OSCE参加中
今日は、東京は信濃町の慶應大学医学部に来ています。今は「北里講堂」で講義を拝聴中です。
ふー
OSCEとはObjective Structured Clinical Examinationの略で、日本では「オスキー」とよんでいます。
明治時代から、医学部では「知識を教え過ぎ」と言われていたそうです。言うまでもないことですが、知識は必要です。医学のような技能には理論的背景が必要です。
しかし、最近の医学部では理論、知識はもちろん、医師としての適性や技能(基本的診察法や簡単な皮膚縫合)も教えよう、それを評価して進級、卒業そして国家試験で評価しようという新しく大きな教育改革が始まっています。
評価の方法が公平で客観性の高いものになるように作られ検討され試行されているのが、「オスキー」という訳です。携帯からなので今日は中身は省略します。
オケや演奏会で遊んでばかりいるわけではなく、こういう公務も大学病院勤務医の仕事です。
旅費の援助があるだけ。休日を費やして公務に勤しむことになるのです。
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コメント
ああ あれですよね。私も参加させていただいてる某大学教育推進室から、メールがきていて、今年度は私たちSPが本試験に参加するそうです。なので、SPとしてのフォローアップに参加せねばなりません。しかし、私は今年は遠慮させていただきます。身辺忙しいので(笑)。そういえば、balaineさんの大学のことが話題に出ていましたっけなぁ。。。
投稿: @むーむー | 2006.10.01 09:11
@むーむーさん、お久しぶり!
OSCEは、私は実は5、6年以上前から大学で関与しておりましたが、3年程学外に出ている間に少しわからなくなりました。
「神経系」のステーションの外部評価委員となるための講習会だったのですが、講習を受けた先生方の中にはチェックポイントに「専門家」としての意見、つまり医学部の学生のレベルではない、細かいことをいう人も少なくなく少しがっかりしました。
もちろん、技能、診断技術、手技が大事なことはいうまでもありませんが、それは国家試験に受かり、研修し、専門医を目指し、一生をかけて習得していくものです。
知識と見識のある医学生、医師候補生であることを社会に担保するために行っているOSCEにおいては、「身だしなみ」「口の聞き方」「病者への思いやり」といったものを重視するべきですし、本来そうであったはずなの、「そんなことは当たり前だ」と広く意識改革が浸透した状態なのか、そういうことが軽視され技能検査的になりつつあるのか、ちょっと不安を感じる部分もありました。
でも、私も日々の診療で、キチンと名前を名乗ってアイコンタクトをしながら、優しく思いやりを持って相手に接しているか、というとはなはだ怪しいものです。。。
SP、大変ですが続けて下さいね。より良い医療者を育てる為にもお願いします。
投稿: balaine | 2006.10.01 15:10
こんばんは。たまたまめっけてしまいました♪
で、ものすごく驚いてしまったのですが、事故にあわれたのですか?
ご無事なご様子でしたのでとりあえずは安心しましたが、ひどい目にあいましたね。
みなさん、ご心配なさった事でしょう。お見舞い申し上げます。
投稿: かおる | 2006.10.02 22:50
かおる様、そうえいば、仙台のヤ○ハでピアノを教えている、中学校時代の同級生に、KAORUという人がいたなぁ〜。
怪我は、今ではピアノも弾ける、と思います。
あれ?ここは教えてなかったんでしたっけ。
最近忙しくていろんなことをすぐ忘れるんです。。。(^^;;;;
投稿: balaine | 2006.10.03 16:49