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2005.03.13

ブラームス交響曲第4番

 昔から(といっても高校生の頃ですが)ブラームスが好きだ。ベートーベンもいいしモーツァルトもいい。ピアノならショパン、ラフマニノフ。たくさん好きな音楽がある。
 ブラームスは、特に医学部受験に失敗した(テニスばっかりやってたから「失敗」と思ってなかったけど)浪人中に毎日のように聴いていた。彼はモーツァルトなどに比べれば長い人生の中で、交響曲は4つしか書かなかった。かなり時間をかけたり書き直したり悩みに悩んで書かれたものが多い。かなり屈折している。シンプルでない。複雑なリズム、拍の変化、主題の変奏などなど、彼の性格とものの考え方を現しているだろう。

 私の所属するアマオケの今年の秋の定期演奏会のメインが、ブラームス交響曲第4番(略称、ブラ4)に決まって昨日初めて全体練習(「初見大会」と呼んでいる)があった。この曲は、結構フルートが活躍し、第4楽章には美しくもの悲しいソロの部分がある。金曜日に18Kのフルートが届いたので、土曜に朝から吹きまくった。
 やはり音の輝き、パワー、遠達性が違うようだ。
 NHK交響楽団の昨年秋の「N響音楽祭」で、ネルロ・サンティ指揮のブラ4がBS−2で放映されたのをたまたまHDDに録画していた。それを再生しながら吹いてみた。その時のN響フルートは神田さん。昨年の夏に少し指導も受けた人である。彼の笛は、パウエルの木製(グラナディラ)で、金や銀の笛にはない美しい響きを聴かせてくれる。録画を見ながら、サンティの指揮にあわせて練習をして「初見大会」に臨んだ。

 練習は、集まりが悪く(コンサート直後の気が抜ける時期で、しかも昨晩は急に吹雪いて天気も悪かった)、弦が極端に少なかったし、コントラバスとトロンボーンは0だった。でもいきなり通し練習。躓くところも多々あったが、問題の第4楽章のソロもなんとか吹けた。後ろに座るクラ奏者(彼も医者だが)から、「お〜、金の音ですか〜」とからかわれた。ホルン奏者も休憩時間に「買ったの?」と近づいてきた。やはり他のパートの人にも違いがわかるらしい。とっても嬉しい気分になる。
 まだ乗り番、降り番が決まったわけではないが、できればブラ4の本番はトップを吹いてみたいな。でも練習でさえも緊張して唇が震えたので、本番なんかできるだろうか、という不安もある。本番の指揮者は、プロの方だし厳しい指導が待っているはず。もう一曲は、ロドリーゴの有名なアランフェス協奏曲で、ギターはなんと福田進一氏を迎えて行うことになっている。こちらも難しいので、降り番でもいいし、2nd Flute & Picc.でもいいかな、、、(ご存じない方のために追記しますと、福田氏は今をときめくギタリスト村治佳織の師匠なのです)

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コメント

balaineさんこんにちは。
はじめてコメントさせていただきます。
とある医療系サイトから飛んできてから毎回の更新を楽しみにしています。脳という精神と身体機能の中枢の座を治療するお仕事に尊敬をしています。そして緊張感のある手技のそれとフルートネタとブロク内容のバランスがいいと思います。
お仕事の大変さや医療についての内容にも考えさせられることがあり勉強させてもらっています。ブラームスのSm4渋いですね、シューマンやシューベルトのSmとともに。
私は音楽大好きなクラシックファンです。

金のフルート入手されて良かったですね、金と言うとジェームス・ゴールウェイを思い出していました、私はステージの手前しか座ったことがありませんのでうらやましいです。本番ではぜひ主席を、そしてお仕事にもご活躍を

投稿: osamu | 2005.03.13 17:20

Osamu-san,
Thank you for your comment. Sorry, but still Japanese letters cannot be handled in this comment response.
I have been writing whatever I have imagined at the moment in this blog, thus your comment of praise is more than I deserve.
Please visit again at your convenience. Bye!

投稿: balaine | 2005.03.13 19:28

はじめまして。ブラームス4番の検索でこちらのblogを発見し、興味深く読ませていただいています。ブラームスの交響曲はどれも好きですが、4番は特別なものがありますね。別の記事で紹介されているクライバー盤も私の愛聴盤の一つですが、刹那的な美しさを持つ名演ですね。TBさせていただきます。

投稿: フンメル | 2005.03.20 01:34

フンメルさん、
 コメント&TBありがとうございます。ユニークな紀行文、後でゆっくり拝見させていただきます。

投稿: balaine | 2005.03.20 08:42

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ミュルツツーシュラーク(Muerzzuschlag)は、オーストリア・シュタイヤマルク州北部の山間の村です。ウィーン南駅からの南方面の特急列車で1時間半の距離。... [続きを読む]

受信: 2005.03.20 01:36

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