春は近い
住んでいる場所によっては日本国内でも既に「春」という所もあるかも知れないが、私の住む街はまだ春には遠い。白鳥はまだ川にたくさんいる。しかし、それでも確実に季節は春に向かっている。
病院の目の前に広がる景色は、ほんの10日ほど前までは一面銀世界であったり吹雪いたりしていたのに、今日あたりは遠くに見える山に積雪があるだけで平野部の雪は日陰の所を除いてほとんど消えている。車の窓が汚れている。黄砂のようである。中国大陸から日本海を越えて降ってくる。雨や雪などの湿った空気が少なくなると黄砂が飛んでくる。春を感じさせる。朝晩は手袋をして通勤していたのだがここ2日ほどはいらない。また寒さはぶり返すと言われているが「もうすぐ春か〜」と何か待ち遠しい。
昨日のオペ患は、術前予想通り右上下肢の運動麻痺が出現しているが意識は極めてはっきりしていて家族もホットされていた。本日のCTでは腫瘍摘出部位の出血もなく造影CTで見る限りは全摘出されている。ただ周囲の脳の腫れ(浮腫、腫脹ともいう)が術前より強いようである。麻痺は、手術時の脳表への腫瘍による圧迫解除をともなうダメージとこの腫れのせいである。脳浮腫を改善する点滴と注射薬を開始した。数日から1週間ぐらいで腫れが引いてくれれば麻痺も改善するだろう。執刀医としても少し安堵の気持ちである。
メールで連絡が入った。注文していた18Kのフルートを発送した、とのこと。ついにP2号ちゃんが私の元にやってくる。総銀のP子ちゃんにとっては若い2号サンが現れたようなもので、しかも本妻?の総銀P子ちゃんはケースにしまっている時間が長くなると思われ悔しい思いをすることになるのかも。でもP2号ちゃんは、若く美しく輝かしくグラマラスでやわらかいのだから仕方ない、、、ごめんね、P子。君の渋さ、味のある、控えめな輝きはそれはそれで好きなんだよ、、、バカか、、、(^^;;;;
春が近いのだろう、、、
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント