今日はパソコンの日、そしてカルロス・クライバーのこと
え?3/16って「パソコンの日」?
というわけではありません。
「臓器移植」を終えて戻ってきた愛機PowerBook G4をネット環境に戻した。
HDを入れ替えしかもバックアップをとってなかったということは、ほとんど新品。
人間にすれば幼稚園児前くらい。成人させるまで、またいろいろデータを入れ躾をしなければ。
幸い、この半年のメール以外には失ったことで人生が変わるほどのことはない。ただし半年の間とはいえ、publicにもprivateにもいろいろあったのだが、それがすべてリセットされてしまった感じだ。
いろいろなサイト(たとえばETC前払いのサイトなど)へのアクセスのためのIDとパスワードも「紙にメモ」せず、マックのStikiesでメモなんかしていたものだから、家に帰ってカード番号やらその他を確かめないとアクセスできない。
仕事の合間に(昼食後)、ア○ゾンから届いたDVDを見た。
昨年亡くなったカルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団によるブラ4。
往年の切れの良さ、洒脱な身体の動き、激しさと軽さの格差は、晩年(1996年)の体力の衰えによるものか、少し輝きを失っていたが、苦悩に満ちた表情、開放感あふれる微笑みと動き、オケを揺り動かし引っ張るパワーは、さすが。「観て」楽しい、感動する指揮者の一人だと思う。
そもそもクラシック音楽は、「聴く」ものだという固定観念があるかもしれないが、オペラはもちろんとして交響曲や室内楽、ソロでも「観る」楽しみという側面は絶対にあると思う。演奏者の身体の動き、表情、指先、そして楽器や衣服の動き、輝きなどといったものはクラシックに限らず、音楽の演奏という、全く同じに再現することは不可能な、「瞬間芸」の中の重要な要素だと思う。もちろん、音、歌そのものが最も重要な瞬間芸であるのだが、それを奏でている「演奏者」というパーソナリティあってこその瞬間再現芸なのだ。
そうでなければ、パソコンに音源を入れて楽譜を再現させればよいことになる。
音を奏でている、その瞬間の、気温、湿度、ホールの大きさ、客の数、演奏者の技量、気合い、体調、こころの動きといったもので、つねに変動するものが「音楽」である。同じカルロス・クライバーが同じバイエルンを率いてブラ4を演奏しても、毎回違いが生じるのが「音楽」である。
今日観た貴重なDVDの映像/音楽から、やはり音楽は「生が一番」だということを再認識した。
生きている、生の、クライバーを観たかった、聴きたかった。。。
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第一回ITを活用した生活習慣病指導のためのテレメンタリング研修会
昨年度、試行的に開催し、大変な好評をいただきました。
今年度は、厚生労働省の後援もいただき、より生活習慣病指導に焦点を当てた研
修会といたしました。
テレメンタリングに関心のある皆様、また、システム構築にあたってのコミュニ
ケーションに関心のある方々のご参加をお待ちしております。
主催 日本遠隔医療学会
後援 厚生労働省
日時 平成18年3月11日(土)9:00-17:00
会場 東京国際フォーラム ガラス棟
対象 医療・保健関係者および生活習慣病指導のためのテレメンタリングに関
心をもち、何らかの経験を有するか、これから実践しようとする者。企業関係者
皆様の参加も歓迎致します。
参加費 5,000円
定員 70名(申し込み先着順)
http://square.umin.ac.jp/jtta/telement/telement.htm
時間講義内容講師
9:00-9:45 生活習慣病の基礎 メタボリックシンドロームとは
木村 穣 関 西医科大学 助教授
9:50-10:35 生活習慣病対策への行政のとりくみ
矢島 鉄也 厚生労働省健康局 生活習慣病対策室長
10:40-11:25 IT活用の生活習慣病指導に利用される機器
鎌田弘之 岩手医科大学 講師
11:30-12:15 テレナースによるメンタリング
亀井智子 聖路加看護大学 助教授
12:15-13:30 昼食
13:30-14:15 テレメンタリング(1) カウンセリング技法
村瀬澄夫 信州大学 教授
14:20-15:05 テレメンタリング(2) メール、データ等を利用した
ストア・アンド・フォワードコミュニケーション技法
佐藤恵美 産業精神保健研究所
15:10-16:15 テレメンタリング(3) TV電話等の映像による
リアルタイムコミュニケーション技法
酒巻哲夫 群馬大学教授
16:20-16:50 知識理解度判定テスト解説および自己採点
16:50-17:00 修了式
遠隔医療学会からのご案内です。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
http://square.umin.ac.jp/jtta/
投稿: メディカルテクニカ | 2006.01.12 16:43