今日もパタパタ
昨日の手術患者さんは70歳台後半という年齢を考慮すれば術後の経過も良好である。術前から腫瘍の圧迫によって記銘力障害(最近のことをすぐ忘れる症状)があったので、昨日手術したことを話しても数時間後にはまた説明しなくては行けないけれど、術後CTは問題なく大きな腫瘍のあったスペースが空洞(といっても髄液や止血のための綿などが入っている)になっていて腫瘍は全摘出され後出血もない。昼から食事も開始した。
昨晩は結局亡くなられた患者さんのお見送りなどもありその後疲れた身体を医局で少し休めて帰ったので、自宅に戻ったのは午前1時半であった。今日は平和な日かな?と思っていたが、89歳の慢性硬膜下血腫が開業医から紹介されてきた。午後緊急手術となる。さらに2週間ほど前に脳幹小脳梗塞で倒れ挿管して人工呼吸器につないでいる患者さんの気管切開もある。この人は全く自発呼吸がなく呼吸器で管理しているので、気管切開と行っても手術場でおこなうことになる。いざという時の人手、対応が迅速にできるからである。
というわけで今日もパタパタ(バタバタはしたくない)している。
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