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2007.05.30

♪③「中央ヨーロッパの旅」:5月8日、ウィーン3日目(ザルツブルグ日帰り)

5月8日(火)、ウィーン3日目。
今日は、日本から予約してザルツブルグ日帰り旅行を計画していた。
バスツアーや鉄道、または飛行機を使用するか、レンタカーを借りて自分で行く方法もある。
一番手軽なバスツアーを考えていたが、ザルツブルグ市内の滞在時間が4時間程度になる事と、バスでの往復の途中で観光が入るものの、バス乗車時間が往復で9時間と予定されていたので却下。
鉄道に乗ってみたかったので、オーストリア鉄道OBBのサイトから時刻表を調べ、ザルツブルグ市内、周辺観光のツアー会社のサイトから時間や内容や価格を調べて自分なりにプランを立てた。
ウィーン在住のS氏の協力をあおぎ、チケットは現地で獲ってもらった現地清算としておいた。

ウィーン西駅発、ザルツブルグ経由チューリッヒ行きの鉄道の2等車の窓側の席を2つ予約しておいた。
早朝7:30Westbahnhof駅発なので、余裕を持ってホテルを6:45に出発。シュテファンプラッツ駅から地下鉄U3を使い、あっという間に駅に到着。まだ30分あるので、両替して食事を確保。
行きの列車の中の様子は、 5/9のブログに書いてあるのでご覧ください。

10:27予定通り正確にザルツブルグ駅へ到着。
誰も案内はいないし、二人旅だが連れは海外が初めて。自分しか頼りにならない。
地図を片手に東西南北を頭に入れて、歩き出す。
目指すは「ミラベル宮殿」。
しばらく歩くと地図に載っているホテルを発見。よかった、この道でいいんだ。
15分程歩くと、ミラベル宮殿が右手に見えて来た。
11:00集合の、最初のツアー、「モーツァルトの軌跡をたどって市内観光」。
日本語のツアーもあるのだが、時間的な事と料金の事も考え、あえて英語ツアーとした。
9人乗りの小さなワンボックスカーのような小型バスに案内された。ノルウェイとドイツからの客と一緒になった。
運転手兼ガイドのお兄さん(エーリッヒだったか名前忘れた)が、陽気に英語とドイツ語で解説して行く。
日本人を乗せた事があるのか、「さむい、さむい」を連発する。
きっと冬に来た日本人が、「寒い、寒い」と言っていたのだろう。
天気がよいので「あつい、あつい」と教えてやったら喜んでいた。途中、少し雨がぱらついた時に「雨、雨」と教えたら、最初「アーメン、アーメン」と聞こえたのか少しいぶかしげだったが、rain=ameと教えたら、「アメ、アメ」と繰り返していた。
ザルツブルグの街自体、特に旧市街は小さいので、慣れていればすべて独自に徒歩で行くところだが、ツアーで連れ回されるのも悪くはなかった。モーツァルトの生家や暮らした家、「Sound of Music」のドレミの歌などで有名なミラベル宮殿など見所はたくさんあるが、とにかく「その場にいる」という事が重要な気がして、あまり細かく見て歩くつもりはなかった。
ビデオで映像は結構撮ったし、写真は人物入りで結構撮ったけれど、建物だけという写真はほとんどない。
あるのは、これだけ。
Mariaこれは、映画『Sound of Music』で主人公マリアとフォン・トラップ大佐が結婚式を挙げた教会での内部、パイプオルガンである。
しかし、この教会はザルツブルグにはない。
車で小一時間程かかるモントゼーという街にある、シュティフト教会。
街はモントゼー湖に寄り添うようにこじんまりとしたもので、この湖が三日月の形をしていることか、「月の湖の教会」という別名もあるようです。
残念ながら内部は改装中のため、半分は工事中の足場や布に覆われていてちょっとがっかりでした。

Montosechurchこれだけじゃあんまりなので、連れの顔がわからない程度に縮小した写真だけ載せましょう。
これが教会の外から見た全体像です。
黄色い壁が印象的な教会でした。
内部は、荘厳なバロック様式でした。

Sartzmozart
写真がたった2枚というのも何なので、おまけ。
ザルツブルグ旧市街の教会前に建つモーツァルト像と私。
ここもすぐ横に工事車が停めてあり、あまり感じは良くなかったので、さぁ〜ッと流すように観光しただけ。


ツアーは前半に「モーツァルトの軌跡を訪ねて」、後半午後2時から6時まではその名もズバリ「Sound of Music Tour」に参加した。後半の方は、大型バス一杯のツアー客。8割はアメリカ人。その他、韓国人とおそらく台湾人に我々日本人2名。その他インド系のどこかの国の人。
よく言われている事だが、映画「Sound of Music」は、オーストリア人やザルツブルグの人にはほとんど知られていない。本拠地ザルツブルグでの初上映後、あまりに人気がなく3日で打ち切りになったというエピソードがある。
オーストリアがナチス・ドイツに併合されたという屈辱の歴史を思い出させる内容である事と、たくさんの風光明媚なロケ地を選んだためストーリーに無理があるため、「うそばかりだ!」と地元の人の反感を買ったらしい。
映画の最後にトラップファミリーがナチスの追ってを逃れて、「歩いて」国境を越えて亡命するシーンがある。
実際、本物のトラップファミリーは亡命してアメリカに渡り幸せに暮らしたのだが、あのシーン、ザルツブルグから歩いて越えた国境は、オーストリア・ドイツ国境なのだ。つまり追っ手のナチスのドイツに逃げて行くという変なシーンなのである。
スイス国境を越えて行くのが本当なのだが、ザルツブルグからスイス国境を徒歩で、しかも子供連れで目指した場合、1週間でも行き着かないというのがザルツブルグの場所である。ドイツ国境ならば車だと30分もかからないくらいの位置である。
まあ、そんなことで、アメリカ人と米国映画の好きな東洋人にしか人気のない映画らしい。

家内は、元々好きだった事と中学校の音楽教師として教材代わりに生徒達に見せていた事から、100回は観ているという。ほとんどのシーン、歌をそらんじている。
私は、「ああ、そういえば、このシーンはこうだったね」という位のもので、思い入れの差はかなりあった。でも、とても楽しく幸せな気分になれるツアーであった。(写真なくて残念)
写真の教会は、後半のツアーでザルツブルグ市街周辺の主要なロケ地を回った後、大きく郊外(ほとんど山を登って行く感じ)に出て、湖の見えるザルツカンマーグート地域に出てからググっと湖畔の街に降りて行く感じであった。初めて来た日本人に撮っては、とても自分たちだけで行ける場所ではなかった。
ツアーガイドのオジさんは、これまた陽気でジョーク好き。客を飽きさせず笑いを取っていた。


ツアー終了後、帰りの列車19:04ザルツブルグ発のICEに乗車し、21:43予定が少し送れてWestbahnhof駅に到着。U3でシュテファンプラッツに戻り、ホテルについたのは22:20近かった。

ーー
オーストリア鉄道とザルツブルグの旅は、この方のHPが充実しています。
http://www.geocities.jp/tabinoshasoukara/austria4.html

Sound of Musicのロケ地の写真が観たい方はこちらのHPが充実しています。
http://www.ne.jp/asahi/sugiyama/sorcer/SoundofMusic.html

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