« 吹浦にて(携帯電話から) | トップページ | 明日は豊島公会堂! »

2006.03.12

コンサート大成功!

 夕方5時頃から雪となり、一時強く降りました。
 午後2時からのコンサートは、無事成功し、5時半から「打ち上げ&サヨナラパーティ」が行われました。月山新道が大雪であるだろうこと、明日は通常の仕事があることから、私は、パーティが終わる前にみんなに別れを告げ、会場を後にして帰路につきました。予想通り、月山は大雪で、車はスリップしながら運転でしたが無事到着しました。
 今年の『春のファミリーコンサート』は、「酒田フィル・ソルノク響国際交流演奏会」。さる1月5日にハンガリー国ソルノク市で行われた「合同コンサート」と同じ曲目でしたが、指揮はソルノク交響楽団常任指揮者のバリ・ヨージェフ氏、ピアノはリスト国際コンクールでピアノ部門第3位の実績を持つハンガリー人、ファルカシュ・ガーボル氏でした。
 3/10の遊佐町におけるコンサートは、弦中心の小編成で、素敵な演奏会でた。私のホームステイ先であったフルートのボルバーラのソロで、JSバッハの『管弦楽組曲第2番』もあり楽しいコンサートでした。このコンサートのことは、また別の機会に書きましょう。今日は、今日のこと、です。

 ソルノク市からわざわざ庄内まで来てくれた彼らをもてなすため、毎日、コンサート、リハ以外にも観光やショッピング、ホームステイなどなどたくさんのイベントがあり、本日のコンサートのリハは昨日3/11の午後から夜にかけて行われました。既に、ソルノクでやったとはいえ、指揮者が違い、ピアノコンチェルトのソリストが違い、オケのメンバーもかなり構成が違います。ソルノクから来た30名弱に酒フィルのほぼフルメンバーとトラの方々で、総勢80名超のフルオーケストラ。
311c
311b
311


(写真は3枚とも私の視点から撮っているので、当然私はいません。一枚目は、フルート席から指揮者、ホール方向を見たところ。二枚目は、舞台下手側から管楽器群を見たところ。3枚目は、舞台下手側の客席側からステージを見たところ、です。)
 弦は全員3曲とも乗り番で、管は曲によって乗り番、降り番があります。1曲目の、モーツァルト作曲、歌劇『魔笛』から「序曲」は、ですから通常よりも人数上厚みのある弦なので、逆にまとまりというか統一感にかけるきらいがあります。リハでは、指揮のバリ氏の棒になかなか合わせられず、「?」というところもありましたが、本番はみんなが心を一つにした感じで、なかなかの好演だったと思います。私は、この序曲は降り番でした。フルートのトップはボルバーラで、曲中、軽快なアルペジオのところはさすがの安定感のある演奏でした。
 2曲目の、ショパン作曲ピアノ協奏曲第一番ホ短調。ハンガリー公演時のピアノ奏者であった、藤井亜紀さんがご両親を伴って東京からわざわざコンサートに来て下さるという、大変嬉しいハプニングもありました。本当に偶然なのですが、藤井亜紀さんのお父上が酒田の出身だったのです。ファルカシュ・ガーボル氏は、卓越したテクニックと力強いff、キラキラ光り輝くようなppの高音。ホールが誇る、Steinway & Sonsのフルコンサートピアノが気持ちよくなっていました。藤井さんの、繊細で、甘い、煌めく音色とはまた違ったピアノの美しさを聴かせてくれました。
 ハンガリーから帰国後、私が土曜日の練習に一回しか参加できていませんでした。仕事があったことはもちろん、この冬の大雪で練習に通うのも、一種「命がけ」のような所があったためです。ハンガリー、プラハ、ウィーンを共に旅したフルートパートのYS氏が、「ソルノクから来てもらうのだから、ボルバーラに全曲トップを吹いてもらいましょう。」と言うことでしたので、練習に参加できなかった私に異論はなく、どこか出番があったら吹きます、と言うくらいの気持ちでいたのですが、ある事情もあって、リハが始まる前に、「balaineさん、ショパン吹きませんか?」と言うことになり、ボルバーラと相談して結果、私がトップを吹くことになってしまいました。ハンガリーで一度本番を経験していたとはいえ、その後オケでの練習でピアノと合わせたのは「0」。やはり、リハで音は外すは、ピッチは合わないは、あげくに「入り」を「落とす」は。指揮者のバリ氏も「う〜ん」と渋い顔をしていたように見えました。でも、「折角のチャンス。やるしかない!」と気合いを入れた後半は結構乗ってきました。そして、本日のゲネプロを経て、本番は自分的にはソルノクでの演奏よりいい演奏が出来たように思いました。ボルバーラも喜んでくれ、オーボエのイームレ(あの「強面」と書いた長身の団長)も「あ〜!フルートパートのマエストロ!」とまた私をからかってくれました。結構、満足のいく演奏でした。
 3曲めは、ベートーベン作曲交響曲第5番。通称「運命」です。プロオケでさえ、あの出だしの「ジャジャジャジャーン」は緊張するそうです。この、ココログが故障中(?)だった間に、『balaineのセカンド・ブログ』に書いた「曲紹介」の通りですが、1楽章から4楽章まで通して、この「運命の動機」が繰り返し出てくるのですが、本番が一番良い出来だったと思います。最後の盛り上がり方は、まさに80名のオケが全員一つになった魂の演奏だったと思います。お客さんも喜んで下さったようです。

borbalagabor3/14の東京は池袋の豊島公会堂でのコンサートに行けないYS氏の提案で、コンサート終了後、パーティまでの間に、ボルバーラが東京で演奏する、バルトーク(ハンガリー出身作曲家)の『農民の歌組曲』を聴くことになりました。ピアノはファルカシュ氏、フルート独奏ボルバーラで、ハンガリー民族色豊かなこの素晴らしい演奏を楽しむことが出来ました。Bravo, Borbala !
 この曲は、高木綾子氏が『Earth』というディスクに収録しており、上山の名○荘でのサロンコンサートで、目の前で生演奏を聴いたこともあり、興味があったので楽譜を持っています。これを、また生で聴けるなんて感激でした。3/14にもう一度聴けるので楽しみです。

さて、リハ、ゲネプロ、コンサート、パーティ、そして大雪の中の山越えとかなり無理をした2日間だったので、そろそろ休みましょう。書き忘れたことや補足は明日以降にいたします。

|

« 吹浦にて(携帯電話から) | トップページ | 明日は豊島公会堂! »

コメント

あっ、雪が舞っています。空気冷たいなあとは思っていましたが。こちらも昨日から冬に戻っています。
まずはご成功、おめでとうございます。演奏も上手くいって良かったですね。楽しさ、喜び、緊張、充実感、興奮がよく伝わってきました。
マエストロにリスペクト大盛りで!
明日は東京ですね、バシッとカッコよく決めちゃって下さい!イェ~イ!

投稿: ダブル | 2006.03.13 09:48

ダブルさん、ありがとうございます。
やはり、音楽は、オケは楽しいです!仕事、したくなくなります(それはイカンゾ!)(笑)
あはは、東京では、私は「一観客」ですよ。出演しないのにタキシード着ていく訳には行かないな〜。(笑)v(^^)

投稿: balaine | 2006.03.13 19:02

「あらまっ、瀬名君ばりのタキシード姿・東京編を想像しておりましたのにぃ」
「んもう、ダブルさん、口、上手いんだから~」って、ワタシは誰?ワケ分からん。
しかし、あれですね、ひげ鯨さん、真剣楽しんでますね。微熱どころじゃあないですね。バリバリ本気印の「熱い!」なんだろうなあ。音楽の本来の魅力も当然でしょうが、みんなでヤルっていうのが、すごい魅力なんだろうなあと。ハーモニーは音だけの事じゃあ、ありませんものねえ。

投稿: ダブル | 2006.03.14 00:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74618/9062328

この記事へのトラックバック一覧です: コンサート大成功!:

« 吹浦にて(携帯電話から) | トップページ | 明日は豊島公会堂! »