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2007.05.29

♪②「中央ヨーロッパの旅」:5月7日、ウィーン2日目

5月7日(月)、ウィーン2日目。
今日のハイライトはなんと言っても、夜のコンサート。
ニコラス・アーノンクール指揮ウィーンフィルである。
Hkebfastsetホテルの楽しみの一つに朝食がある。ここの朝食はビュッフェスタイル。美味しい。
コーヒーも美味しい。まずはこれから始まる長い一日の体力をつける。

Hkebfast2ちょっと取り過ぎなよう。
周りの人たちは余り大量には取っていない。このホテルは、団体客はなく、比較的年配者が多い。
有名な割には日本人客も少なく(我々以外に、1、2組)、落ち着いた雰囲気でゆっくり食事できる。

Hkeguestホテルの玄関口には、過去に宿泊した有名人の名前が刻印されている。モーツァルトの名前が一番上にあるが、宿泊したというよりは、ホテルのある番地にかつて短期間モーツァルトが住んだ事があったらしい。しかし、クララ・シューマンにワーグナーにブルックナーにリストにグリーグに、、、名だたる音楽家達の名前が誇らしげに刻まれている。

Shoenbrunbasha2昨日はホテル周辺を回ったので、今日はまずシェーンブルン宮殿へ。ゆっくりと10時過ぎに出発。シュテファンプラッツ駅はホテルから徒歩1分。地下鉄で到着。
あまりにたくさんの部屋があるため、半分程の見学コースにする。日本で言う、修学旅行生のような子供達もたくさん居た。
つい、馬車に乗ってしまう。。。(^^;;;;

戻るのは、路面電車でウェストバーンホフ駅へ。明日、鉄道でこの駅からザルツブルグに向かうので、駅の位置や雰囲気の下調べを兼ねる。
ここから地下鉄でシュテファンプラッツへ戻り、昼食はカフェ・オーバーラーの2階へ。ゆっくり食事を楽しむ。
Oberlaarウィーンにはカフェが多い。気候の良いこの季節は、特に店の前に席を広げてある。日本でも最近は目にするようになった光景であるが、ヨーロッパ人は天気の良い日は陽の光を浴びる事を好むらしい。
美白信仰の日本人(特に女性)は、戸外でお食事と洒落こむよりも紫外線対策の方が重要のよう。
私も強い陽射しを浴びるより、2階席でのんびりビールを飲んでくつろぎたかった。

オーバーラーを後にしたのは午後3時過ぎ。そこから、市中心部にあるブルグ宮殿へ。
特に見たいのはシシィ博物館。
ここも、シェーンブルン宮殿と同じようなものではあったが、その恐るべき数の銀食器や燭台などのコレクション。そして驚いたのは、伊万里焼などのJapanのコレクション。
ゆっくり見て歩いて、午後5時頃ホテルに戻る。


Konzh1今日のコンサートは、楽友協会大ホールではなく、コンツェルトハウス大ホール。
こちらも音響の優れた、収容人数の多い素晴らしいホール。

Konzh2私はタキシード、家内は和服で徒歩でホテルから出かける。
ゆっくり歩いても10分程度。早めについたので、いろいろ見て回った。

Harnoncour1写真は1曲目のアルバン・ベルクのバイオリン協奏曲が終わったところ。
独奏はギドン・クレーメルであった。バイオリン奏者で、かつ指揮者。
指揮者のアーノンクールはチェロ奏者でもあり旧知の仲。
素晴らしい演奏であったが、ベルクのこの曲は耳なじみがない。「12音技法」と呼ばれる、一見(聴)無調の音楽なので、いわゆる狭義のクラシック音楽と違って捉えところがない感じがするのである。

長めの休憩の後、後半の演目。ベートーベンの交響曲第7番。いわゆる「ベトシチ」である。
アーノンクールもウィーンフィルもノリノリで4楽章があっという間だった。楽しかった。
Ozawakonzerthこのコンサートには、写真のようにマエストロ小沢征爾も来ておられた。
2階バルコニー席の下手側の真ん中の立派な作りの部分が「ポコン」と空いていた。
何かと思ったがマエストロ小沢がいらした訳だ。
コンサートが終わって会場を後にする時に、物々しい警備と警察車両がホール前に縦に長く停まっていて、誰かが来たらダーッと走り去ってしまった。政府高官か大統領か貴族か、そう言った方が来ておられたのであおう。
小沢さんはそのお相手役だったのかもしれない。
それにしても、休憩中ロビーを歩いていたら、偶然貴賓用休憩室?から出て来た小沢征爾さんとすれ違う形になった。こちらが会釈をする前に、我々を見てすぐ日本人とわかったらしく(和服の女性ですから)、「ニコッ」というより「クシャッ」というような、あの目がなくなるような笑顔を向けてくださったのには感激した。

Wimperialコンサート会場を後にしたのは夜の9時半過ぎ。
歩いてすぐのインペリアルホテル1階のレストランで、感激を噛み締めながら料理を味わった。
ここにもシシィの肖像画はかかっていた。

Wimperialrestau_1写真は、私が頼んだ料理の最初、「何だか」のスープ。美味しかったけど覚えていない。確か何やらと言う名前の野菜のスープにイクラ(鱒の卵?)が添えてあった。少ししょっぱいけれど美味しい!
隣の席では、どうやら10才前くらいの可愛らしい女の子のお誕生日会。セレブな雰囲気が漂ってくる。
平日の、夜の10時過ぎて、高級ホテルの一流レストランで子供誕生会か〜。

我々は、素晴らしい音楽で感激し、おいしい料理で感激し、マエストロ小沢に会った(すれ違った)事に感激し、それらを噛み締めながらゆっくり食事をして23時頃ホテルに戻った。

ああ、いい一日だったな。

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