家。数回の脳卒中闘病の後、1990年に東京で亡くなっていますが、その写真など約7万点を酒田市に寄贈され、酒田市ではそれを受けて、世界初の個人の写真家の展示館を創った訳です。設計には、あのイサムノグチも関わっていると聞いています。
写真にあまり詳しくない人でも、『古寺巡礼』という言葉やその作品群、さらには『筑豊のこどもたち』や『室生寺』などの作品群をどこかで目にした事があるかもしれません。それらの作品を季節ごとに架け替えながら常設している世界にも稀な写真専門の美術館ということになります。

この土門拳記念館の裏手に小高く丘のように見えるのが、飯森山という訳です。
ちょうど紫陽花が見頃ということで先日行ってきました。
Aoajisai土門拳記念館の脇にその名も「拳湖」という大きな池があります。その周囲に数万本もの紫陽花が植えてあります。
色とりどり、形も様々です。
Murasakiajisai紫陽花をこんなにしっかりと眺めるのは、鎌倉の通称「あじさい寺」(長谷寺)以来で20年近い時間が経っています。長谷寺は、結構な坂の地面に所狭しと紫陽花が植えられていた記憶があります。
Gakuajisai_2飯森山公園の紫陽花は、余裕を持って植えられているので、青い紫陽花群と紫の紫陽花群の間を歩いて通ったりできます。「ガクアジサイ」と呼ばれる左の写真のような種類も植えられていて、コントラストが綺麗でした。
Shiroajisaiなかなか安物のデジカメでは綺麗な発色が現せないのは、こういった「白」い花ですね。こういう写真を撮っていると「でじいち、買おうかな〜」なんて気になります。ご存じない方のために、「でじいち」とは「デジタル一眼レフカメラ」、要するにプロ仕様の本格的一眼レフでデジタルカメラが今や主流になりつつあるのです。ズームレンズや広角レンズなどを使うと、廉価版デジカメではとても出せないプロっぽい写真が撮れるのです。

Hakucho1この土門拳記念館の陰に隠れるように、つがいの白鳥が卵を暖めている姿があります。これから夏を迎えるという季節に白鳥?と思われるかもしれません。
このつがいの白鳥は当地では有名です。
確か、一昨年酒田に渡って来て(最上川河口周辺は本州では最大の白鳥飛来地)、うち1羽が羽に傷を負って長時間飛べないらしく(短時間、飯森山公園周辺は飛んでいたように記憶しています)、つがいのまま酒田に残って昨年は卵を産んで雛が孵り、その雛は成長して、親から離れてどこかの群れと一緒に北へ帰って行ったはず(詳しい事は誰もわからない)のです。
今年も卵を産んで、暖めているのですが、すでに一個は駄目だったらしく、現在二個目(?)を暖めているようです。外敵もいるでしょうが、この土門拳記念館の裏に巣を作り、二羽で守っている姿はこころをうちます。その白鳥たちを一生懸命見守っている酒田市民の話を先日テレビで放送していました。
また雛が孵ってくれればいいのですが。。。

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2007.07.04

建築基準法改正

いよいよ開業予定地が決まりました。
これから、まだまだ先は長いようです。いろいろ手続きや準備する事がたくさんあります。
一番困ったのは、6/20から建築基準法が改正施行されていること。
例の「姉○事件」の悪影響です。彼自身は既に犯罪者であることが確定しているので糾弾しても差し支えないと思いますが、姉○氏に関連する企業や官公庁、最終的には省庁、政府の責任も問いただしたいものです。
「耐震強度」の計算法がより厳しくなったそうです。さらに、事務的に建築申請を審査する期間が延長されました。これまでの最低3週間が5週間へと、14日間も延長されました。
14日間延長して何をするんでしょうね。その分、厳しく審査をするという事なのだそうですが、じゃあ、今まではいい加減にやっていたという事を自ら立証している事になるのではないでしょうか。14日間延ばすと何が厳しくなるのでしょう。「下衆の勘ぐり」ではありますが、2週間延びた分だけ、審査書類を「積んどく」期間が長くなっただけではないのでしょうか?審査する機関(市町村ですか?)の担当者はこれまでより仕事が楽になる(期間が延びたから急いでやらなくていい、のんびりやれる)などと喜んでいるのではないでしょうね。
審査期間が延長されて困っている市民がいる事を考えて仕事をして頂きたいと思います。

ということで、設計図ができて建築申請をしても、順調に考えても8月お盆過ぎの着工も厳しく、9月に入ってしまいそうです。決まった以上は、早く結果を求めたがる(?)脳外科医の癖が出ますが、ここはいいものを造るためにもぐっと我慢。相手のある事ですから仕方のない部分もあります。


Fujimicommcen酒フィルがよく練習に使用する「富士見コミュニティセンター」、略称「富士見コミセン」の壁に、地区の子供達が作成したと思われる地域の地図がありました。富士見コミセン自体は、住所的には曙町にあるのですが、この地域一体は「富士見小学校」学区ということでそう呼ばれているのでしょう。
開業予定地は、この地図の真ん中やや右より、富士見町3丁目で、地理的にも住所的にもとてもいい場所です。

Asayake3Asayake1借家自宅もたまたまですが富士見町にあります。最近、私なりに悩みがあるのか、仕事のストレスなのか、朝方早くに目が覚める事があります(単に年のせいか、、、)。
自宅の裏側は小さい川があり、その土手に上がると北東方向に鳥海山が見えます。
この日は、素晴らしい朝焼けと日の出を見る事ができました。コンパクトな汎用デジカメでは、こんな風にしか見えませんが、実際はもっと色のグラデーションが素敵で、美しく、鳥海山が薄暗闇の中のシルエットになって浮かび上がり、朝陽の登る直前にかけてどんどんそのシルエットの色合いや空の色が変わって行きました。
写真に収めるのも難しいですが、これを絵で現すのも容易ではないでしょう。1秒ごとに色合いが変わって行く様は自然の凄さを思い知らされます。
私が現在住み、開業する予定の地域、その近隣に「富士見町」「曙町」「日の出町」という名前が付けられている理由が、この景色を眺めていてよく理解できました。
「こあら町」という可愛らしい名前の住所も近くにありますけど、もともとは古荒新田(こあらしんでん)という土地から来ているのだと聞いています。私がこれから元気に働ける限りは10年、20年、もしかして30年とお世話になる地域であり特別な感慨があります。
姉○君のことはこの際、忘れてあげるしかないでしょうね。

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2007.07.03

鰻「玉勘」(酒田)

またグルメレポートです。(^^;;;

酒田市内の船場町というところに、江戸時代創業の老舗鰻屋さんがあります。
名前の通り、最上川の河口の船着き場の近くで、観光名所で有名な「山居倉庫」も近く、最近では「海鮮丼」で超人気店になっている「海鮮どん屋 とびしま」も近くにあります。しかし、回りは住宅でわかりにくく、知らないで店の前を通ると見過ごしてしまいそうな場所にあります。
今回、久しぶりに行ったのでちょっと迷いましたが、店構え自体は大きく、「鰻」のノボリが立っていたのでわかりました。
「うなぎ割烹 玉勘」

私は「ひつまぶし」を注文。
Hituma1Hituma2ご存知、名古屋名物「ひつまぶし」。1杯目は、そのままお茶碗によそって頂きました。うまい!
2杯目は、お茶碗によそって薬味をかけて、と説明が書いてありましたが、全体の量からするとまだまだあるので、軽く一膳そのまま頂きました。3杯目に薬味をかけます。確かに味が変わります。
そして最後、4杯目は出汁(だし)をかけて頂きます。お茶漬け感覚でさ〜らさらという感じですが、結構お腹に溜まって来て、最後の方は「さ〜らさら!」とはいきません。おいし〜!

Unadon1家内はシンプルに「うな丼」を注文。
「うな重」は、ご飯と鰻の蒲焼きがお重にわけて出て来るのですが、「丼」はご飯の上にどかっと載って出てきます。この普通の感じがたまりません。

Tamago2お店自慢の「卵焼き」も頂きました。甘めで、熱々です。
お鮨屋さんで頂く「玉(ぎょく)」 に比べると、かなり甘い感じで、少し固めです。お鮨屋さんの玉子は白身魚を練り込んだりしているものが多いのでしょうが、ここの卵焼きはシンプルに玉子と砂糖という感じでした。

HPを見ると、鰻重定食にすると卵焼きもついてくるそうで、次はこれですね。
現在のご主人が5代目ということで、玄関脇のお部屋に2、3、4代のご主人達の写真が飾ってありました。
さすがに、江戸時代開業の初代は写真がないようです。
酒田周辺どころか、近県からもここの鰻が食べたいと行ってわざわざ来る方もいるそうで、さすが交易で栄えた湊町酒田のかつて栄華を想像させますね。近くには、「上喜元」という名前の酒で有名な酒田酒造や、多くの寿司屋があります。特に寿司屋は、酒田には旨いお店がたくさんありすぎて、「ここ!」というのは抵抗がありますが、
「玉勘」の近くという事で限定すれば、第一には「鈴政」をあげます。
先日書いた蕎麦屋「田毎」と日和山公園も近くで、今は昔、かつての栄光になってしまってはいますが、商人の街、北前船の湊町を彷彿とさせる地域です。

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2007.07.02

「月山あさひ博物村」

 超多忙な大学病院勤務(医師+文部科学教官)から、一介の医師になり、A診療所とB病院に籍を置いて仕事をしています。仕事内容の変化、対象患者の違いにもとまどい気疲れしますが、一番調子が狂うのは勤務時間です。
その気になれば、本当に9時−5時勤務です。診療所の方は夕方18時まで外来受付をしているので、診療が終わるのが18:30を過ぎる事もない訳ではないのですが、毎日夜の7時前には家に帰る事ができます。
朝だって、検討会や早朝野球もないので、8時から8時半の間くらいに家を出ます。
人間、楽を覚えるとすぐに身体が楽な方に流れるようで、大学病院勤務時代のように、6時代に起きて7時過ぎに出勤し、早くても夜8時過ぎ、遅い時は午前様の帰宅という生活はもうできないような気がしてきます。
 その分、毎日、フルートの練習ができます。庭の芝刈りもできます。スポーツ倶楽部にはいって「対メタボリ作戦」を開始しなければ行けません。あ〜、人間的な生活です。すみません(誰に謝っているのか、、、)

先週、旧朝日村、現在の鶴岡市になる、国道112号線沿いにある『月山あさひ博物村』に行ってきました。
どこ?という感じでしょうが、バンジージャンプのメッカといえば、わかる人もいるかもしれません。
Turibasi1これは、バンジージャンプをする吊り橋です。なかなかの幾何学的絵柄です。
残念ながら、一昨年、事故があり(職員が死亡)現在ジャンプは休止中ですが、この橋を渡りきったところにある、月山ワインの貯蔵庫になっている場所の入り口(?)に、過去のジャンパーの写真が飾られています。一様に、皆、笑顔でジャンプしています。高所恐怖症気味の私には信じられない事です。
ビキニだけで笑顔でジャンプしている若い女性や、ほぼ全裸の男性もいました。
凄いです。
Banji1Turibasi3だって、こんな所から飛び降りるんですよ。
両足にワッカをつけて確実に留めてあるとはいっても、あとは太いゴムのロープみたいなものだけで、命綱も何もないんです。飛んだ時にワッカが外れたら、ロープが切れたらとか、考えないのでしょうか?
なんであんな笑顔で飛べるのでしょうか?
Turibasi2飛び込む渓谷の流れのすぐ先は、こんな凄い濁流(雨が降ってたからだけど)なんです。どうして笑顔で飛べるのでしょうか?

さて、ここに来たのはバンジーをするのが目的ではない事は当然です。
すぐ近くに「大梵字」というお蕎麦屋さんがあって、6月一ヶ月だけ「月山筍」づくしの蕎麦膳が出されるのです。
庄内の美味しいものを紹介しているブログで発見、気がついたら6月も末。
本当に6月30日一杯の企画ということで、飛んで行ってきました。
Daibonji1バンジージャンプする橋とは112号線を隔てて反対側に、そのお店『大梵字』はあります。古民家風の佇まいがそそります。


Gassandakegozen店に入ると、中は結構広く、畳の座敷だけで3,40名は座れそうです。平日の昼間、雨模様ということで、お客は少なかったのですが、店内のどこにも、またメニューに「月山筍汁御膳」という説明がありません。
「期間限定の、、、」というと、お店の人が「ああ、御膳ですね」と言ってしばらくして出て来たのがこれです。
十割蕎麦に、月山筍のみそ汁、月山筍の刺身(みそ田楽風)、月山筍のはいったサラダ、そして月山筍を含む天ぷらが付いていて、1,500円でした。
ブログに載っていたのは、昨年の6月の記事で、「前売り予約券1,300円(前売りは、食後にコーヒーかシャーベット付き)」と書いてありました。200円これも(寿司の長三郎に続き)値上げか〜。
でも、とても美味しかった。お蕎麦も旨いし、なんと言っても月山筍のみそ汁がうまかった〜。
満足いたしました。
そのあと、博物館で世界の蛇や昆虫を見て帰りました。ヘラクレスオオカブトやゾウカブトムシなどが飼育されていて、カブトムシマニアには垂涎の展示なんだろうな、と思いました。蛇も気味悪いような美しいような、でした。
渓谷にバンジージャンプ、十割蕎麦と月山筍に蛇にカブトムシ、何とも言えない取り合わせでした。
こちらをどうぞ。
「月山あさひ博物館」のHP

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2007.07.01

7月です!

平成19年の7月になりました。
私の誕生月なので、もうすぐもう一つ年をとってしまいます。
中学校の同窓生で作っているメーリングリスト内では、「しじゅうくさい倶楽部」などと茶化していた年齢から、「半世紀倶楽部」へと自動的にランクアップしてしまいます(笑)。

いつもの誕生日となんら変わらない「納豆の日」だと思うのですが、開業をするという大きな決断をして前に進み始めたこと、その目的とともに音楽活動充実を目指して酒田へ転居したということなど、こころの奥底では深い想いがあります。精一杯熟慮していい医院を作りたいと思っています。

さて、神尾真由子さん、やりましたね~!
チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門『優勝』です!
コンクールに優勝することと、素晴らしい音楽家であることは必ずしも一致しない面もありますが、世界的なコンクールで優勝することを否定するつもりはありません。
日本人で、これまでチャイコフスキーコンクールに優勝した人を見てみますと、1990年の諏訪内晶子さん(ヴァイオリン)、1998年の佐藤美枝子さん(声楽)、2002年の上原彩子さん(ピアノ)のお三方、女性ばかりでした。
皆、素晴らしい方ばかりです。諏訪内さんはピッツバーグでコンサートの後、少しお話もでき、サインもいただきました。佐藤さんは、昨年山響コンサートに出演され、その模様はNHKの「オーケストラの森」やBSで放送されまして、カメラの位置の関係で観客であった私も映っておりました。上原さんは、2004年に庄内町(旧余目町)の「響ホール」でリサイタルを開かれ、ホテルまで私の車でお送りしました(H16/7月 上原彩子さんと)。
なんとなく神尾真由子さんもそう遠くない将来、演奏などでかかわることができそうな予感がしています。

「優勝」ということは本当に素晴らしいことですが、たとえばピアノの小山実稚恵さんやチェロの藤原真理さんのように、優勝は逃したもののその後素晴らしい音楽家になっていらっしゃる方はたくさんいます(「優勝」は一人なのに対し、2位以下はもっと多いわけですから、当たり前なのかもしれませんが)。神尾さんは、わずか10歳でN響とラロのスペイン交響曲でコンチェルト・デビューを果たすなど、既にカッコたる実績のある音楽家ですが、この度の「優勝」を契機にさらに歴史に名を残すようなヴァイオリニストになっていただきたいと思います。

8月16日からの、「全国アマチュアオーケストラ・フェスティバルin酒田やまがた」まで1ヶ月半になりました。
酒フィルは、昨日土曜日の夜に加えて、本日日曜日も日中通して練習です。昨日、今日は12月の「定期演奏会」に向けての練習で、チャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』がメインとなります。同時に来年3月に行うオペラ公演『ラ・ボエーム』のオケ伴練習も進めていくため、例年の1.5倍ほど練習時間がとられていて、普段あまり行わない「日曜日の午前午後練習」が6月、7月という早い時期から組まれているわけです。
団員は、皆、それぞれに仕事を持って忙しいわけですが、頑張って練習に集います。特に農家の人たちは、日の出から日没まで田や畑で暑い日差しの中で働いていて、一様に真っ黒(一部真っ赤)に日焼けして来ています。7月収穫の砂丘メロンやその他の作物のために大事な時期であるため、どうしても練習に来れない人もいますが、酒田だけでなく、周辺の町村、遊佐、庄内、鶴岡はもちろん新庄や山形市からも練習に集います。
私も、開業準備でいろいろ考えることややることもありますし、6月からの新しい勤務で慣れない仕事にとまどいと疲れを覚えてくる時期ですが、練習に時間を割けることは「うれしい」ことで、みんなとアンサンブルをする事を(これまでやりたくてもできなかったことでもあり)楽しんでいます。

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