忘年会
世の中、景気回復が思わしくないと言っても、忘年会シーズン突入です。皆さん、酒を飲みます。私も、飲みます。
今日は、勤務する病院の医局の(つまり医者だけの)忘年会です。近く(車で15分位)の温泉旅館に泊まりがけの飲み会です。何でも上杉ゆかりの温泉宿だそうです。
10月にこちらに赴任してから初めての職場での飲み会です。ここはあまりにも田舎で周りにお店が無いので、よほど「飲みに行く」のが好きな方でない限り、仕事帰りにどこかで一杯、という雰囲気がありません。前任地の病院は、12月になると、2つの病棟、ICU、手術室、外来、医局と少なくとも6つは「公式の」忘年会があり、その内3つくらい泊まりがけでした。飲んで帰るのは大変なので(田舎は公共交通機関がありませんからみんな『代行車』になってしまうので)それなら泊まろうよ、となる訳です。
なにせ山形県はすべての市町村に(ちょっと前までは、44市町村と言っていたのですが、合併が進んで今いくつなのか知りません)温泉が出るのです。確か、何年か前の話しでは県内全市町村に温泉があるのは全国でも山形だけ、という話しを 聞いた事があります(今は違うかもしれません)。ですから、温泉旅館泊まりがけの忘年会は非常に盛んです。都会の(酒好き、温泉好きの)人から見れば羨ましい環境でしょうが、普段遊ぶところが無い訳ですからね(自然は一杯ですが)。
海外からの音楽家だけではなく、国内で活躍する音楽家の演奏会で聴きたいものがあってもほとんど行けません。行くときは、かなり無理をする事になります。演奏会は大抵夜なので、その日にどこかに泊まらないと行けません。幸い、両親が横浜、妹家族が23区内に住んでいるので泊めてもらったりはするのですが、年に1回位のことです。
今年、いろいろいい事も悪い事も嬉しい事も嫌な事もありました。まだ20日以上あるのですし、「今年を忘れる」という状態にはなれませんが、鷹山公を始め代々の上杉の殿様も浸かったと言われる湯にゆっくり入ってきましょう。
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