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2005.01.16

我、日直中なり、、、

昨日、1月15日。少し前までは「成人の日」で国民の祝日であったが、今や単なる土曜日であった。
私は大好きなフルーティスト高木綾子さんが出演する、仙台フィルの第198回定期演奏会を聴くため仙台に出かけた。もう一つ、パールフルートの展示試奏会と無料調整会があったのでこれにまず行った。
昨夏のパールフルートのサマーキャンプで仲良くなった技術者の三ツ石さんと再会。
僕の笛は調整されてバチッと決まった。今までより楽に低音が出る。微妙にタンポの位置や角度がずれていたのであろうか?さすがプロの仕事!
試奏したのは14K、18K、14Kローズゴールドの3本。それぞれに良さがあるが、全体的な音の滑らかさやバランス、各音域すべてでの総合的な安定感はやはり18Kに軍配があがるような気がした。総18Kにすると500万からする。台座やメカを銀にすれば270万円くらいらしい。10Kメッキを追加するという手もあろうし。でも300万円以上する。簡単に考えられる買い物ではない。
担当者に好みを伝えてそれに一番近い18Kが準備されたらまた連絡を貰う事になった。

その後、仙台フィルのコンサート。久しぶりにみる綾子さんは細くまだ若く幼いところも見えながらトップロの風格が漂ってきていた。この辺は私のサイト本編のDiaryに書いたのでこちらでは割愛する。

そして今日は朝8時半から日直。昨日の夜中3時頃に雪の中山形から車で月山道路を越えてきたので疲れが残っている。日直というのは宿直に対して、休日の8時半から17時まで病院全体の仕事をする医師であるが、「本来は」病院全体の仕事、主に入院患者さんの急変であるとか問題に対処するために休みの日であるが病院につめている係のようなものである。しか〜し!ここが問題なのだが、日直や宿直のほとんどの仕事は、救急外来に来る様々な患者さんの診察である。
救命救急センターや救急部の存在しない救急指定病院では、正確には「救急部」や「救急外来」は存在せず正しくは「時間外外来」と呼ぶべきものである。しかるに実態は、救急外来であり、熱を出した乳児、咳の止まらない小児、腰を痛めた青年、お腹の痛い中年婦人、転んで頭を切った壮年男性、昨晩から手がしびれている老婦人、加えて救急車で心筋梗塞疑いの男性、脳卒中疑いの70代女性、交通事故の患者、、、、などなどが容赦なく来る。電話をして相談した上でこられる方、飛び込みでくる方、救急車の患者、情け容赦なし、待ったなし、「働け!働け〜!」である。

頭の事がわかり意識障害がみれる脳神経外科医は、だいたいの疾患におびえる事のないスーパーマンに一番近いかもしれない。でも皮膚科とか一部の整形外科とか耳鼻科とか手を出せない、または手を出さずに専門家に任せた方が患者のため、ということもたくさんある。
いろいろなプレッシャーやストレスを感じながら「笑顔で対応しろ!」と、、
人間が出来ていなくてすみません、、、と言う感じであるが努力は必要、、、
今日もストレスフルな一日が過ぎていく(でも今日はまだ救急車も少なく患者さんも半日で40名行かないくらいなので平和な方である)。
私のように科長で院内でもやや年配の部類に入る医師は、平日の宿直は免除されていて休日の日直だけなので楽をさせてもらっている方である。これでも結構疲れる。得意な脳外科手術をやっている方が精神的にはまだ楽である。

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