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2007.05.14

中欧「音楽への旅」8-1:8日目

ついにその日を迎えた。
スメタナホールでスメタナ作曲の「我が祖国」全曲演奏byチェコフィル。
午前中ゆっくりプラハ城へ。12時の衛兵交替を見物。
ここで年の頃、70前後の日本人の親父の言動が気になったのできっちり釘をさしておいた。詳細は帰国後に。(^_-)
城内の大聖堂は「ここは日本のディズニーランドですか?」という長蛇の列だったので速攻で諦め、バロック美術博物館へ。
その後、旧市街へ戻り、時報の仕掛けが有名な天文時計を3時に見物。ちょっと拍子抜け。
日曜だが仕事のあった(医者はどこでも同じだ!)デュシャンと四時にホテルで待ち合わせし、近くの店で軽く食事をする。
いろいろ楽しい会話をして別れる。
ホテルで少し休む。
7時にオンジェがホテルまでチケットを届けてくれる。お土産までもらう。

0720、私はブラックタイで連れは着物に着替えいざ出陣。
ホテルからスメタナホールのある市民会館までゆっくり歩いて5分。
コンサートの事は書きたいことが山ほどあるので、帰国後のお楽しみに。
2000開始のコンサートが終わったのは2200過ぎ。着替えて出てくるロマン達を正面玄関で待つ。最初にオーボエのヤナ、少し遅れてフルートのロマンとファゴットのオンジェが来た。
固い握手と抱擁で再会を喜びあう。徒歩で彼らが予約しておいてくれたレストランへ。クラリネットのボイターは遅れて集合。
彼は彼で、ドボルザークホールで行なわれていた『プラハの春音楽祭、指揮者コンクール』の演奏をプラハ室内管弦楽のメンバーとして終えてきたところ。本選はポーランド人二人と日本人一人の計3人で行なわれたそうで、日本人の指揮者はドイツ留学中なのかドイツ語も上手で指揮もよかった、と言っていた。
後はホルンのバボちゃんがいれば(ベルリンだけど)アフラートゥス・クインテット完成である。
山響音楽監督の飯森さんが二ヵ月程前にドボルザークホールでチェコフィルを振った話(なんでも「のだめカンタービレ」のDVDのための録音とか)や、「炎のコバケン」小林研一郎氏の話など、話題はつきない。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。店も終わりだということで、0時も大きく回ったところでお開き。歩いてホテル前まで送ってもらい、また固い握手と抱擁でお別れ。部屋に戻って時計をみたら、0030を過ぎていた。
あんな世界的な人達と普通の友人のようにお付き合いができるのは本当に夢みたいで幸せなこと。神様に感謝である。
もっと書くこともあるが、今日はピッコロ奏者アンド製作者のスタンダ・フィンダと奥さんでフルート奏者の志保子さんに会うので、この辺で。
楽しい旅もあと一日で終了だ。

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