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2005.02.01

継続は力なり

何事も地道に継続する事は口で言うほど容易ではない。
昨日観たマリア・カラスの映画で、監督のフランコ・ゼフィレッリが「特典映像」の中で「日本人の視聴者へメッセージを」と言われて語っていた事が心に残る。(多少言葉が違う恐れはあるが)
「カラスは神が与えてくれた奇跡ではない。持って生まれた声に本人が血の滲むような努力をする事によってカラス本人の中から出て来た才能なのだ」
「努力を続ける事、オペラ歌手に限らず、音楽に限らず、何の道でも継続する事が大切」
「ダ・ヴィンチも言っています、天才とは努力を継続し続ける事の出来る人のこと、と。」
「あなたがピアニストを目指すなら、一日7時間練習しなさい。血の滲むような努力なくして才能の開花はあり得ない」
古今東西、言い尽くされて来ている事ではある。天才は1%の閃きと99%の努力による、と言ったのはエジソンだったかな?
このゼフィレッリのインタビューを観て思わず私は映像に向かって拍手をしてしまった。本編を観た直後だっただけに、彼と生前のカラスとの関係や才能ある人の孤独感などを強く感じた故であろう。

趣味の音楽にしたって、楽しいからやっている訳であるが、とにかく継続するしかない。
仕事に関しては、努力し続けるのは当然。天才脳神経外科医である必要はない。というか、仕事自体がかなり特殊、特別な分野であるので、脳神経外科医として当たり前の仕事を「きちんと」こなせるならば、かなり「天才外科医」に近いと思う。でも天才である必要はない。しかし、努力を継続し続けられる人の事を天才と呼ぶのなら私はなるべくそうありたい。
以前、東大に入る人間とそうでない人間のどこに違いがあるか、というのを誰かから聞いた。別に東大が偉いとか言う風に考える訳ではないが、東大卒の人を何人か知っているので納得できる話しであった。要するに、勉強にしろ調査にしろ、途中で「だめだ、やめた!」となかなか考えない人たちなのだ。自分を信じている、というか自信があるし、物事を継続する力を持っている。継続して来た結果が自信になっているとも言える。東大の人よりもっと頭のいい、真の意味の「天才」はたくさんいるし、僕だって受験生時代、偏差値は東大理科三類以外なら余裕であった。しかし、実際に東大に入って東大を卒業する人たちは、やはり賢いし話しをしてみると頭がいい事がすぐわかるし、ちょっとの事では揺るがない自信と継続する力を皆同じように持っているように感じた。

話しがカラスのことから大分ずれたが、今後もあらゆる事に対して前向きに継続し続けることを心新たに考えさせられた。これが相手が人間となると、なかなか継続力がないのか、、、

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