« 山形弦楽四重奏団藤島公演 | トップページ | カレーのALBA(酒田) »

2007.06.21

寿司の長三郎(鶴岡)

私はグルメではないが、食いしん坊である事は確か。
旨いものがある、いい店がある、と聞くと駆けつけたくなる。
「蕎麦好きは遠きを厭わず」と言う言葉ある。
確かに、おいしい蕎麦があると聞けば、上山、南陽、新庄、大石田、村山、その他山奥、いろいろ行っている。

今回は、寿司。
寿司は、関西系の押し寿司も大好きで、特に「鯖棒寿司」なんて言葉を聞いただけで涎が出そうである。
江戸前握り寿司も大好き。ネタは何でも好き。特に「光り物」には目がない。
鶴岡、酒田を始め庄内には旨い寿司屋が異常な程多い。異常というのは、人口の比率にして多すぎるし、それがそこそこ成り立っている。更に、安くて旨い店が多い。やはり、目の前に日本海があり新鮮な、そしてバラエティに富むネタが手に入る事が大きい。
愛する鳥海山も大きな存在である。
山が海の幸に関係あるのか、というと、大有りくいむしである。
鳥海山は夏でも雪が残っている。原生林の中にしみ込んだ雪解け水は、四方に滋養豊かな川を作る。
庄内米ササニシキ、特に最上川より北側の、鳥海山からの伏流水や川の領域に米がうまいのは鳥海山の御陰である。(漫画「美味しんぼ」にも庄内米ササニシキの旨さの事が書かれてあったと思う)
そして大好きな大きな「岩ガキ」。
これこそ鳥海山が生んだものである。
遊佐町吹浦や裏松島と呼ばれる秋田の象潟(遊佐のすぐ北)では、鳥海山の伏流水が海の底から沸き上がってくる。海水浴場にそのわき水が出るところもあるが、とても冷たくてみんなそこでスイカを冷やしたりしている。
この滋養豊かで冷たい水が、ここ庄内の岩ガキを「夏」の食べ物にしている。
普通、牡蛎はRの付く月に食べるもの、夏は危険と言われているが、ここでは逆なのである。

さて、話が脱線しすぎたので寿司に戻る。
Sushimise今回、初めて伺った、鶴岡市の中心部、市役所からも歩いて数分のところにある、『寿司の長三郎』。元は温海町に店を構えていたらしい。ここを知ったのは、庄内の旨いものを紹介している幾つかのブログの御陰。

Suchihachi平日の昼間やっている「ランチタイム」の大出血サービスメニュー「開運丼」。
開運橋とたもとにある店なのでこういうネーミングなのでしょう。
2階のおお広間に案内されると、まず入り口に丼がおいてあり、小、大、特大がこのように900, 1200, 1500円と表示されている(最近100円ずつ値上がりした模様)。自分の好みの丼サイズを注文すると、お店の方ですし飯を入れて持って来てくれるシステム。

Sushi1私は「大」、家内は「小」を注文。このように、刻み海苔が敷いてある。まあ、見た感じ「妥当な量かな」と最初は思う。あとはセルフサービスで、ここに寿司ネタを盛り込むのである。

Sushibuffetホテルの朝食のビュッフェのように、寿司ネタが並べてある。この日は、目玉が地物の「メバチマグロ」だった。他に、地物の大きなヒラメに、マグロの赤身、アジ、何か白身の魚(すみません、わかりません)、イクラ、トビッコ、貝(トリ貝?)、甘エビ、タラバガニ(ゆでたもの)、卵、あと何種類か覚えていません。それにワサビとガリが置いてある。

Sushi2どんなに盛り込んでも載せられるだけ載せて自由にネタを選べる。たとえば、イクラが大好きならイクラだけ、他に何も載せなくてイクラだけ丼からこぼれる直前まで盛る事も可能だろう。
まあ、普通は海鮮チラシというかんじにするのでしょう。
私の丼。
性格が現れます。好きなだけ載せていいのだからと、一つのネタを平面ではなく、上に、狭い土地に高いビルを建てるように積み上げています。少し見えるイクラも、後でわかりますが、実は下の方に敷き詰めています。

Sushi3こちらは家内の方。控え目に美しく「小」の丼に「大量に」盛り込んである。イクラと赤身が好きだという嗜好が出ていますか?
見た感じは、「余裕」で食べられそうですね。
これで900円!
Sushi57階建て位になっていた、ネタをまず「どかす」ために刺身として食べて行きます。結構ぱくぱく食べて、少し海鮮丼らしくなったところで、撮影。
どこが減ったんだろ?卵1個食べただけ?って感じです。

Suchi6ここからは、ガツガツと食べて行かないとなかなか減りません。
お上品に頂いたのでは「開運丼」に申し訳ない。
結構食べたな、というところでこんなものです。
家内は、もう「苦しくなって来た」と言っています。
店の名誉のためにも、ネタもシャリも美味しいのですよ。ただ、多いだけです。(笑)

Suchi4やっと寿司飯も見えて来て、「お刺身」という感じではなく、海鮮丼として食べる事ができました。
そして、最終段階で見えるのは、最初に敷き詰めたイクラ。これだけでもイクラ丼を食べている途中のように見えますよね。

Suchi7そして、ようやく完食です。
胃が、(もともと大きいけど)また大きくなりました。
忘れていましたが、ガサエビのお味噌汁も付いてきます。これも美味。
家内は、大好きなイクラは頑張って食べたものの、シャリが少し残りました。
子供の頃から、お百姓さんに感謝して米粒一つ残さず綺麗に食べるように躾けられて来た私としては、丼に残されたシャリが可哀想でなりません。
苦しいお腹を我慢して、家内の残したシャリも頂きました。
ごちそうさま〜!

|

« 山形弦楽四重奏団藤島公演 | トップページ | カレーのALBA(酒田) »

コメント

美味しそう。。。もう高速のったら直行だぁ♪でも、今、高速隣のイベント会場でスピード上げて庄内方面に向かう車を羨ましく思いながら。。。まぁ休み休み点滴しながらお仕事〔?〕多分、こんにゃく売り娘でもしていると勘違いされつつ・・・。イベントの反省会は庄内で♪に決定してます。寿司の長三郎さんもコースに入れなきゃいけませんね!
泊りがけで反省会、しかも私は砂浜にビーチグラス拾いに行きたいし。。。ロキソニンの熱心な信者になり、なんとか頭痛〔・・・〕balaine先生が掲げる診療科の〔〕内方面なのか不思議な頭。多分、寿司の長三郎さんに魅かれているとこみると。。。たかが頭痛なのかも(*^o^*)

投稿: ボリジ | 2007.06.22 00:44

ボリジさん、もっけだ!
こちらにこられる予定があればメールか何かで知らせてください。
ロキ○ニンは優れた鎮痛薬で、私も愛用していますが、世界頭痛学会の分類にもある「薬物(鎮痛剤)乱用頭痛」に陥らないように注意してくださいね。治療法は「くすりをやめる」と言うことになってしまいます。
体調が安定されますように。

投稿: balaine | 2007.06.22 03:50

美味しそうですねー!ホントにこれは性格が出るっ!(笑)
私もいくらが大好きなので、これでもかーという位のせました。欲張ってあれもこれものせたくなります。最後に私も痛い目に合いました。苦しくって倒れそうでしたが、、、心は大満足☆
また行きたいです。

投稿: hokkori | 2007.06.22 16:46

こんばんは。コメントどうもありがとうございます!
長三郎さん体験レポート、楽しく読ませて頂きました。
7階建て・・・笑 うん!うん!分かりますよ。
私は山型に盛り付けて行きます。
そして、テーブルにあった小皿にまずネタを取り分け、シャリが見える状態にしてから、少しのシャリとでっかいネタで食べ進んでいきます。

あぁ~あぁ~こんな事書いてるとまた行きたくて溜まらなくなりました。

投稿: なおみ | 2007.06.22 21:02

hokkoriさん、なおみさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
庄内のおいしいもの、魅力あるものを紹介されるお二方のブログはしょっちゅう訪れて参考にさせて頂いております。
庄内新参者ですのでよろしくお願いします。
酒フィルもよろしくお願いします。

投稿: balaine | 2007.06.23 10:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74618/15505447

この記事へのトラックバック一覧です: 寿司の長三郎(鶴岡):

« 山形弦楽四重奏団藤島公演 | トップページ | カレーのALBA(酒田) »