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2007.02.14

音楽の輪

Iccyu3 この写真、初々しい「中3」の私がフルートを持って写っている。
東北一の都会、S市の中学校に通っていた頃、ブラスバンド部の顧問の先生が私に相談なく応募して来て、イヤも応もなく「出なさい!」と言われた、『何たら青少年コンクールS市予選』。
伴奏をしてくれた同学年の女性は、当時、「オボコ」の私に比べれば大人びていた。
今や、プロのジャズピアニスト。
私が密かに「カッコいい職業」と憧れるもののの一つ、
『ジャズピアニスト 』。
響きが素敵ですね!
そして、ブラバンの先生にそそのかされたか、その伴奏者Iさんの人徳かで応援に来てくれた、全て女性の同級生達。
この中から、もう一人プロの音楽家が生まれている。
バッハ・コレギウム・ジャパンのコンミスをつとめ、オーケストラ・リベラ・クラシカでも活躍しているN.W.さん。
http://www.bach.co.jp/japanese_page_top.htm
http://www.hdm-olc.com/olc/prof/olc.html
ピリオド楽器、オリジナル楽器ともいわれるバイオリンを用い(楽器本体だけではなく、オリジナルにはガットという羊腸を使った弦を用いる)、ノン・ヴィブラートで演奏する、「古楽奏法」というものがあります。
現代楽器と現代奏法を聴き慣れている耳には、最初不思議な響きに聴こえます。
何より、調律がA=442Hzが普通の現代音楽に対して、A=415Hzや430Hzというピッチで演奏するのです。
彼女、その世界では知られた名演奏家である。

フルートの世界では、現代フルートに対して、「フラウト・トラベルソ」という楽器がある。いろいろな種類があるので一概には言えないが、今の世に良く目にするトラベルソは、歌口の孔以外に、指で直接押さえる音孔という穴が7つと右の小指用に一個だけキーが付いて開閉する音孔が一つ付いているだけのシンプルなものである。
これもピリオド楽器に分類できよう。
フルートの世界で、この楽器の演奏で有名なのは、有田正広氏。氏のディスクは何枚か持っている。

驚いたことに、有田氏のお母さんが、上の写真に写っているピアノ伴奏者I嬢のピアノの先生で、有田氏本人は、バイオリニストになったN.W.さんと一緒にレコーディングもしている。
この当時、中3の頃は、二人とも将来そんな共通点を持つようになるとは思ってもいなかっただろう。かたやジャズピアニスト、かたは古楽器のバイオリニストである。
そして、ヘボアマチュア・フルーティストの私。
仲間にしてもらうのはおこがましいけれど、こんな「輪」もある。
今日は、疲れたのでこの辺でやめておくけれど、「音楽の輪」にはたくさん続きがある。

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コメント

トラックバックありがとうございました。ほんとに思いがけない音楽の輪ですね(^o^)/
世界の狭さを感じさせるというよりも、むしろ縁の不思議さを感じます。同時に、本人たちは意識していあにのだろうけれど、指導者がよかったのだろうとも感じます。99を教えてくれた先生のことは、ほとんど覚えていませんが、今日あるのはその先生のおかげ、ということを、この年齢になって痛切に感じますね!

投稿: narkejp | 2007.02.14 21:41

narkejpさん、ありがとうございます。
そうですね、「縁(えにし)」もありますが、先生の存在も大きいです。
そのブラバンの先生が良かったのか、凄かったのか、どうかわかりませんが、「一生懸命」であったことは伝わりました。でも、「スイス製のリコーダー、注文しといたから買うのよ!」とか、時々「?」でしたけどね。昨年、30数年ぶりにお会いしました。
岡山時代の小学校の時の男の音楽の先生は、自分で分数バイオリンを作ったり、指揮棒を削って作ったり、放課後にバイオリンの上手な女の子を音楽室に呼び、ピアノ伴奏しながら私たちに演奏を聴かせてくれたり、そういう行動と思いは子供心に音楽への愛を育んでくれたと思います。今でも感謝しています。

投稿: balaine | 2007.02.15 16:45

最近、古楽ばかり聴いていており、balaineさんの同級生NWさん、有田氏のバッハのCDにも参加している方でしょうか?。バッハの直筆譜やフラウト・トラベルソの丁寧な解説がある、とても興味深い、あのCD。

音楽の先生、中学、高校と思い出深いですが、高校の、バイオリンでも難曲といわれる曲を聴きながら、「むかしは、これくらい楽に弾いていたんだよなぁ。」と、お父様と大喧嘩した挙句、一音楽教師の道を選んだ先生の、寂しげな独り言を思い出してしまいました。

ブラバンの先生や、岡山の先生。そんな先生方と出会うことができた。ご両親にも感謝ですね。

投稿: ふなゆすり | 2007.02.15 21:46

ふなゆすりさん、有田さんたくさんアルバムだしているので、どれかわからないけど、多分「それ」です。
若松夏美さん。
そうですね。仰るように、親に感謝です。
父はいろんなことに興味を持つ人で75を過ぎてアコーディオンを習ったりしていますし、母はかな〜りのオンチで女学校時代同級生に笑われたらしく(今の世ならイジメというのでしょうか)、そのため貧乏しても子供には音楽を習わせようと思ったらしいですからね。

投稿: balaine | 2007.02.16 11:35

「かな〜りのオンチで…」のところは、私も同じなんですが、子供に対してその後が違ってしまいました。。。(+ +;)
無策の親にも拘わらず、<音楽>への憧れは強かったようで、ギターやったり、ボーカルやったり、時々クラブでお皿回してるみたいです。
それになんといっても 嬉しかったのは二人ともオンチじゃなかった!(^_^)v
子供の生き方を自分のコトみたいに楽しめる!これって親の大きな楽しみです。まっ、自分のコトのように心配するってオマケつきですが。。。

投稿: リスペクト | 2007.02.20 17:03

リスペクトさん、ご無沙汰です。
今週、山形で全国学会2つも主催する事務局をしているので、大変です。音楽どころではありません。
最近よく考えるのは、「孝行をしたい時分に、、、」という言葉です。幸い、両親健在です。
法を冒さず公序良俗に反しない行動範囲内なら、親に心配をかけるのも子のつとめ(?)でしょうか。

投稿: balaine | 2007.02.21 10:56

子に心配をかけるのも親のつとめ・・のようです。
最近、母がやらかしたこと、「肩の腱が切れてたって。」(娘・怒)
なに、また、その不正確な情報は・・・。ちゃんと説明しないから、先生も診断がつかなかったんじゃない!。後日談は現在進行中・・・

音楽
チューリップのテープは長男から順に末まで引き継がれました(^-^)、が!、次男が紛失し長男激怒!。そこで、末っ子が現在・地道に収集中。今回、一番聞きたかった曲の1つ(OUR SONG)を発見!、その他も復刻版アルバムを2枚購入したら、あの頃の曲がほぼ揃った。童心に戻ってチューリップを聞く。兄妹での音楽の輪。何処まで甦るか懐かしの曲たち。

投稿: ふなゆすり | 2007.02.23 18:11

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