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2005.08.08

携帯電話で画像転送

 4日間の夏休みをとりました。その間、病院ではいろいろありました。緊急患者入院、緊急手術、患者急変などなど。同僚の下の先生(変な言い回しですが)からは、携帯電話でメールが合計8通。電話が4回ありました。
 幸いFOMAが不通にはならない場所だったので連絡は取れましたが、車で移動中や携帯を部屋に置いて行動中には「すぐに」連絡が取れるという訳にはいきませんでした。
 携帯メールは、5年程前から写メやi-shotでCTやMRI、Angioなどの写真を撮影してメールに添付する事を実行しています。主に、「私が」大学の「教授宛に」連絡したり相談したり指示を受けるために使っていますが、今回のように科長である私が休みや出張の時にも威力を発揮します。
 交通外傷で両下腿骨折と頭部打撲、頭蓋骨骨折の患者さんが来ました。最初頭のCTでは頭蓋内に全く血腫はなく、下腿骨折は開放性でもあったので整形外科で緊急手術になりました。整形外科手術終了後、念のために頭のCTを撮ったところ、急性硬膜外血腫が出来ていました。意識は、整形外科の手術のための麻酔終了後のため判定が難しく、状態を報告されても今ひとつイメージが湧きません。下の先生がCTを2枚、携帯メールで送ってきました。それを見てすぐに私は返信しました。
「すぐに手術をすべき。準備をすすめつつ家族を呼んで説明し緊急手術とする事。可能なら副院長に連絡を取って手術を手伝ってもらう事」
結局その通りにすすんで患者さんは術後まだ多少意識が混沌として縛られた手足を「外してください!」と言ってはいるものの運動マヒもなく元気になっています。その他にも治療方針を変更したり決定したりする上で、携帯メールでの画像添付転送は大変役に立ちます。
 私が不在の間、結局急患入院は3名、緊急手術1件、病棟の患者さん急変2件でした。同僚の先生が頑張ってくれたので助かりました。彼が休みを取るときは私が2倍頑張る事になる訳です。

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