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2006.01.01

謹賀新年

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ(いつまで続けられるかわかりませんが)よろしくお願い致します。m(_)m

すでにお知らせしておりますように、私は所属するアマオケの『国際交流演奏会』という地元の市と市教育委員会からサポートを受けた旅行に明日から参ります。
成田発が明日の午前中なので、本日中に横浜の実家に行きます。成田エクスプレス一本で成田入り出来るので便利なのです。そのため今朝まで働いておりました。年末など関係なく病気は発生します。一例緊急手術が必要か?という方も来られましたが、保存的治療で改善しておりホッとしました。

実は、医者になって22年。お正月を実家で両親と過ごすのは初めてだということに先ほど気づきました。
考えなくてもわかることですが、両親もそれなりに年老いております。医学部の学生時代には当然のようにお正月は実家におりましたが、医者になってからは正月をゆっくり過ごす事はあまりなく、もちろん正月に旅行などした事もありませんでした。正月を実家で両親と過ごす事に感謝の念など持った事はありませんでした。
最近の大きな事故や事件をみればこそ、正月に実家に行ける幸せというのを噛み締めたいと思っています。

我々医師に盆も正月もないというのは本当で、そのような職業を選択したのだしこれを苦痛と思った事も嫌だと思った事もありませんが、一般の人達とはかなり違った正月の過ごし方をしているのが医療人なのです。医師だけではなく、看護師も放射線技師も検査技師も、その他守衛さんやお掃除のおばさんやエネルギーセンターを管理する人達や、大勢の人がお正月から働いています。
 病気は時、場所を選ばず発生する訳で、病気になられた患者さんが一番大変ではあるけれど、よくよく考えてみれば、いかに「仕事だから」とはいえ、これだけ大勢の人がいるからこそ、病院が運営され急患が発生しても対応出来る訳です。お正月に働いている医師は当然としても、その他のスタッフがいなければ医師だけの力で診療は出来ません。私自身がこれらの人達に感謝の心を持つ事を改めて思うとともに、不幸にも病に倒れた方やその御家族の方も、すこしだけお正月から病院で忙しく働いている人達に思いを馳せてもらってもいいのではないかな〜、と医者の立場から思いました。

 どんな立場の人であれ、周囲に対する感謝の心、相手に対する思いやりの心、これを今年はしっかりと持ちたいと、新年に当たって考えています。

 さて、日本時間で明後日1/3にハンガリーのソルノークに着くまでは国際通信対応携帯電話にも触れないので、ここに記事がいつアップ出来るのか、本当に出来るのか、自分でもわかりません。でも可能なら、簡単にでも演奏旅行の実況中継をしたいと思っています。乞う(少しだけ、、、)ご期待!

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コメント

明けまして おめでとうございます。
今年の初年賀に訪れたところで
そこのお父さんがお祝いにフルートで2曲演奏していただいてきました。
息子がすぐそばで聞く音にすごく感動しておりました。
先生の今年も益々素敵な音色を楽しみに待ってます♪

投稿: 則香 | 2006.01.01 12:14

藤井亜紀さんたちのコンサート「You've got mail #3」を演出しました。「出逢った想い出たち」にコメントいただき、ありがとうございました。ボクの場合、ブログの編集はわかっていませんので、日記風に書いているだけで「ひげ鯨さん」に比べると、お恥ずかしいです。
とにかく、新年。お互いにいい年にしましょう!
まずは、コメントのお礼です。

投稿: まさみ | 2006.01.05 21:56

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