怠慢
4月末の盛岡での学会、連休直前の怒濤の急患、緊急手術、連休、そして先週の小倉での学会、とここのところ落ち着いて「書類」を処理する時間がなかった。いつも書いているように、全くない訳ではない。夜中や休日に出てきて書く事はできる。でも緊急性は無いし心情的にはなるだけ後回しにしたい仕事である(なぜなら、頑張って書いても、喜ぶのは事務だけで、患者さんがすごく助かる訳ではなく私の収入が増える訳でもなく誰からほめられる訳でもない)。
今日は、午後は落ち着いていたので、たまっていた診断書を10通ほど書いた。まだ手術記録も溜まっているが来週末の地元での脳神経外科の検討会のために、この病院に来てから1年半の間のくも膜下出血の治療成績をまとめようと思っている。入院台帳、手術台帳、手術記録などからリストを作った。もう今日は疲れたのでこの辺でやめにして、明日は入院・外来カルテと資料袋を揃えてもらって、一例一例の再検討を行う予定である。
こういう、治療成績の検討というのは自らの診療の反省のためにも大事な事。普段から少しずつやっておけばいいのだが、生来ものぐさで整理整頓ができない性格らしく、追い込まれたり必要に迫られないとやらないのは行けない。
ま、あまり自分を追い込まないようにするのも、ストレスを軽減するためには必要な事であるのだが。
やるときは真面目に、そして適当に不真面目に。Tomorrow is another day !
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