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2007.05.15

中欧「音楽への旅」9-1:9日目

今日は9日目で実質的最終日。
ピッコロ奏者のスタニスラフ・フィンダ氏と奥さんの志保子さんに会う予定。
昨晩が遅かったので九時に起きだし、朝食は10時少し前から。
プラハ初日にエレベーターで一緒になった老夫婦が隣りのテーブル。とても仲睦まじい。ご主人は90近い感じで、テーブルにつく前にgood morning!とにこやかに挨拶をしてこられた。素敵なカップル。
朝食後うだうだしていたら1030を過ぎたので、計画していたムハ美術館を訪ねる。これが泊まっているホテル・パレス・プラハの真前にあり、玄関から小道を横切るだけ、わずか10秒の距離。期待を上回る展示と、半生を紹介する結構な長さのビデオ映像で楽しめた。ムハというと、アールヌーボーの旗手とかポスター画有名でそんな事くらいしか知らなかったが、ピカソの「青の時代」を思い起こさせるような油絵とか、鉛筆のみの異常な程細かく描かれたデッサンとか新しい発見がたくさんあった。
志保子さんが12時頃会議が終わったら電話をくださるということになっていたので、ホテルの部屋に戻って待つ。まもなく電話があり、ホテルロビーで待ち合わせ。彼女の車でプラハ郊外のご自宅へ。
その後の詳細は帰国後に。
ご自宅で犬と遊び、車でさらに30分程北にあるドボルザークの生家を訪ねる。その後、旧市街の予約してあったコルコブナというスタンダ行きつけのお店へ。
楽しく食事をしていると、スタンダと約束してあったという事で、昨年チェコフィルを引退するまで首席フルートだったヴァーレクさんが我々の食事をしている席に見えた。プラハ音楽院でロマンの先生をしていた人であり、フルート吹きにはよく知られた存在。スタンダが彼のために日本のM社の14K頭部管を二本預かってきていたようであった。
こんなところでお会いできるとは!
志保子さんとスタンダとの食事はとても楽しく、三時間を過ぎ私はビールで眠くなり、スタンダは3リッター程行っていたので、そろそろということになり、ホテルまで送って頂いた。
こんな一介のアマチュア笛吹きに、ただフィンダピッコロを二本持っているだけでこんなに善くしてくださって幸せである。
音楽を通した交流が、必ずしも幸せな関係とは行かないこともあるのに、今回の旅を通してこんなにも恵まれ、こんなにも幸せな時間を過ごせて、本当に感謝感謝である。
人の縁や友情は「計算抜き」で大切にすることで自分が幸せになれる。相手に敬意を払い愛する、つまり「敬愛」に尽きると思う。

楽しすぎた旅も終わりを迎え、明日は帰国である。今回のような旅行はそうそうできるものではないのだが、また近いうちに来たいな。
次回は、デュシャンやフィンダさん達を頼ってプラハに長く逗留して、チェスキー・クロムホルツやピルゼンのピルスナー造醸所など周辺にも行ってみたい。
ハンガリーのソルノクにボルバーラ達を訪ねなくてはならないし、一週間やそこらではすまない感じである。
ああ、いつ来れるんだろう。また来たいな。
また、来よう。さよならプラハ!デュクイ・バム!

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