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2005.05.12

学会参加

明日から、小倉で日本脳神経外科コングレス総会がある。4年前、うちの教授が会長になり我々も主催者側として準備に奔走した頃がなつかしい。あの頃、私は医局長もしていたので本当に「雑用係」(大事な仕事)で忙しかった。しかも学会開催直前(1週間前)に横浜に住む母親がくも膜下出血で倒れ、緊急手術を受ける事になった。手術前日の夜に最終の新幹線で横浜に行く予定にしていたが、学会準備の大詰めの大詰めで医局長でもあり、何とか仕事を一段落させて他の先生方に頼んで急いで家に帰ったが新幹線には間に合わず、それから自分で運転して横浜まで行った。翌日無事手術が終わって、執刀医に挨拶しとんぼ返りで車を運転して帰った。往復約900km。それまで連日深夜帰りが続いていたが、日本国内の脳神経外科関連学会で2番目に大きな総会であり、緊張感の中で働いていたせいか不思議と疲れは感じなかった。一日で横浜まで往復しても疲労感はなかった。マラソンのゴールまであと2kmくらいに迫ったランナーのような気分だった。
 小倉は福岡県。私の生まれ故郷である。明日の開会式典では、日本脳神経外科学会オーケストラ団の一員として、式典演奏を行う。2つのPlenary sessionで同時通訳担当の仕事もある。仕事が終わればさっさと戻ってこなくてはならない。仕事しにいくのだから当然と言えば当然なのだが、はるばる生まれ故郷に行ってもどこにも寄る余裕は無い。多分、福岡空港ー博多駅ー小倉駅の移動中に、懐かしい生まれ故郷の変わった姿を見て感慨にふけるのが精一杯だろう。
 小倉といえば北九州。昔は八幡製鉄(後の新日鉄)があり、若戸大橋だとか関門海峡だとか家族で車で通った覚えがある。そんな風景を見て歩く時間もまったくないタイトなスケジュールである。せめてしっかり勉強はしなくては。

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コメント

Rom専の読者でそのK在住です。
20年ばかり前に勤務した病院は 中規模の民間病院でしたが
当時にしては早くCTを置き 脳動脈瘤のクリッピングを手がける先生がいらっしゃいました。
当時のICU、ope場、angio room等で仕事をしたので 思い出しながら拝読させて頂いております。

お時間に余裕のないスケジュールかと思いますが 夜の旦過橋付近で おでんでも召し上がって下さいませ。

投稿: みえ | 2005.05.12 16:17

お母様もくも膜下出血だったんですね!
今はお元気ですか?
先生も気をつけなくてはいけません。
自分で自分の手術は出来ませんものね(^_-)

投稿: mayako | 2005.05.12 18:02

みえさん、こっちに戻ってきました。
旦過橋?ってどこですか?わかんなかったな?
ていうか、会場の「西日本総合展示場(?でいいかな?)」とリーガロイヤルホテル以外は、オケのメンバーで懇親会をした伊勢丹近くの居酒屋さんぐらいしか外に出てt内んですよ。残念!!!

mayakoさん、こんにちは。
自分が病気になったら誰に見てもらいたいか。ただ上手いとか優秀だけじゃないですものね。地理的なこと、家族の負担、仕事への復帰など考える事一杯ありますよね。

投稿: balaine | 2005.05.15 16:00

最愛の姉が、本年、初夏にくもまっかになり、スイスから家族で帰国(福岡)”致しましたChunと申します。すぐにスイスに戻れると思っていたのですが、感染を繰り返し、ようやく来年一月に頭蓋形成とシャントを致します。現在は自宅にて療法中なのですが、意識も身体も夢の中という感じです。
そんななか、貴方様の日記を大変、興味深く拝見させて頂きながら、安心したり致しました。
お礼、申しあげます。
お元気で、ご活躍下さいませ。

投稿: Wooja Chun | 2011.12.28 00:12

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